AI 音声入力・カルテ作成を比較

患者と向き合って話す医師と、会話を拾う卓上マイク
想像図 (実際の製品画面ではありません)

27 製品の比較表

  • ALY アシスタント のロゴALY アシスタントALY · ambient scribe/文書生成国内で使える業務ツール/加算検討対象
    料金
    問い合わせ
    広がり
    2導入公表あり
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • AmiVoice iNote のロゴAmiVoice iNoteアドバンスト・メディア · 音声入力/scribe国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • CLINICS AI 文書アシスト のロゴCLINICS AI 文書アシストメドレー · 医療文書作成 AI(紹介状の下書き)国内で使える業務ツール
    料金
    月額 0 円 (税別)ほか 2 プラン
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    4認証と医療向けの開示
    エビデンス
    0未確認
    詳細確認 2026-10-07
  • CLIUS AI(音声入力・SOAP 自動生成) のロゴCLIUS AI(音声入力・SOAP 自動生成)ドーナツ · ambient scribe(電カル内蔵)国内で使える業務ツール/加算検討対象
    料金
    月額 12,000 円〜
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • kanaVo のロゴkanaVokanata 株式会社 · 音声入力/scribe国内で使える業務ツール
    料金
    月額 12,000円 / 年額 120,000円ほか 1 プラン
    広がり
    3複数・大手導入
    セキュリティ
    4認証と医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • medicalforce AI 音声カルテ のロゴmedicalforce AI 音声カルテアトミックソフトウェア · ambient scribe(電カル内蔵・自費診療向け)国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    2導入公表あり
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • medimo のロゴmedimomedimo · ambient scribe国内で使える業務ツール/加算検討対象
    料金
    初期費用 55,000 円(税込) + 月額 22,000 円(税込)〜
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    3認証と開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • MeDiSMa AI Clerk のロゴMeDiSMa AI ClerkMeDiSMa · ambient scribe国内で使える業務ツール/加算検討対象
    料金
    月額 30,000 円〜
    広がり
    2導入公表あり
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07

既定の並びは国内提供 → 名前順で、お金で変わりません。調査時点 2026-10。判定基準

Buying Guide

AI 音声入力・カルテ作成の選び方

まずここだけ読む

  • 自院の電子カルテに貼り付けられるか、デモの画面遷移まで確かめる
  • 精度・時短の公表値は多くが自社調査。自分の外来で数日試して実測する
  • AI の下書きをそのまま確定しない。記載の責任は医師にある

診察のたびにカルテ入力で手が止まる、診療後のカルテ書きで残業になる。AI 音声入力・カルテ作成ツールは、診察中の会話を文字起こしして SOAP 形式の下書きまで作り、この「書く時間」を縮めるカテゴリです。

連携方式・価格は製品ごとに大きく違い、「有名だから」で選ぶと自院のカルテに貼り付けられないことがあります。

導入前に確認する 5 つのポイント
  1. CHECK 01

    電子カルテとの連携方式

    連携方式が自院のカルテと診察の流れに合うかを、デモの実画面で確かめてください。国内製品はコピー&ペースト・QR コード連携・専用デバイス経由の貼り付けが中心で、特定カルテへのネイティブ統合は少数派です。

  2. CHECK 02

    自科の診察スタイルでの認識精度

    公表の精度・時短効果は、多くが自社調査の値です。認識の難しさは診療科と患者層で変わるため、自分の外来 (騒音環境含む) で数日試し、修正の手間まで実測してください。

  3. CHECK 03

    料金体系と利用時間の上限

    常勤医の人数と診察コマ数から月間利用時間を見積もってから比べてください。使い放題と、時間上限つきで超過課金の製品があり、初期費用・最低利用期間・複数医師での利用条件で総額が変わります。

  4. CHECK 04

    録音データの取り扱いとセキュリティ

    録音データの保存場所 (国内/国外)・保存期間・AI の学習への利用・暗号化を、契約前に書面で確認してください。診察会話は要配慮個人情報を含みます。3 省 2 ガイドラインへの対応も判断材料です。

  5. CHECK 05

    第三者検証の有無 — 公表値の根拠を見る

    国内製品のエビデンス成熟度は「ベンダー資料のみ」の段階に集中しています。米国では Abridge や DAX Copilot が RCT まで進んでいます。査読研究がない分、トライアルでの自院実測を検証の代わりにしてください。

うちの場合はどれ? — 状況別の考え方
  • まず低コストで小さく試したい

    公開価格のある定額制から始めると比較が楽です。月額 3 万円前後の使い放題や、利用時間上限つきの月額 1 万円台プランがあります。導入の公表がまだ少ない〜導入先の公表がある段階なので、最低利用期間の短い契約で実測してください。

  • 導入実績の厚さを重視したい

    国内にも市場定着度が「大規模普及」段階の製品があります。全国 1,000 施設超や累計 15,000 ライセンス超を公表する製品で、導入は広い一方、製品を名指しした独立の検証はまだ途上です。導入事例の診療科が自院と近いかを見てください。

  • 電子カルテと一体で完結させたい

    貼り付け操作をなくしたいなら、AI 音声入力・SOAP 生成を内蔵した電子カルテが候補です。カルテごと乗り換える判断になるため、新規開業や乗り換え検討のタイミングに向きます。

  • 海外の到達点を知っておきたい

    米国では Epic ネイティブ統合と査読付き研究・RCT を持ち、研究と導入の両方がそろった製品があります。日本未上陸ですが、国内製品を評価するときのベンチマークになります。

