治療用アプリ (DTx)

CureApp HT(高血圧治療アプリ)
提供: CureApp·治療用アプリ(DTx)
- 査読研究 4 件
- 公表導入 1 件
株式会社 CureApp が提供する高血圧治療補助アプリです。
成人の本態性高血圧症の治療補助を使用目的とする SaMD (プログラム医療機器) で、患者がアプリで学習・血圧記録・生活習慣の実践を行い、医師が診察時に経過を確認して指導する仕組みです。世界で初めて高血圧領域で薬事承認を取得し、日本で保険適用されている治療用アプリで、診察と診察の間の『治療空白期間』に生活習慣修正を支援してくれる位置づけの製品です。患者さん向けアプリの名称は「CureApp 血圧」(App Store 表記は「CureApp 血圧|血圧手帳・CureApp HTアプリ」) で、治療モードと血圧手帳モードの 2 つの使い方があります。医療機器としての販売名は、承認どおり「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」です。
- 料金 (公式)
- プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時は 78 点、月1回) ほか
- 導入の広がり
- 4 / 5大規模普及
- セキュリティ
- 4 / 5認証と医療向けの開示 · 医療機器
- エビデンス
- 5 / 5RCT・系統的レビュー
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
6 項目- 成人の本態性高血圧症を対象とした治療補助SaMD・プログラム医療機器
- 患者アプリでの学習・家庭血圧記録・生活習慣の実践支援
- 医師アプリで血圧推移・行動変化を確認し指導
- 治療経過レポート・療養計画書の自動作成
- 最大 6 か月のプログラム設計
- 医師の処方が必要な保険適用の管理医療機器
製品概要
CureApp HT 高血圧治療補助アプリは、成人の本態性高血圧症の治療補助を使用目的とする SaMD (プログラム医療機器) です。患者はアプリで高血圧についての正しい知識を学び、家庭血圧や生活習慣 (減塩・運動・体重など) を記録・実践します。医師は診察時に血圧推移や行動変化を確認し、アプリの記録に基づいて指導を行います。最大 6 か月のプログラムとして設計されています。
位置づけは、薬物療法や生活習慣修正という基本治療を置き換えるものではなく、診察と診察の間の『治療空白期間』に介入し、生活習慣の修正と定着を後押しする補助ツールです。患者の治療経過レポートや療養計画書を自動で作成する機能を備え、医師の指導を支えます。
もともとは『HERB システム』として臨床試験で検証され、その結果をもとに 2022 年に日本で薬事承認・保険収載されました。高血圧領域で世界初の承認・保険適用となった治療用アプリで、2024 年からは生活習慣指導を強化した『CureApp 血圧チャレンジプログラム』として提供されています。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認・保険収載
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- 製品の基盤である HERB システムを評価した HERB-DH1 が、European Heart Journal に掲載された多施設無作為化比較試験 (RCT) として公表されています。査読付き RCT レベルのエビデンスがあります。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 患者アプリと医師アプリ・家庭血圧計の連携が中心で、医師は経過レポートと療養計画書を確認・作成できます。汎用の電子カルテ連携や公開 API は公式サイトでは確認できませんでした。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格はありませんが、保険適用の診療報酬点数が公開されています。2026 年 6 月 1 日施行の令和 8 年度診療報酬改定で、プログラム医療機器等指導管理料はこれまでの対面 90 点に加え、オンライン診療時の 78 点が新設されました (導入期加算 50 点・特定保険医療材料 7,010 円は変更なし)。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 2022 年 9 月に保険償還され全国の医療機関で処方が始まり、2024 年 4 月には帝人ファーマと共同販促契約を結んで全国普及を進めています。2026 年 6 月 1 日の診療報酬改定ではオンライン診療時の点数が新設され、施設要件も広がりました。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 4 / 5 (認証と医療向けの開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001)・プライバシーマーク を取得、国の安全管理ガイドラインへの対応を明記、二要素認証に対応と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 株式会社 CureApp
- 本社
- 東京都中央区日本橋小伝馬町
- 日本での提供
- 国内で薬事承認 (承認番号 30400BZX00100000、管理医療機器) を取得し、2022 年 9 月から保険適用されている国内製品です。高血圧領域で世界初の承認・保険適用となった治療用アプリと公式は説明しています。
- 公表されている導入先
- 帝人ファーマ (共同販促契約)出典を見る →
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時は 78 点、月1回) ほか
公式サイトに公開価格はありませんが、保険適用の診療報酬点数が公開されています。2026 年 6 月 1 日施行の令和 8 年度診療報酬改定で、プログラム医療機器等指導管理料はこれまでの対面 90 点に加え、オンライン診療時の 78 点が新設されました (導入期加算 50 点・特定保険医療材料 7,010 円は変更なし)。
プラン
保険診療 (診療報酬)
プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時は 78 点、月1回) ほか
- 公式サイトの記載では、導入期加算 50 点 (初回のみ)、特定保険医療材料 7,010 円 (月1回・6 か月限度) で、導入費・維持費はかからないと説明されています。
- 指導管理料のオンライン診療時 78 点は 2026 年 6 月 1 日の診療報酬改定で新設されました。
- 患者負担は保険の自己負担割合に応じます。
料金のしくみ
