処方・薬剤支援
Medisafe
提供: Medisafe·服薬アドヒアランス
- 査読研究 4 件
- 公表導入 1 件
Medisafe (米国) が提供する服薬アドヒアランス・患者エンゲージメントのプラットフォームです。
患者向けスマホアプリで服薬リマインダー・服薬履歴・療法別の教育コンテンツを提供し、生活リズムに合わせて服薬を促します。近年は製薬企業向けにブランド薬の「デジタル服薬コンパニオン」として展開し、リアルワールドの服薬データを提供しています。クリニック単独導入というより、患者・製薬企業向けの消費者アプリ兼患者支援基盤です。患者向けアプリは 2026 年 1 月 1 日から米国外で全面有料になりました。日本未上陸です。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 4 / 5査読付き前向き・実装研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
診察室
この分野が入ると: 処方のときに、飲み合わせの警告が画面に出る姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「診察室」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
6 項目- 生活リズムに適応する服薬リマインダー
- 服薬履歴・アドヒアランスレポート
- 療法別の教育コンテンツ
- 家族・介護者向けの見守り機能Medfriend
- 製薬企業向けデジタル服薬コンパニオンブランド薬ごとの患者支援
- de-identified なコホートレベルの服薬行動インサイト提供
製品概要
Medisafe は服薬リマインダーを中核とする患者向けの服薬管理アプリとして始まり、現在は服薬アドヒアランス・患者エンゲージメントのプラットフォームへと発展している。患者は服薬スケジュールを登録すると生活リズムに合わせたリマインダーを受け取り、家族・介護者を巻き込む見守り機能 (Medfriend) や療法別の教育コンテンツを利用できる。
近年の主軸は製薬企業向けの「デジタル服薬コンパニオン」事業で、ブランド薬ごとに患者の服薬を支援し、de-identified なコホートレベルの行動データを製薬企業に提供する。成果連動型 (服薬アドヒアランス向上に報酬を連動) のパートナーモデルを公表している。
対象は日本のクリニック単独導入というより、患者個人と製薬企業の患者支援プログラムである。多数の学術機関 (Vanderbilt、Brigham and Women's、Nanyang 等) の研究で実世界利用が評価されている一方、特定の電子カルテ連携や日本での提供は公式に確認できない。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外提供のみ(日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- Medisafe を名指しで評価した査読研究が複数存在 (JMIR mHealth uHealth の前向き feasibility RCT、JMIR Human Factors の RCT 派生満足度調査、複数のユーザビリティ評価)。製品そのものを対象とした効果検証 RCT/メタ解析は未確立。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトは既存の hub/copay/患者支援プログラムとの連携を訴求するが、特定の電子カルテ名は明示されていない。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表はありません。患者向けアプリは、2026 年 1 月 1 日から米国外のユーザーは全面有料になりました (Premium は月額 $4.99 または年額 $39.99 と公式ヘルプセンターが告知)。米国内のユーザーの扱いは告知からは確認できていません。製薬企業向けは成果連動 (アウトカムベース) のパートナー契約 (問い合わせ式) です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 製薬企業 25+ 社とのパートナーシップ・累計 13M+ 患者支援を公式サイトが主張 (自社公表値)。独立系 Komodo Health のリアルワールド解析が、Medisafe の生物学的製剤デジタルコンパニオン プログラムの実在と効果を第三者報告している。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。医療情報の保管先は国外と明記、提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Medisafe (Medisafe Inc.)
