治療用アプリ (DTx)

CureApp SC(ニコチン依存治療アプリ)
提供: CureApp·治療用アプリ(DTx)
- 査読研究 2 件
株式会社 CureApp が提供する、ニコチン依存症の治療用アプリ (DTx) です。
禁煙外来で医師が処方し、患者用アプリ・医師用アプリ・携帯型の呼気一酸化炭素 (CO) チェッカーの 3 点で構成されます。標準的な禁煙治療 (薬物療法とカウンセリング) に上乗せして、通院の合間の治療空白を埋め、禁煙の継続を支える治療フェーズの医療機器です。なお、CO チェッカーの供給遅延による新規処方の停止が報じられており (2024 年 7 月頃〜)、解除の公式告知は 2026 年 10 月時点で確認できていません。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- セキュリティ
- 4 / 5認証と医療向けの開示 · 医療機器
- エビデンス
- 5 / 5RCT・系統的レビュー
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 禁煙外来で医師が処方する治療用アプリDTx
- 患者用アプリ・医師用アプリ・携帯型 CO チェッカーの 3 点構成
- 患者ごとに最適化された日々のガイダンス提供
- 通院の合間の治療空白を埋める介入
- 呼気 CO 濃度の自己測定と診療データの医師側での活用
製品概要
CureApp SC は、ニコチン依存症の「心理的依存」にアプリを通じてアプローチする治療用アプリ (DTx) です。患者のスマートフォンに最適化されたガイダンスを日々届け、通院と通院の間に生じる治療空白を埋めて、考え方や行動の変容を支えると公式は説明しています。
製品は「患者用アプリ」「医師用アプリ」「携帯型呼気一酸化炭素 (CO) チェッカー」の 3 点で構成されます。患者は毎日の呼気 CO 濃度を自分で測って記録し、医師はそのデータを医師用アプリで把握しながら、禁煙外来での標準治療 (薬物療法とカウンセリング) に上乗せして使います。
禁煙外来で医師が「ニコチン依存症」と診断した患者に処方する医療機器で、日本で初めて薬事承認・保険収載された治療用アプリにあたります。治療用アプリ・デジタル療法の保険収載は国内初、禁煙治療に限れば世界初の事例とされています。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認・保険収載
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- 本品そのものを評価した国内第 III 相多施設 RCT が NPJ Digital Medicine に査読付きで掲載されています。先行する前向き単群パイロット試験もあり、エビデンスの質は高い水準です。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 患者のスマートフォンと医師用 PC ソフト、専用 CO チェッカーで完結する構成です。電子カルテとの API 連携については公式サイトで確認できませんでした。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 保険収載されており、医師が処方する形で保険診療として提供されます。公式サイトに自由診療の価格表はありません。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 日本で初めて薬事承認・保険収載された治療用アプリで、2020 年 12 月から全国の禁煙外来で処方可能になりました。具体的な導入施設数の公表は確認できていません。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 4 / 5 (認証と医療向けの開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001)・プライバシーマーク を取得、国の安全管理ガイドラインへの対応を明記、二要素認証に対応と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 株式会社 CureApp
- 本社
- 日本 (東京)
- 日本での提供
- 国内製品です。2020 年 8 月 21 日に薬事承認 (承認番号 30200BZX00271000、一般的名称『禁煙治療補助システム』、管理医療機器・特定保守管理医療機器) を取得し、2020 年 12 月 1 日から保険適用・販売が始まりました。なお、付属の CO チェッカーの供給遅延により新規処方が停止していると報じられました (2024 年 7 月頃〜)。以前は「解除は 2026 年 8 月中旬の見込み」と医療機関が案内していましたが、この見込みは医療機関経由の二次情報で、期限を過ぎた 2026 年 10 月時点でも、解除 (再開) の公式告知は確認できていません (公式サイトの最新情報と FAQ には再開も継続停止も記載がありませんでした)。導入前に提供元へ現況を確認してください。薬事承認・保険収載のステータス自体に変更はありません。
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
