その他

チョイソコ
提供: アイシン·患者送迎(AI オンデマンド乗合・協賛スポンサー型)
- 査読研究 2 件
- 連携の記載 1 件
- 公表導入 3 件
アイシンが展開する AI オンデマンド乗合送迎サービスです。
電話やネットで予約すると、システムが最適な乗り合わせと経路を計算し、自宅近くの停留所から目的地まで送迎してくれます。クリニックにとっては、エリアスポンサーとして協賛金を出すと自院の前に停留所を設置できる——つまり「来院前の移動インフラ」に能動的に参加できる、国内でも珍しい商用ルートという点が要点です。
- 料金 (公式)
- エリアごとに設定 (例: 1回200円) ほか 1 プラン
- 導入の広がり
- 4 / 5大規模普及
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示
- エビデンス
- 4 / 5査読付き前向き・実装研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
カテゴリ内の位置
同じカテゴリの製品の中での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。段の根拠と出典を見る →
この製品でできること
6 項目- 予約に応じた乗り合わせ・経路の最適化配車電話・オンライン予約
- 自宅近くの停留所から目的地までの停留所方式の乗合送迎
- エリアスポンサー協賛による停留所設置医療機関・商業施設など
- 自治体・地域協議会 + 地元交通事業者が運行主体となる四方良しモデル
- 車内決済はクレジット・電子マネー・QR コード決済に対応TMN 公表
- AI を活用した車内新機能 (忘れ物検知・乗降人数カウント) の実証も進行
製品概要
チョイソコは、アイシンが展開するオンデマンド乗合送迎サービスです。利用者が電話やネットで行き先と希望時間を予約すると、システムが複数の予約を束ねて最適な乗り合わせと経路を計算し、自宅近くの停留所から目的地の停留所まで送迎します。2018年に愛知県豊明市で実証運行が始まり、2021年4月に道路運送法第4条の許可を得て本格運行へ移行、2026年5月時点で全国97市町村・車両288台まで広がったと公式は説明しています。
運行の主体は自治体・地域協議会と地元の交通事業者で、道路運送法の乗合事業として走ります。アイシンはシステム提供と運営支援を担う立場です。つまりクリニックが直接契約する SaaS ではない、という点はまず押さえておきたいところです。
それでもこの製品を「来院前」フェーズに載せているのは、エリアスポンサー制度があるからです。医療機関や商業施設が協賛金 (豊明市の事例で月額3,000〜50,000円と報じられています) を出すと、自院の前に停留所を設置でき、通いの手段を得た高齢の患者さんが定期通院しやすくなります。クリニックが地域の送迎インフラに能動的に参加できる、国内でも珍しい商用ルートです。実際、豊明市では病院・診療所・薬局などの医療機関がスポンサーに名を連ねていると報じられています。
もう一つの特徴は、健康増進の文脈で学術的な検証が行われていることです。埼玉県入間市では埼玉医科大学・小林病院・損害保険ジャパン・市と連携した実証が行われ、チョイソコを用いた外出支援の査読論文が2本公表されています。高齢者の外出機会創出とフレイル予防という、かかりつけ医の関心に直結するテーマです。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 業務ツール(道路運送法 乗合事業・保険外)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- チョイソコそのものを用いた外出支援を評価した査読論文が2本確認できます (埼玉県入間市の実証、埼玉医科大学ら。PMID 36013206・38392108)。介入後の FIM 上昇や利用者の主観的幸福感の改善が報告されていますが、RCT ではなく、アイシン社員が共著に入る産学連携研究である点は踏まえて読んでくださいね。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 電子カルテや医療予約システムとの連携はありません。予約は電話・オンラインで受け付け、車内決済はクレジット・電子マネーに加えて QR・バーコード決済 (楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAY) に対応したと決済事業者 TMN が公表しています。クリニックは SaaS を契約するのではなく、協賛スポンサーとして停留所を置く形で関わります。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- クリニックが関わる場合の費用はエリアスポンサー協賛金で、豊明市の事例では月額3,000〜50,000円と報じられています。利用者運賃はエリアごとに設定され (足立区の実証では1回200円)、自治体向けの導入費用は公開されておらず問い合わせ式です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトの導入エリア一覧に、導入自治体97市町村・車両288台 (2026年5月1日現在) と公表されています。2018年に愛知県豊明市で実証運行が始まり、2021年4月に道路運送法第4条の許可を得て本格運行へ移行したと豊明市が公表しています。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 株式会社アイシン
- 本社
- 愛知県刈谷市
- 設立
- 1949 年
- 日本での提供
- 国内発・国内展開の商用サービスです。2018年に愛知県豊明市で実証運行が始まり、2021年4月に道路運送法第4条の許可を得て本格運行へ移行、2026年5月1日時点で導入自治体97市町村・車両288台と公式が公表しています。医療機器ではなく、道路運送法の乗合事業として自治体・交通事業者が運行する保険外の業務ツールです。
- 連携
- TMN 車載決済端末 (クレジット・電子マネー・QR/バーコード決済: 楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAY)
- 公表されている導入先
- 愛知県豊明市 (チョイソコとよあけ)、埼玉県入間市 (健康増進の実証)、東京都足立区 (チョイソコ×せんじゅ)出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
エリアごとに設定 (例: 1回200円) ほか 1 プラン
クリニックが関わる場合の費用はエリアスポンサー協賛金で、豊明市の事例では月額3,000〜50,000円と報じられています。利用者運賃はエリアごとに設定され (足立区の実証では1回200円)、自治体向けの導入費用は公開されておらず問い合わせ式です。
プラン
エリアスポンサー協賛 (クリニックの参加ルート)
月額 3,000〜50,000円
