MEDICATION

AiCure のロゴ

AiCure

提供: AiCure·服薬アドヒアランス(画像認識)

海外提供のみ(日本未上陸)US
  • 査読研究 4 件
  • 公表導入 3 件
  • 価格非公開

AiCure (米国) が提供する、スマートフォンのカメラと画像認識 (コンピュータビジョン) を用いた服薬アドヒアランス検証プラットフォーム。患者の顔・薬剤・服用行為を視覚的に確認し、ピルカウントや自己申告に頼らず服薬の実施を客観的に把握する。主たる用途は臨床試験 (製薬・CRO) でのアドヒアランス監視・デジタルバイオマーカー収集であり、日常診療向けの院内業務ツールではない。日本未上陸。

製品メディア
AiCure 公式サイトのヒーローセクション。「Pioneers in Verified Medical Adherence」と、製薬・CRO・医療提供者に信頼される H.Code 基盤を掲げ、横顔の人物が顔認識される様子のビジュアルを配置
まずは公式トップページから。「検証された服薬アドヒアランスの先駆者」を掲げ、製薬・CRO 向けの製品だと一目で分かります。背景の顔認識ビジュアルが、カメラと画像認識で服薬を確認するこの製品の中身をよく表しています。出典: 公式サイト (2026-06-12 取得)
事実シグナル
エビデンス成熟度RCT・系統的レビュー(5/5)
市場定着度複数・大手導入(3/5)
規制
海外提供のみ(日本未上陸)
エビデンス
AiCure を名指しで評価した査読研究が複数存在 (Stroke のランダム化比較試験、JMIR mHealth の第2相サブスタディ、Open Forum Infectious Diseases のパイロット研究、PLoS One の費用対効果モデリング)。
連携
スマートフォンアプリ単体で動作し、eCOA/ePRO 機能を内包。臨床試験基盤との連携は公式サイトで詳細未開示のため本項は限定的。
価格開示
公式サイトに公開価格表なし。製薬・CRO 向けのエンタープライズ契約 (問い合わせ式) と見られる。
実績
AbbVie の第2相試験 (査読論文化済) や Syneos Health との戦略的提携 (2019 プレス) が公表されている。公式サイトは『世界トップ10製薬企業のうち7社』『2,200+ サイト・46+ カ国』と謳うが、これはベンダー自己申告で個別の独立出典は未確認。

確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。

製品概要

AiCure は、患者が自分のスマートフォンで服薬する様子をカメラで撮影し、画像認識 (コンピュータビジョン) で『誰が・どの薬を・実際に飲んだか』を視覚的に確認するプラットフォームである。ピルカウントや自己申告といった間接指標に頼らず、服薬の実施を客観的に把握できる点が特徴で、同社は H.Code と呼ぶ AI 基盤上でこれを提供している。

主たる用途は製薬企業・CRO による臨床試験でのアドヒアランス監視であり、加えて顔・音声・発話・動作などの変数からデジタルバイオマーカーや行動表現型を抽出する機能、eCOA/ePRO による参加者回答の収集機能を備える。査読研究でも、抗凝固療法・統合失調症・HCV・結核といった領域で服薬確認に用いられている。

想定顧客は個人クリニックではなく、製薬企業・CRO・公衆衛生機関である。日常診療の院内業務 (予約・問診・カルテ記録) を担う製品ではなく、臨床試験運用を主戦場とするツールであり、日本のクリニック単独導入を想定した製品ではない。

提供企業: AiCure(米国ニューヨーク州ニューヨーク (査読論文の著者所属が New York, NY))

確認できた仕様・提供状況

主要機能

  • スマートフォンカメラ + 画像認識による服薬実施の視覚的確認 (顔・薬剤・服用行為)
  • デジタルバイオマーカー / 行動表現型の抽出 (顔・音声・発話・動作変数)
  • eCOA/ePRO による臨床試験参加者の回答収集
  • アドヒアランスパターンの可視化ダッシュボード (サイト・参加者単位)
  • 臨床試験の早期離脱低減を狙う運用モニタリング