※ 例示は状況に合う製品タイプの一例で、おすすめ順位ではありません。判定根拠は各製品ページで開示しています。

費用の目安

公開価格のある国内製品は月額 12,000 円 (時間上限つき) 〜 48,000 円 (使い放題) で、別途初期費用 50,000〜55,000 円前後の例が複数あります。

大手を含む相当数は問い合わせ式ですが、非公開=高額とは限りません。公開価格帯 (月 1〜5 万円) を目安に見積もりを取り、利用時間上限・初期費用・最低利用期間まで含めた年額で比べてください。

導入の進め方

  1. 1電子カルテ (オンプレ/クラウド・製品名) を確認し、連携方式が合う 2〜3 製品に絞ります。
  2. 2無料トライアルで、実際の診察会話を使って認識精度と修正の手間を数日実測します。
  3. 3録音データの保存先・学習利用の有無・ガイドライン対応を書面で確認します。
  4. 4スタッフを含めた運用 (録音開始の声かけ・患者への説明) を決めます。
  5. 5解約条件・課金単位を確認して契約し、1〜2 か月後に時短効果を振り返ります。

規制・診療報酬の注意点

医療機器としての承認は基本的に不要な「業務ツール」扱いが中心です。ただし記録の最終確認とカルテ記載の責任は医師にあります。AI が生成した下書きをそのまま確定しない運用ルールを、院内で明文化してください。

無床のクリニックで、このツールそのものを評価する点数は確認できていません (令和 8 年度改定の扱いは下の「よくある質問」)。

よくある質問

Q医療機器の認証や承認は必要ですか?
A

医療機器プログラム (SaMD) には該当せず、「業務ツール」として提供されるのが一般的です。ただし生成内容の最終確認責任は医師にあります。

Q導入すると診療報酬の加算は取れますか?
A

無床のクリニックで、このツールそのものを評価する点数は確認できていません。令和 8 年度改定では、主に病院・有床診療所が対象の医師事務作業補助体制加算で、生成 AI 文書作成補助システム等を使うと補助者を 1.2 人または 1.3 人と数えられるようになりました。

Q方言や専門用語はきちんと認識されますか?
A

製品・診療科・患者層で大きく異なります。公表値の多くは自社調査なので、無料トライアルで自院の実際の診察会話を使って実測するのが確実です。

Q診察を録音することについて患者への説明は必要ですか?
A

院内掲示や口頭など、患者に分かる形で知らせる運用が推奨されます。保存先・保存期間・学習利用の有無をベンダーに確認し、説明文面を用意しておくとトラブルを防げます。

Q海外製の Abridge や DAX Copilot は日本で使えますか?
A

いずれも日本未上陸で、国内提供は確認できていません (2026 年 6 月時点)。査読付き研究や大規模導入の公表が進んでおり、効果検証の到達点を知るベンチマークになります。

最終確認日: 2026-06-13。本ガイドは公開情報と編集部の調査に基づきます。報酬や提携の有無は、並び順・評価に影響しません。

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導入の広がり マップ (横軸: セキュリティ または エビデンス)

横軸
保留公開資料で確認できず0不明1基礎の開示1提供初期2医療向けの開示2導入公表あり3認証と開示3複数・大手導入4認証と医療向けの開示4大規模普及5確認書類までそろう5業界標準セキュリティ →導入の広がり →ALY アシスタント (ALY) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 医療向けの開示medicalforce AI 音声カルテ (アトミックソフトウェア) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 医療向けの開示MeDiSMa AI Clerk (MeDiSMa) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 医療向けの開示TXP SpeechER(生成 AI 音声入力カルテ) (TXP Medical) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 医療向けの開示みんなの地域連携室 (エニシア) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 医療向けの開示AmiVoice iNote (アドバンスト・メディア) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 基礎の開示CLINICS AI 文書アシスト (メドレー) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 認証と医療向けの開示CLIUS AI(音声入力・SOAP 自動生成) (ドーナツ) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 医療向けの開示MENTRA (MENTRA) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 医療向けの開示VoiceChart(AI 文章作成支援) (pipon) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 医療向けの開示kanaVo (kanata 株式会社) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と医療向けの開示medimo (medimo) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 認証と開示Heidi Health (Heidi) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Nabla(Ambient Copilot) (Nabla) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)コエカル (ADVATEC) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 医療向けの開示Commure(Augmedix 統合) (Commure) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 医療向けの開示 (日本未上陸)Abridge (Abridge) — 導入の広がり: 業界標準 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Dragon Copilot(旧 DAX Copilot) (Microsoft / Nuance) — 導入の広がり: 業界標準 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Ambience Healthcare (Ambience Healthcare) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)DeepScribe (DeepScribe) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Freed AI (Freed) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Lyrebird Health (Lyrebird Health) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Suki AI (Suki AI) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)TORTUS (TORTUS) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)Nuance PowerScribe(Auto Impression) (Nuance/Microsoft) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 公開資料で確認できず (日本未上陸)Sunoh.ai (Sunoh.ai) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 基礎の開示 (日本未上陸)Tali AI (Tali AI) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 認証と開示 (日本未上陸)
承認・認証済(SaMD 等)加算 検討対象業務ツール・研究段階・保険外海外のみ破線枠 = 日本未上陸
位置は出典つきの段階判定で、総合評価ではありません。 セキュリティの段は公開資料で確かめられた範囲です (国の格付けではありません)。判定基準日本未上陸 14 製品は、段の物差し (医療情報を扱う IT サービス向けのガイドライン) だけでは測れないことがあります。理由は各製品ページのセキュリティ欄に書いています。

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