治療用アプリ (DTx)

ENDEAVORRIDE(小児 ADHD DTx)
提供: 塩野義製薬·治療用アプリ(DTx・小児ADHD)
- 査読研究 1 件
- ベンダー実証・調査 1 件
塩野義製薬が提供する小児期 ADHD 向けのデジタル治療補助アプリ (治療用アプリ・SaMD) です。
米国 Akili 社の EndeavorRx を日本・台湾向けに導入したもので、タブレットやスマートフォンで 1 日 1 回約 25 分・6 週間のゲーム形式の課題を続け、不注意などの症状改善を補助します。医師の処方とアクティベーションコードで使う、ポストビジット (受診後の治療継続) フェーズの製品です。
- 料金 (公式)
- 特定保険医療材料 1,450 点 (14,500 円) + B005-14 プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (導入期加算 50 点)
- 導入の広がり
- 1 / 5提供初期
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 医療機器
- エビデンス
- 2 / 5学会発表・症例報告
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
6 項目- 小児期 ADHD の治療補助を目的としたデジタル治療用アプリSaMD
- 1 日 1 回約 25 分・6 週間 (1 サイクル) のゲーム形式の課題
- Akili の SSME (Selective Stimulus Management Engine) 技術を採用
- 二重課題により前頭前野を活性化する設計公式説明
- 医師の処方とアクティベーションコードによる利用
- 汎用の携帯端末 (タブレット・スマートフォン) にインストールして使用
製品概要
ENDEAVORRIDE (エンデバーライド) は、小児期の ADHD (注意欠如多動症) の治療補助を目的としたデジタル治療用アプリ (プログラム医療機器・SaMD) です。米国 Akili, Inc. が開発したビデオゲーム型治療アプリ EndeavorRx を、塩野義製薬が日本・台湾向けの独占的開発・販売権を得て導入しました。患者はタブレットやスマートフォンにアプリをダウンロードし、1 日 1 回約 25 分・6 週間 (1 サイクル) のゲーム形式の課題に取り組みます。
技術的には Akili の SSME (Selective Stimulus Management Engine) を用い、二重課題 (デュアルタスク) を通じて前頭前野を活性化させ、不注意などの症状改善を促す設計だと公式は説明しています。あくまで環境調整や心理社会的治療と併用する「治療補助」の位置づけで、医師の処方とアクティベーションコードを介して使われます。
2025 年 2 月 13 日に国内製造販売承認を取得し、2026 年 6 月 5 日に発売されました。ゲーム形式の治療用アプリが日本で保険適用されたのは本製品が初めてと報じられています。受診後の治療継続 (ポストビジット) フェーズで、外来の処方とセットで使う製品です。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認・保険収載
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- 塩野義が日本で実施した第 3 相試験 (SDT-001、6〜17 歳 164 例) で主要評価項目を達成したと公式発表されています。ただし ENDEAVORRIDE そのものを対象とした原著論文 (査読付き) はまだ確認できず、現時点では学会・公表ベースの結果です。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 電子カルテ連携や API 公開を示す一次情報は確認できませんでした。汎用の携帯端末にインストールして使う、患者主体の治療用アプリです。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- プログラム医療機器として保険適用されており、特定保険医療材料として 1,450 点 (14,500 円)、技術料として B005-14 プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (導入期加算 50 点、初回のみ) が算定されます。算定は患者 1 人につき 2 回が限度です。医師の処方が前提です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 2026 年 6 月 5 日に国内発売されたばかりで、小児 ADHD 治療補助として日本で初めて承認・保険適用された医療機器プログラムです。導入施設名の公表は現時点では確認できていません。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。根拠は「セキュリティ」タブにあります。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 塩野義製薬株式会社
- 本社
- 大阪市
- 日本での提供
- 国内承認済みの製品です。2025 年 2 月 18 日に製造販売承認を取得し (承認番号 30700BZX00033000、一般的名称『注意欠如多動症治療補助プログラム』)、2026 年 6 月 5 日に発売されました。小児 ADHD の治療補助を目的として日本で初めて承認された医療機器プログラムで、ゲーム形式の治療用アプリの保険適用も国内初と報じられています。塩野義製薬が日本・台湾の独占的開発・販売権を保有しています。
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
特定保険医療材料 1,450 点 (14,500 円) + B005-14 プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (導入期加算 50 点)