日本展開

日本未上陸。製薬・CRO 向けの臨床試験アドヒアランス基盤であり、日本のクリニックでの日常診療導入を想定した製品ではない (公式サイト・査読研究はいずれも米国を中心とした臨床試験での運用を示す)。日本での提供・薬事ステータスは一次資料で確認できないため記載しない。

価格

公式サイトに公開価格表なし。製薬・CRO 向けのエンタープライズ契約 (問い合わせ式) と見られる。

エンタープライズ (製薬・CRO 向け)

問い合わせ

公式サイトに公開価格表はありません。製薬企業・CRO 単位のエンタープライズ契約で、試験規模に応じた個別見積もりになると見られます。

公式の価格情報 ↗
カテゴリ内の位置

エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」 (AiCure を名指しで評価したランダム化比較試験が存在 (Labovitz 他, Stroke 2017 — 抗凝固療法患者 n=28 の並行群間 RCT、血漿濃度でアドヒアランス改善を確認)。ただし小規模パイロット RCT でありベンダー共著のため、規模・独立性の限界は留保する。第2相サブスタディ・パイロット研究・費用対効果モデリングも別途存在。) × 市場定着度「複数・大手導入」 (AbbVie の第2相試験での使用 (査読論文化) と Syneos Health との戦略的提携 (2019 プレス) が公表され、LA County 公衆衛生局との結核治療連携も査読研究に記載。複数の大手製薬・CRO・公的機関での導入公表に相当。公式が謳う『2,200+ サイト』等は独立出典未確認のため、大規模普及 (level 4 以上) には算入しない。)。

この製品を対象とした研究

  • Using Artificial Intelligence to Reduce the Risk of Nonadherence in Patients on Anticoagulation Therapy

    ランダム化並行群間試験 (パイロット、n=28)脳卒中後の抗凝固療法患者で AiCure 群は血漿濃度ベースのアドヒアランスが対照群比 50% (DOAC では 67%) 改善。スマートフォン操作に不慣れな患者も使用できた。

    PMID: 28386037
  • Use of a Novel Artificial Intelligence Platform on Mobile Devices to Assess Dosing Compliance in a Phase 2 Clinical Trial in Subjects With Schizophrenia

    第2相試験サブスタディ (前向き、AiCure vs mDOT)統合失調症の ABT-126 試験で、AiCure 監視群の薬物動態ベース累積アドヒアランスは 89.7% で mDOT 群 71.9% を上回った (差 17.9%、P=.08)。最長6カ月の使用に耐えた。

    PMID: 28223265
  • Artificial Intelligence Platform Demonstrates High Adherence in Patients Receiving Fixed-Dose Ledipasvir and Sofosbuvir: A Pilot Study

    パイロット研究 (単群、注射薬物使用者の HCV 治療)AiCure による視覚的服薬確認で累積アドヒアランス 91.3%、88.2% が SVR 達成。注射薬物使用 HCV 患者でも高いアドヒアランスを示した。

    PMID: 32818140
  • Cost-effectiveness of artificial intelligence monitoring for active tuberculosis treatment: A modeling study

    費用対効果モデリング研究 (Markov モデル、AiCure vs DOT)LA County の活動性結核治療で AiCure は DOT に対し優位 (低コスト・高 QALY)。確率的感度分析の 93.5% で AiCure が優位と判定。

    PMID: 34288951

公表されている導入実績

  • Syneos Health大手 CRO Syneos Health と臨床試験の患者エンゲージメント最適化に向けた戦略的提携を発表 (2019-11)。出典 ↗
  • AbbVieAbbVie の統合失調症第2相試験 (ABT-126) のサブスタディで AiCure を使用、AbbVie・AiCure 共著で査読論文化 (2017)。出典 ↗
  • Los Angeles County Department of Public Health活動性結核治療の AI 監視について LA County 公衆衛生局と連携、費用対効果モデリング研究として査読論文化 (2021)。出典 ↗

業務フロー上の位置

編集部の検証

この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。

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