処方・薬剤支援を比較

飲み合わせ警告を確認する医師と町の薬局の薬剤師
想像図 (実際の製品画面ではありません)

9 製品の比較表

  • BrainBox CloudII(調剤連携) のロゴBrainBox CloudII(調剤連携)ユヤマ · 服薬支援/調剤国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    4認証と医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • EPARK お薬手帳 のロゴEPARK お薬手帳くすりの窓口 · 服薬支援(電子お薬手帳)国内で使える業務ツール
    料金
    無料
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    0未確認
    詳細確認 2026-10-07
  • kakari(かかりつけ薬局) のロゴkakari(かかりつけ薬局)メドピア · 服薬支援・オンライン服薬指導国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    5確認書類までそろう
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • Musubi(薬局・在庫連携) のロゴMusubi(薬局・在庫連携)カケハシ · 在庫・服薬指導国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    5業界標準
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    0未確認
    詳細確認 2026-10-07
  • Pocket Musubi のロゴPocket Musubiカケハシ · 服薬支援(服薬フォロー)国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • Uber Health(Uber for Business ヘルスケア配車) のロゴUber Health(Uber for Business ヘルスケア配車)Uber · 患者送迎(医療機関手配ライドシェア・米国は処方薬配送も)国内で使える業務ツール(タクシー事業者連携・保険外)
    料金
    従量制 (登録無料・問い合わせ)ほか 1 プラン
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    3査読付き観察研究
    詳細確認 2026-10-07
  • ヤクチエ添付文書 のロゴヤクチエ添付文書メドピア · 処方支援・添付文書検索国内で使える業務ツール
    料金
    無料
    広がり
    3複数・大手導入
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    0未確認
    詳細確認 2026-10-07
  • AiCure のロゴAiCureAiCure · 服薬アドヒアランス(画像認識)海外のみ海外提供のみ(日本未上陸)
    料金
    問い合わせ
    広がり
    3複数・大手導入
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    5RCT・系統的レビュー
    詳細確認 2026-10-07
  • Medisafe のロゴMedisafeMedisafe · 服薬アドヒアランス海外のみ海外提供のみ(日本未上陸)
    料金
    問い合わせ
    広がり
    2導入公表あり
    セキュリティ
    3認証と開示
    エビデンス
    4査読付き前向き・実装研究
    詳細確認 2026-10-07

既定の並びは国内提供 → 名前順で、お金で変わりません。調査時点 2026-10。判定基準

Buying Guide

処方・薬剤支援の選び方

まずここだけ読む

  • 自院が使うツールか、連携先薬局が使うツールかを最初に切り分ける
  • 電子薬歴・服薬フォロー・お薬手帳の契約と費用は基本的に薬局側
  • 海外の服薬アドヒアランス製品は日本未上陸で、今は導入できない

処方の出し間違い、処方どおり飲めているか分からない、門前薬局とのやり取りが電話と FAX のまま — 処方・薬剤支援は、薬まわりの不安と手間を支えるツール群です。

院内で使うツールと、本来は調剤薬局が使うツールが混在しています。後者も、連携先が何を使っているかを知っておくと連携が楽になります。

導入前に確認する 6 つのポイント
  1. CHECK 01

    自院が使うのか、連携先薬局が使うのか

    最初に「誰が使うツールか」を切り分けます。院内で使うのは、添付文書検索や AI 問診からの病名候補提示などの参照ツールが中心です。電子薬歴・服薬フォロー・お薬手帳アプリは調剤薬局が契約・運用するもので、院長が導入を判断する対象ではありません。

  2. CHECK 02

    電子処方箋・マイナポータルとの連携対応

    自院の電子カルテ・レセコンが電子処方箋に対応しているかが基本軸です。薬局側ツールの多くはマイナポータル連携を公表しています (例: kakari、EPARK お薬手帳)。処方データの受け渡しは、デモで画面遷移まで確認してください。

  3. CHECK 03

    服薬フォロー (2020 年義務化) の共有

    服薬フォローは薬局の義務で、クリニックが見るのは共有の仕組みです。2020 年の薬機法改正で、調剤後の服薬期間中フォローが薬局の義務になりました (一般的な制度背景)。結果をトレーシングレポートで共有してくれるかを薬局と確認します。

  4. CHECK 04

    費用は誰が負担するか

    「誰が払うのか」を先に整理します。患者向けアプリや参照アプリには完全無料を明記するものがあります (例: ヤクチエ添付文書)。電子薬歴や薬局 DX サービスの多くは問い合わせ式で、費用を負うのは基本的に契約主体の薬局です。

  5. CHECK 05

    個人情報・要配慮情報の取り扱い

    服薬データは要配慮個人情報を含みます。保存場所・通信の暗号化・第三者提供の有無を確認してください。3 省 2 ガイドライン適合開示書や ISMS 認証 (ISO27001/ISO27017) を掲げるベンダーもあります (例: kakari)。

  6. CHECK 06

    第三者検証の有無

    国内ツールは、効果の検証より現場での定着度で選ぶのが現実的です。導入規模の公表は厚い一方、製品を名指しした査読研究はまだ確認できません。海外の AiCure・Medisafe は査読研究が複数ありますが、日本未上陸です。

うちの場合はどれ? — 状況別の考え方
  • 院内で薬の確認・添付文書参照を手早くしたい

    院内スタッフが無料で使える参照ツールが入り口です。添付文書を識別コードからも引ける薬剤師向けアプリは完全無料を明記しています。導入の公表がまだ少ない〜提供初期の段階のものを含むため、無料・小規模で手触りを確かめてください。

