DIGITAL THERAPEUTICS

ENDEAVORRIDE(小児 ADHD DTx) のロゴ

ENDEAVORRIDE(小児 ADHD DTx)

提供: 塩野義製薬·治療用アプリ(DTx・小児ADHD)

SaMD承認JP
  • 査読研究 2 件
  • 価格情報公開

塩野義製薬が提供する小児期 ADHD 向けのデジタル治療補助アプリ (治療用アプリ・SaMD) です。米国 Akili 社の EndeavorRx を日本・台湾向けに導入したもので、タブレットやスマートフォンで 1 日 1 回約 25 分・6 週間のゲーム形式の課題を続け、不注意などの症状改善を補助します。医師の処方とアクティベーションコードで使う、ポストビジット (受診後の治療継続) フェーズの製品です。

製品メディア
塩野義製薬 医療関係者向けサイトの ENDEAVORRIDE(エンデバーライド)製品ページ上部。「注意欠如多動症治療補助プログラム」のサブタイトルと製品名、製品基本情報・お知らせ・各種コードへのナビゲーション
まずは塩野義製薬の医療関係者向け公式ページから。「注意欠如多動症治療補助プログラム」と銘打たれていて、いわゆる消費者向けアプリではなく、医師が処方して使うプログラム医療機器なのだと分かります。出典: 公式サイト (2026-06-12 取得)
事実シグナル
エビデンス成熟度学会発表・症例報告(2/5)
市場定着度提供初期(1/5)
規制
SaMD承認
エビデンス
塩野義が日本で実施した第 3 相試験 (SDT-001、6〜17 歳 164 例) で主要評価項目を達成したと公式発表されています。ただし ENDEAVORRIDE そのものを対象とした原著論文 (査読付き) はまだ確認できず、現時点では学会・公表ベースの結果です。
連携
電子カルテ連携や API 公開を示す一次情報は確認できませんでした。汎用の携帯端末にインストールして使う、患者主体の治療用アプリです。
価格開示
プログラム医療機器として保険適用され、保険償還価格は 14,500 円、患者の自己負担は原則 3 割と報じられています。医師の処方が前提です。
実績
2026 年 6 月 5 日に国内発売されたばかりで、小児 ADHD 治療補助として日本で初めて承認・保険適用された医療機器プログラムです。導入施設名の公表は現時点では確認できていません。

確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。

製品概要

ENDEAVORRIDE (エンデバーライド) は、小児期の ADHD (注意欠如多動症) の治療補助を目的としたデジタル治療用アプリ (プログラム医療機器・SaMD) です。米国 Akili, Inc. が開発したビデオゲーム型治療アプリ EndeavorRx を、塩野義製薬が日本・台湾向けの独占的開発・販売権を得て導入しました。患者はタブレットやスマートフォンにアプリをダウンロードし、1 日 1 回約 25 分・6 週間 (1 サイクル) のゲーム形式の課題に取り組みます。

技術的には Akili の SSME (Selective Stimulus Management Engine) を用い、二重課題 (デュアルタスク) を通じて前頭前野を活性化させ、不注意などの症状改善を促す設計だと公式は説明しています。あくまで環境調整や心理社会的治療と併用する「治療補助」の位置づけで、医師の処方とアクティベーションコードを介して使われます。

2025 年 2 月 13 日に国内製造販売承認を取得し、2026 年 6 月 5 日に発売されました。ゲーム形式の治療用アプリが日本で保険適用されたのは本製品が初めてと報じられています。受診後の治療継続 (ポストビジット) フェーズで、外来の処方とセットで使う製品です。

提供企業: 塩野義製薬株式会社(大阪市)