プログラム医療機器として保険適用されており、特定保険医療材料として 1,450 点 (14,500 円)、技術料として B005-14 プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (導入期加算 50 点、初回のみ) が算定されます。算定は患者 1 人につき 2 回が限度です。医師の処方が前提です。
プラン
保険適用 (医師の処方)
特定保険医療材料 1,450 点 (14,500 円) + B005-14 プログラム医療機器等指導管理料 90 点
導入期加算 50 点
- プログラム医療機器として保険適用されています。
- 算定は患者 1 人につき 2 回が限度です。
- 医師の処方とアクティベーションコードでの利用が前提です。
料金のしくみ
医師の処方が前提の治療用アプリです。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「提供初期」(2026 年 6 月 5 日に国内で発売されたばかりで、小児 ADHD 治療補助として日本で初めて承認・保険適用 (保険償還価格 14,500 円) された医療機器プログラムです。大手製薬企業の塩野義が販売する点は強いシグナルですが、導入施設名 (named customer) の公表は現時点で確認できないため、保守的に提供初期 (level 1) と判定しています。)。 エビデンス成熟度「学会発表・症例報告」(塩野義が日本で実施した第 3 相試験 (SDT-001、6〜17 歳 164 例) で、主要評価項目の ADHD-RS-IV 不注意スコアが通常治療群に対し 6 週時点で有意改善 (p<0.05) し、主目的を達成したと公式に発表されています。ただし ENDEAVORRIDE/SDT-001 そのものを対象とした原著論文 (PMID/DOI) は未確認で、結果は現状ベンダーの公表 (プレスリリース) ベースのため、保守的に level 2 としています。査読付きレビュー (PMID 40935381) は本製品を取り上げていますが原著評価ではありません。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: 塩野義製薬プレスリリース (2024-02-26) — SDT-001 国内第3相試験の良好な結果と製造販売承認申請。164 例、ADHD-RS-IV 不注意スコアで p<0.05 の有意改善 ↗
- 出典: Nishino & Mikami, Brain Nerve 2025;77(9):1015-1021 — ADHD のデジタル治療レビュー (EndeavorRx / 日本では EndeavorRide を取り上げる、PubMed 由来) ↗
- 出典: 塩野義製薬「ENDEAVORRIDE 新発売のお知らせ」 (2026-06-05) — 国内初の小児 ADHD デジタル治療補助アプリ、本日販売開始 ↗
この製品を対象とした研究・実証
デジタル治療用アプリ SDT-001 の国内第3相臨床試験の良好な結果および国内における製造販売承認申請について (塩野義製薬プレスリリース)
国内第 3 相 ランダム化比較試験 (公表ベース、査読付き原著は未確認)6〜17 歳の小児 ADHD 患者 164 例を対象に、主要評価項目の ADHD-RS-IV 不注意スコアのベースラインからの変化量が、SDT-001 群 (1 日 1 回約 25 分を 6 週間) で通常治療群に対し 6 週時点で有意に改善 (p<0.05) し、主目的を達成したと公式発表されています。合計スコア・多動/衝動性スコアの副次評価も有意でした。安全性で問題となる有害事象は認められなかったとのことです。
出典 ↗Digital Therapy for ADHD: Endeavor Ride and the Current Status and Prospects of Next-Generation Therapeutic Apps
総説 (レビュー、日本語、Brain Nerve 2025)FDA と国内で初めて承認されたゲーム型 DTx として EndeavorRx (日本では EndeavorRide) を取り上げ、臨床試験の結果・効果量・安全性・今後の展望を概観したレビューです。本製品そのものを評価した原著研究ではありません。
PMID: 40935381 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。ENDEAVORRIDE(小児 ADHD DTx)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: ISMS・プライバシーマーク、または国が同等とする認証 (SOC 2・ISMAP 等)
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 方針はあるが、学習利用には触れていない (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- 公開資料では確認できず
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: 患者・保護者向けプライバシーポリシー、取扱説明書、よくある質問、医師管理画面の利用規約・プライバシーポリシー、電子添文、アプリストアの掲載を確認した。ポリシーには取得する患者情報の項目と利用目的 (当社・グループ会社の製品開発・研究への利用を含む) の記載があり、取扱説明書にはインシデント発生時に当社や医師から連絡・指示する旨の記載がある。保存場所・AI 学習への利用・国のガイドラインへの対応・MDS/SDS・第三者認証・多要素認証の記載は見つからなかった (医師管理画面はクライアント証明書の認証局運用規定を掲載している)。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
ENDEAVORRIDE(小児 ADHD DTx) を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
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