豊明市の事例
- 協賛金を出すことで自院などの施設に停留所を設置できる枠です。
- 豊明市の事例では病院・診療所・薬局を含む地元事業者がスポンサーとなり、月額3,000〜50,000円の協賛金と報じられています。
- 金額や条件はエリアごとに異なります。
利用者運賃
エリアごとに設定
例: 1回200円
- 運賃は運行エリアごとに自治体・地域協議会側が設定します。
- 東京都足立区の実証 (2025年8月開始) では1回200円・電話またはオンラインで60分前まで予約と公表されています。
自治体・地域向け導入
問い合わせ
公開価格なし — 見積もりで確認
- 公式サイトに導入費用の価格表はありません。
- 地域課題の共有から運行のしくみ決定・会員募集・運行開始まで支援する、問い合わせ式です。
料金のしくみ
費用構造は三層です。(1) クリニックなど地元事業者はエリアスポンサー協賛金 — 豊明市の事例で月額3,000〜50,000円、病院・診療所・薬局を含む約50事業者が協賛 (2020年4月時点) と報じられています。(2) 利用者は乗車ごとの運賃 — エリアごとに設定され、足立区の実証では1回200円です。(3) 自治体側の導入費用は公開されておらず、問い合わせ式です。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
導入の広がりとエビデンスの段階
導入の広がり「大規模普及」(公式サイトの導入エリア一覧に「現在導入自治体は97市町村、車両台数は288台 (2026年5月1日現在)」と明記されており、全国展開級の大規模普及の公表があるため level 4 と判定しています。数千施設規模の業界標準とまでは確認できないため level 5 には該当しません。)。 エビデンス成熟度「査読付き前向き・実装研究」(チョイソコを用いた高齢者の外出支援を前向きに評価した査読論文が2本確認できるため、level 4 (査読付き前向き・実装研究) と判定しています。いずれも埼玉県入間市の実証で、RCT やメタ解析は確認できないため level 5 には該当しません。アイシン社員が共著に入る産学連携研究です。)。
- 出典: Mashimo Y, et al. Synergistic Effect of Motivation for the Elderly and Support for Going out. J Pers Med. 2022 (入間市チョイソコ実証) ↗
- 出典: Tsutsui K, et al. Synergistic Effect of Motivation for the Elderly and Support for Going Out II. Geriatrics (Basel). 2024 (続報・男性高齢者の外出誘導) ↗
- 出典: アイシン公式ニュース (2022-02-04) — 外出機会創出による健康増進効果を検証する実証実験スタート (埼玉県入間市) ↗
- 出典: チョイソコ公式 導入エリア一覧 — 導入自治体97市町村・車両288台 (2026年5月1日現在) ↗
- 出典: 大和自動車交通プレスリリース (2025-07-29) — 足立区「チョイソコ×せんじゅ」実証に運行事業者として参画 ↗
この製品を対象とした研究・実証
Synergistic Effect of Motivation for the Elderly and Support for Going out (J Pers Med. 2022)
前向き実証研究 (埼玉県入間市・70歳以上)チョイソコ導入と外出モチベーション向上策を組み合わせた実証で、介入後に参加者の FIM (機能的自立度評価) スコアが上昇し、チョイソコ利用者では主観的幸福感の改善と1人あたり利用回数の増加が報告されています。一方で男性の参加が少ないという課題も示されました。
PMID: 36013206 ↗Synergistic Effect of Motivation for the Elderly and Support for Going Out II (Geriatrics. 2024)
前向き実証研究 (続報・参加者63人中男性16人)外出につながりにくい男性高齢者に着目した続報です。ゲーム的な嗜好性 (Philanthropist・Achiever・Free Spirit 型) を持つ男性は外出する傾向が示され、男性高齢者を外出に誘導する施策のヒントになる可能性が報告されています。
PMID: 38392108 ↗
公表されている導入実績
- 愛知県豊明市 (チョイソコとよあけ)第1号エリアです。2018年に実証運行を開始し、2021年4月に道路運送法第4条の許可を得て本格運行へ移行したと市が公表しています。市はエリアスポンサーを継続募集しており、協賛者には停留所設置などの特典が用意されています。出典 ↗
- 埼玉県入間市 (健康増進の実証)埼玉医科大学・小林病院・損害保険ジャパン・入間市と連携し、外出機会創出による健康増進効果を検証する実証が行われました。この実証から査読論文2本 (PMID 36013206・38392108) が公表されています。出典 ↗
- 東京都足立区 (チョイソコ×せんじゅ)2025年8月から千住の常東地区で実証運行が始まりました。地域協議会が主体となり、区・アイシン・大和自動車交通グループが連携する体制で、1回200円・44カ所の乗降スポットと公表されています。出典 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。チョイソコの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: 認証 (ISMS 等) は確認できました。足りないのは、認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど) です
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・有効期限 2028-04-19 (登録範囲に LBS製品 を明記。チョイソコの名称は無し)
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: 提供元アイシンの個人情報保護基本方針 (チョイソコ公式サイトのプライバシーポリシーとして掲載)・情報セキュリティのページ・FAQ・自治体公開の会員規約を確認。ISMS はアイシン (DX戦略センター 情報セキュリティ推進部ほか) の登録で、登録範囲に「LBS製品」を含むがチョイソコの名称は無く、アイシンの資料はチョイソコを LBS のサービスに挙げている。保管場所・事故時の連絡手順・国のガイドライン対応の記載は見つからなかった。地域交通サービスで医療情報の扱いは前提外。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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