確認できた仕様・提供状況

主要機能

  • 小児期 ADHD の治療補助を目的としたデジタル治療用アプリ (SaMD)
  • 1 日 1 回約 25 分・6 週間 (1 サイクル) のゲーム形式の課題
  • Akili の SSME (Selective Stimulus Management Engine) 技術を採用
  • 二重課題により前頭前野を活性化する設計 (公式説明)
  • 医師の処方とアクティベーションコードによる利用
  • 汎用の携帯端末 (タブレット・スマートフォン) にインストールして使用

日本展開

国内承認済みの製品です。2025 年 2 月 13 日に製造販売承認を取得し (承認番号 30700BZX00033000、一般的名称『注意欠如多動症治療補助プログラム』)、2026 年 6 月 5 日に発売されました。小児 ADHD の治療補助を目的として日本で初めて承認された医療機器プログラムで、ゲーム形式の治療用アプリの保険適用も国内初と報じられています。塩野義製薬が日本・台湾の独占的開発・販売権を保有しています。

価格

プログラム医療機器として保険適用され、保険償還価格は 14,500 円、患者の自己負担は原則 3 割と報じられています。医師の処方が前提です。

保険適用 (医師の処方)

保険償還価格 14,500 円 (自己負担は原則 3 割)

プログラム医療機器として保険適用されています。患者負担は原則 3 割と報道されています。医師の処方とアクティベーションコードでの利用が前提です。

公式の価格情報 ↗
カテゴリ内の位置

エビデンス成熟度「学会発表・症例報告」 (塩野義が日本で実施した第 3 相試験 (SDT-001、6〜17 歳 164 例) で、主要評価項目の ADHD-RS-IV 不注意スコアが通常治療群に対し 6 週時点で有意改善 (p<0.05) し、主目的を達成したと公式に発表されています。ただし ENDEAVORRIDE/SDT-001 そのものを対象とした原著論文 (PMID/DOI) は未確認で、結果は現状ベンダーの公表 (プレスリリース) ベースのため、保守的に level 2 としています。査読付きレビュー (PMID 40935381) は本製品を取り上げていますが原著評価ではありません。) × 市場定着度「提供初期」 (2026 年 6 月 5 日に国内で発売されたばかりで、小児 ADHD 治療補助として日本で初めて承認・保険適用 (保険償還価格 14,500 円) された医療機器プログラムです。大手製薬企業の塩野義が販売する点は強いシグナルですが、導入施設名 (named customer) の公表は現時点で確認できないため、保守的に提供初期 (level 1) と判定しています。)。

位置は検証可能な事実の段階判定 (各レベルに出典必須) であり、総合スコアや満足度評価ではありません。 判定基準: エビデンス成熟度 0=未確認〜5=RCT・系統的レビュー / 市場定着度 0=不明〜5=デファクト級判定基準の全文 →

この製品を対象とした研究

  • デジタル治療用アプリ SDT-001 の国内第3相臨床試験の良好な結果および国内における製造販売承認申請について (塩野義製薬プレスリリース)

    国内第 3 相 ランダム化比較試験 (公表ベース、査読付き原著は未確認)6〜17 歳の小児 ADHD 患者 164 例を対象に、主要評価項目の ADHD-RS-IV 不注意スコアのベースラインからの変化量が、SDT-001 群 (1 日 1 回約 25 分を 6 週間) で通常治療群に対し 6 週時点で有意に改善 (p<0.05) し、主目的を達成したと公式発表されています。合計スコア・多動/衝動性スコアの副次評価も有意でした。安全性で問題となる有害事象は認められなかったとのことです。

    出典 ↗
  • Digital Therapy for ADHD: Endeavor Ride and the Current Status and Prospects of Next-Generation Therapeutic Apps

    総説 (レビュー、日本語、Brain Nerve 2025)FDA と国内で初めて承認されたゲーム型 DTx として EndeavorRx (日本では EndeavorRide) を取り上げ、臨床試験の結果・効果量・安全性・今後の展望を概観したレビューです。本製品そのものを評価した原著研究ではありません。

    PMID: 40935381

業務フロー上の位置

編集部の検証

この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。

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