  • 門前・連携薬局との処方箋やり取りを効率化したい

    導入ではなく、薬局が何を使っているかを把握する場面です。1 万店舗超や数百万利用者の導入を公表するサービスを薬局が使っていれば、処方箋の事前送信やお薬情報連携が楽になります。

  • 処方後の服薬状況・フォローまで連携で見たい

    導入主体は薬局なので、連携で何が見えるかを軸に相談します。利用患者 100 万人超を公表する服薬フォローや、全国 1.4 万店超をカバーするとされる電子薬歴なら、フォロー記録の共有が期待できます。

  • 服薬アドヒアランスの先進事例を押さえたい

    研究の裏づけはありますが、日本未上陸で今すぐ導入できる製品ではありません。スマホカメラの画像認識で服薬を確認するプラットフォームなどは、査読研究 (RCT など) を複数持ちます。主用途は臨床試験・製薬で、国内ツールを評価するときのベンチマークになります。

※ 例示は状況に合う製品タイプの一例で、おすすめ順位ではありません。判定根拠は各製品ページで開示しています。

費用の目安

費用は「無料の参照系」「薬局が契約する問い合わせ式」「日本未上陸で価格情報なし」の 3 層に分かれます。

電子薬歴・服薬フォロー・薬局 DX サービスの費用を負担するのは基本的に調剤薬局で、クリニックが直接払うケースは限定的です。

導入の進め方

  1. 1「自院が使うもの」か「連携先薬局が使うもの」かを切り分けます。
  2. 2自院で使う参照系は、無料のものから現場で試します。
  3. 3連携先薬局が何を使い、処方箋送信や情報共有がどこまでできるかを聞きます。
  4. 4電子処方箋の対応を、自院の電子カルテ・レセコンと薬局の両方で確認します。
  5. 5薬局向けツールの費用と契約は薬局の判断。連携面のメリットを軸に協議します。
  6. 6個人情報の取り扱いを書面で確認してから運用を始めます。

規制・診療報酬の注意点

処方・服薬の判断を代替しない業務ツールが中心で、医療機器の承認は基本的に不要です。AI や自動化が出した内容をそのまま確定せず、最終責任は医師・薬剤師が持つ運用が前提です。

算定要件や点数は参照した公開情報に記載がなく、本ガイドでは断定しません。

よくある質問

Q院長が導入するツールですか、それとも薬局のものですか?
A

両方が混在しています。添付文書検索アプリや AI 問診はクリニックで使える参照系、電子薬歴・服薬フォロー・お薬手帳アプリは調剤薬局が契約・運用するツールです。

Q費用はクリニックが負担するのですか?
A

クリニックが直接払うケースは限定的です。参照系のアプリには完全無料を明記するものがあります。電子薬歴や薬局 DX サービスは問い合わせ式で、費用を負うのは基本的に契約主体の薬局です。

Q服薬フォローや電子薬歴を導入すれば診療報酬の加算は取れますか?
A

参照した製品の公開情報には、算定要件や点数の記載がありませんでした (2026 年 6 月時点)。2020 年の薬機法改正による服薬フォローの義務化は制度の背景で、加算の可否は時期・運用で変わります。

Qお薬手帳アプリや服薬データの個人情報は安全ですか?
A

保存場所・暗号化・第三者提供の有無の確認が必要です。服薬データは要配慮個人情報を含みます。LINE など外部基盤を使うなら、個人情報を外部に残さない設計かも書面で確かめてください。

Q海外の AiCure や Medisafe は日本のクリニックで使えますか?
A

どちらも日本未上陸で、今すぐ導入できる選択肢ではありません (2026 年 6 月時点)。AiCure は製薬・CRO 向けの臨床試験アドヒアランス基盤、Medisafe は患者・製薬企業向けの服薬支援プラットフォームです。

最終確認日: 2026-10-07。本ガイドは公開情報と編集部の調査に基づきます。報酬や提携の有無は、並び順・評価に影響しません。

導入の広がり マップ (横軸: セキュリティ または エビデンス)

横軸
保留公開資料で確認できず0不明1基礎の開示1提供初期2医療向けの開示2導入公表あり3認証と開示3複数・大手導入4認証と医療向けの開示4大規模普及5確認書類までそろう5業界標準セキュリティ →導入の広がり →BrainBox CloudII(調剤連携) (ユヤマ) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 認証と医療向けの開示EPARK お薬手帳 (くすりの窓口) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 基礎の開示kakari(かかりつけ薬局) (メドピア) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 確認書類までそろうMusubi(薬局・在庫連携) (カケハシ) — 導入の広がり: 業界標準 / セキュリティ: 基礎の開示Pocket Musubi (カケハシ) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 医療向けの開示Uber Health(Uber for Business ヘルスケア配車) (Uber) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 医療向けの開示ヤクチエ添付文書 (メドピア) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 基礎の開示 (医療情報を扱わない)AiCure (AiCure) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 基礎の開示 (日本未上陸)Medisafe (Medisafe) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)
承認・認証済(SaMD 等)加算 検討対象業務ツール・研究段階・保険外海外のみ破線枠 = 日本未上陸右上の丸 = 医療情報を扱わない製品
位置は出典つきの段階判定で、総合評価ではありません。 セキュリティの段は公開資料で確かめられた範囲です (国の格付けではありません)。判定基準医療情報を扱わない製品 1・日本未上陸 2 製品は、段の物差し (医療情報を扱う IT サービス向けのガイドライン) だけでは測れないことがあります。理由は各製品ページのセキュリティ欄に書いています。

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