保険適用の治療用アプリで、公式サイトには診療報酬点数が公開されています。また同改定で、200 床未満の医療機関の施設要件に「生活習慣病管理料Ⅱ」の算定実績が加わり、生活習慣病管理料の療養計画書の患者署名が廃止されるなど、算定の手間が軽くなりました (公式の説明)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「大規模普及」(2022 年 9 月の保険償還以降、全国の医療機関で医師による処方が行われている保険適用済みの治療用アプリです。2024 年 4 月には全国の医薬品・医療機器網を持つ帝人ファーマと共同販促契約を結び、全国展開を進めています。全国規模の普及段階にあると見て 4 と判定しています (具体的な導入施設数の一次資料は未確認のため 5 は付けていません)。)。 エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」(製品の基盤である HERB システムを評価した HERB-DH1 が、390 例・国内 12 施設の前向き無作為化比較試験 (RCT) として European Heart Journal に掲載されています。24 時間自由行動下・家庭・診察室の収縮期血圧がいずれも対照群より有意に低下しました。RCT レベルのため 5 と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Kario 他, Eur Heart J 2021 — HERB-DH1 pivotal RCT (390 例・国内 12 施設・無投薬本態性高血圧) ↗
- 出典: Kario 他, Hypertens Res 2022 — エビデンスに基づく高血圧 DTx 初の SaMD としての総説 ↗
- 出典: Nomura 他, Hypertens Res 2022 — HERB-DH1 データを用いた費用対効果分析 ↗
- 出典: 帝人ファーマ公式プレス (2024-04-23) — 高血圧治療補助アプリの共同販促契約を締結、全国の医療機関へ展開 ↗
- 出典: CureApp 公式プレス (2023-09-26) — 実際に処方された利用患者の降圧効果リアルワールドデータを発表 ↗
この製品を対象とした研究・実証
Efficacy of a digital therapeutics system in the management of essential hypertension: the HERB-DH1 pivotal trial
多施設 (国内 12 施設) 前向き無作為化比較試験 (RCT)無投薬の本態性高血圧患者 390 例を対象に、12 週時点で 24 時間自由行動下・家庭・診察室の収縮期血圧がいずれも対照群より有意に低下しました (群間差はそれぞれ -2.4・-4.3・-3.6 mmHg)。重大なプログラム関連の安全性イベントはありませんでした。
PMID: 34455443 ↗The first software as medical device of evidence-based hypertension digital therapeutics for clinical practice
総説 (SaMD としての承認・保険適用の経緯)HERB-DH1 の結果をもとに、2022 年に日本で高血圧治療アプリとして世界初の承認・保険償還に至った経緯を整理しています。今後の課題として反応する患者の特定や適正使用ガイドラインの必要性を挙げています。
PMID: 36207530 ↗Cost-effectiveness of digital therapeutics for essential hypertension
費用対効果分析 (HERB-DH1 データを用いた Markov モデル)DTx + 通常治療は通常治療単独に比べ ICER が約 120 万円/QALY と算出され、閾値 500 万円/QALY のもとで 87.8% の確率で費用対効果に優れると報告しています。
PMID: 35726085 ↗Home blood pressure-lowering effect of digital therapeutics in hypertension: impact of body weight and salt intake
HERB-DH1 の事後解析 (臨床試験データ)ベースラインの BMI と食塩摂取が高い患者で、DTx 群の朝の家庭収縮期血圧の低下が対照群より大きく、BMI と食塩スコアの双方が改善した患者で最大の降圧が得られたと報告しています。
PMID: 36899182 ↗
公表されている導入実績
- 帝人ファーマ (共同販促契約)2024 年 4 月 1 日付で共同マーケティング・販売委託契約を締結しました。帝人ファーマが全国の医療機関へ情報提供し、採用施設や処方件数の拡大を図ると公式プレスで説明されています。出典 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。CureApp HT(高血圧治療アプリ)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 4 / 5認証と医療向けの開示
4/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: 開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 方針はあるが、学習利用には触れていない (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 表明あり (版の記載なし) (出典 ↗)
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・会社全体の取得・有効期限 2028-10-03 (登録範囲に 治療アプリ事業・医療機関向け治療アプリプラットフォーム事業 を明記)プライバシーマーク ↗登録簿で確認・会社全体の取得・有効期限 2028-03-13 (登録番号 10824574-5、事業者単位)
- 二要素認証
- 提供ありと記載 (出典 ↗)
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: ISMS・プライバシーマークは登録簿で確認 (ISMS の登録範囲に治療アプリ事業を明記)。処方・管理に使う処方プラットフォーム APS について、提供元は「3省2ガイドラインに準拠」「クライアント証明書による2要素認証」と記載 (対象は APS、版の記載なし)。患者向けの個人情報の取扱いに、日記等の入力内容の一部を OpenAI API (米国ほか) へ提供する旨と研究機関への学習研究用データセットの共有が明記されているが、データの保存場所と AI 学習利用の有無は書かれておらず、サイバーセキュリティの連絡先は取扱説明書にヘルプセンターのお問合せフォーム (一般のサポート窓口) とある。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
CureApp HT(高血圧治療アプリ) を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
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