- 本社
- 米国マサチューセッツ州ボストン (Boston) / イスラエル・ハイファに開発拠点
- 設立
- 2012 年
- 日本での提供
- 日本未上陸。clinic-ai-lab の regulatory 区分は「海外提供のみ(日本未上陸)」。公式サイトは 150+ カ国での提供を主張するが、日本国内のクリニック向け正式提供や日本語対応・日本の規制下での展開は一次資料で確認できなかった (確認できた事実のみ記載)。
- 公表されている導入先
- 製薬企業向けデジタル服薬コンパニオン プログラム (生物学的製剤)出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
法人向けの価格表は公式サイトに掲載されていません。患者向けアプリは、2026 年 1 月 1 日から米国外のユーザーは全面有料になりました (月額 $4.99 / 年額 $39.99、公式ヘルプセンター告知)。米国内のユーザーの扱いは告知からは確認できていません。製薬企業向けは成果連動 (アウトカムベース) のパートナー契約 (問い合わせ式) とされています。
- 公式サイトに公開価格表はありません。
- 製薬企業向けは成果連動 (アウトカムベース) のパートナー契約で、規模・療法に応じた個別見積もりになります。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「導入公表あり」(独立系リアルワールドデータ企業 Komodo Health が、Medisafe の生物学的製剤デジタルコンパニオン プログラム (製薬企業向け実展開) を de-identified Rx クレームで解析し、その実在と効果を第三者報告。製薬パートナー名は非公表だが、商用展開の存在が独立公表されている。累計患者数や 25+ 製薬パートナーは自社公表値のため算入せず保守判定。)。 エビデンス成熟度「査読付き前向き・実装研究」(Medisafe を名指しで評価した査読付き前向き研究が複数 (シンガポール 2 型糖尿病の feasibility RCT、医療過疎層を対象とした RCT 派生の満足度調査)。ただし効果検証は feasibility 規模で臨床アウトカム改善は示されておらず、Medisafe そのものを対象とした効果検証 RCT・メタ解析は未確認のため 5 は付けず保守判定。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Huang 他, JMIR mHealth uHealth 2019 — シンガポールの 2 型糖尿病患者で Medisafe アプリを評価した前向き feasibility RCT (服薬アドヒアランス障壁が有意低下、臨床アウトカム不変) ↗
- 出典: Hartch 他, JMIR Human Factors 2025 — FQHC の医療過疎層を対象に Medisafe を名指し評価した RCT 派生の満足度・ユーザビリティ調査 ↗
- 出典: González de León 他, Aten Primaria 2021 — 服薬アドヒアランス アプリのシステマティックレビューで Medisafe が高品質アプリ上位 (89% の望ましい特性) ↗
- 出典: Komodo Health 公式プレス (2021-06-30) — Medisafe の生物学的製剤デジタルコンパニオン プログラムを Rx クレーム解析、持続率+15%・アドヒアランス+7% ↗
- 出典: PR Newswire (2021-06-30) — 同 Komodo Health 解析の配信版 (Medisafe は当時 7MM+ 患者・40 億回超の服薬を記録と記載) ↗
この製品を対象とした研究・実証
A Smartphone App to Improve Medication Adherence in Patients With Type 2 Diabetes in Asia: Feasibility Randomized Controlled Trial
前向き feasibility RCT (単施設・シンガポール、n=51)Medisafe 群で服薬アドヒアランス障壁 (ASK-12) が有意低下 (mean diff 4.7, P=.01)。受容性・使いやすさは高評価だが HbA1c 等の臨床アウトカムは不変。
PMID: 31516127 ↗Satisfaction and Usability of a Commercially Available Medication Adherence App (Medisafe) Among Medically Underserved Patients With Chronic Illnesses: Survey Study
RCT 介入群派生のサーベイ調査 (FQHC・医療過疎層、n=30)全員 (100%) が家族・友人への推奨に同意、93% がリマインダーの有用性と使いやすさに同意。慢性疾患管理での服薬支援の有用性を示唆。
PMID: 39773694 ↗Mobile applications to improve drug adherence: Review and quality analysis
システマティックレビュー (アプリ品質評価)服薬アドヒアランス アプリ 708 件中の絞り込みで Medisafe が望ましい特性 89%・品質スコア 3.72/5 と上位評価。
PMID: 34139398 ↗Content and Usability Evaluation of Medication Adherence Mobile Applications for Use in Pediatrics
コンテンツ・ユーザビリティ評価研究 (青年・若年成人、n=20)75 アプリ中、Medisafe がエンゲージメント・機能・美観・情報の各サブスケールで最高評価、総合品質でも 1 位。
PMID: 30358863 ↗
公表されている導入実績
- 製薬企業向けデジタル服薬コンパニオン プログラム (生物学的製剤)Komodo Health が de-identified Rx クレームで解析した商用展開プログラム。製薬パートナー名は非公表。持続率+15%・アドヒアランス+7%・非利用者比+5.8% を第三者報告 (2021-06)。出典 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Medisafeの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 保存先が国内法の及ぶ範囲であることの明記 (保存しない製品は不要)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 国外で保管 (米国 (米国ユーザーのデータは米国で処理・保管され得る)) (出典 ↗)
- データの扱い
- 方針はあるが、学習利用には触れていない (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: プライバシーポリシーは米国での保管可と記載。ISO 27001 証明書ページあり (範囲・認証機関は未記載)。SOC 2・HIPAA の明記は開いたページ内に確認できず。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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