保険収載されており、医師の処方による保険診療として提供されます。報道によれば、導入期にあたる準用技術料と材料加算を合わせて 2540 点 (おおむね 25,400 円) が算定されると整理されています。本品を使えるのは、ニコチン依存症管理料の施設基準を地方厚生局に届け出て認められた医療機関です。公式サイトに自由診療向けの価格表はありません。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「導入公表あり」(日本で初めて薬事承認・保険収載された治療用アプリとして 2020 年 12 月 1 日に販売が始まり、全国の禁煙外来 (施設基準を届け出た医療機関) で処方できる形で公表・提供されています。一方で、導入施設数や具体的な医療機関名を網羅した公的な公表は確認できなかったため、保守的に判定しています。)。 エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」(本品 (CureApp Smoking Cessation システム) そのものを対象とした多施設ランダム化比較試験が NPJ Digital Medicine に査読付きで掲載されています。9〜24 週の継続禁煙率が対照群より有意に高く、52 週まで効果が持続したと報告されています。本品を評価した RCT であるため、最も高いレベルと判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Masaki 他, NPJ Digit Med 2020 — CureApp Smoking Cessation システムの多施設 RCT (584 例、継続禁煙率 63.9% vs 50.5%) ↗
- 出典: Masaki 他, JMIR Mhealth Uhealth 2019 — CureApp Smoking Cessation の前向き単群パイロット試験 ↗
- 出典: CureApp 公式プレス (PR TIMES, 2020-12-01) — 世界初のニコチン依存症治療アプリ CureApp SC を本日販売開始、保険適用で医師による処方が始まる ↗
- 出典: 日経 BP Beyond Health (2020-08-24) — CureApp の治療用アプリが国内初の薬事承認を取得 (承認番号 30200BZX00271000) ↗
この製品を対象とした研究・実証
A randomized controlled trial of a smoking cessation smartphone application with a carbon monoxide checker
多施設ランダム化比較試験 (国内第 III 相、584 例)標準治療に CureApp SC を上乗せした介入群は、9〜24 週の継続禁煙率が 63.9% と対照群 (50.5%) より有意に高く (OR 1.73)、9〜52 週でも 52.3% vs 41.5% (OR 1.55) と効果が持続しました。本品に起因する特有の有害事象は報告されていません。
PMID: 32195370 ↗Impact of a Novel Smartphone App (CureApp Smoking Cessation) on Nicotine Dependence: Prospective Single-Arm Interventional Pilot Study
前向き多施設単群介入パイロット試験 (55 例)標準治療に CureApp SC を加えたところ、9〜24 週の継続禁煙率は 64% と高く、脱落も少なく、離脱・渇望症状の改善もみられたと報告されています。後続の RCT につながった先行研究です。
PMID: 30777848 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。CureApp SC(ニコチン依存治療アプリ)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 4 / 5認証と医療向けの開示
4/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: 開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 方針はあるが、学習利用には触れていない (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 表明あり (版の記載なし) (出典 ↗)
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・会社全体の取得・有効期限 2028-10-03 (登録範囲に 治療アプリ事業・医療機関向け治療アプリプラットフォーム事業 を明記)プライバシーマーク ↗登録簿で確認・会社全体の取得・有効期限 2028-03-13 (登録番号 10824574-5、事業者単位)
- 二要素認証
- 提供ありと記載 (出典 ↗)
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: ISMS・プライバシーマークは登録簿で確認 (ISMS の登録範囲に治療アプリ事業を明記)。処方プラットフォーム APS について、提供元は「3省2ガイドラインに準拠」「クライアント証明書による2要素認証」と記載 (対象は APS、版の記載なし)。患者向けの個人情報の取扱いに研究機関への学習研究用データセットの共有が明記されているが、データの保存場所 (添付文書は「データサーバに保存」とのみ記載) と AI 学習利用の有無は書かれておらず、サイバーセキュリティの連絡先は取扱説明書にヘルプセンターのお問合せフォーム (一般のサポート窓口) とある。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
CureApp SC(ニコチン依存治療アプリ) を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
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