受付中補助金
デジタル化・AI導入補助金
正式名称: 中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金 (デジタル化・AI導入補助金2026、旧 IT導入補助金)
クリニックの AI・DX に一番使いやすい国の補助金。医療法人も個人開業医も、従業員 300 人以下の病院も対象。ただし補助が出るのは事務局に登録された製品だけです。
1/2・最大 450 万円 (セキュリティは最大 150 万円)
誰が使えるか
医療法人の診療所
◯対象
個人開業医
◯対象
中小病院
◯対象
公募要領は医療法人を「常時使用する従業員 300 人以下」で対象と明記。個人開業医も対象。2026年10月に足された賃上げの要件は、公募要領で保険医療機関を適用外としている。
補助の中身
- 所管 / 窓口
- 経産省・中小企業庁 (事務局 TOPPAN)
- 補助率
- 通常枠 1/2 (最低賃金に近い職員が多いなど条件で 2/3)。セキュリティ対策推進枠 1/2 (小規模 2/3)。インボイス枠 ソフト 3/4〜2/3
- 上限
- 通常枠 5万〜450万円 (業務の数による)。セキュリティ対策推進枠 5万〜150万円。インボイス枠 350万円
- 締切 / 期限
- いまの回の締切は 2026年10月30日 17:00 (交付決定は 12月10日の予定、導入は 2027年5月末まで)。次の回の日程は未公表。
対象になりうる経費・ツール
- 事務局に登録された AI 問診・予約・自動精算・会計・電子カルテ等のソフトとクラウド利用料 (最大 2 年分)
- 導入の設定・研修・保守サポート
- セキュリティ対策推進枠: IPA「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の利用料 (最大 2 年分)
- インボイス枠: 会計ソフトと、あわせて入れる PC・タブレット・券売機など (ハードだけの申請は不可)
読みどころ
公募要領は IT ツールを「ソフトウェア (AI を含む)」と定義していますが、AI だからといって補助率や対象が変わる規定はありません。AI 問診や AI 音声入力が対象になるかは、その製品が事務局に登録されているかどうかで決まります。
申請には GビズIDプライム (審査に最大 1 か月) と SECURITY ACTION の宣言 (数日) が先に必要です。販売会社と共同で申請し、交付決定を受けてから契約します。
2026年10月9日、事務局は次の回から全職員の 1 人あたり給与を増やす要件を足すと告知しました。ただし公募要領の賃上げ要件は、保険医療機関と保険薬局を適用外としています。保険診療のクリニック・病院には当てはまらないと読めますが、次の回の公募要領で確認してください。
つまずく所
- 交付決定の前に契約・発注した製品は対象外。
- 補助は製品ごとの登録で決まる。販売会社が IT導入支援事業者として登録し、製品も登録されていないと使えない (事務局サイトの「ITツール検索」で確かめられる)。
- 効果報告が最長 3 年度続く。未報告は返還の対象になる。
- 省力化投資補助金のカタログ型と、同じ業務の仕組みに重ねて使うことはできない。