治療用アプリ (DTx)

CureApp AUD(HAUDY・アルコール依存症治療補助アプリ)
提供: CureApp(販売: 沢井製薬)·治療用アプリ(DTx・アルコール依存症)
- 査読研究 1 件
- 公表導入 3 件
株式会社 CureApp が開発し、沢井製薬が発売元として販売している、アルコール依存症の飲酒量低減治療補助アプリです (愛称「HAUDY」、販売名は「CureApp AUD 飲酒量低減治療補助アプリ」)。患者さんが毎日アプリで飲酒記録・振り返り・学習に取り組み、医師が診察のたびに医師アプリでその記録を確認して指導する、という使い方の SaMD (プログラム医療機器) です。断酒ではなく「減酒」を治療目標にする患者さんが対象で、内科や一般のクリニックでも処方できる点が特徴とされています。
- 料金 (公式)
- 2,370 円/月 (初月は別途 +150 円、3 割負担の場合) ほか 1 プラン
- エビデンス
- 5 / 5RCT・系統的レビュー
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- 最終確認
- 2026-10-07

この製品のベンダーの方へ: 公式プロフィールを申請 (無料・掲載順や評価は変わりません)
製品の画面 (公式サイトより)

製品概要
CureApp AUD 飲酒量低減治療補助アプリ (愛称 HAUDY) は、アルコール依存症の患者さんの飲酒量低減を目的とした SaMD (プログラム医療機器) です。患者アプリと医師アプリの 2 つで構成され、患者さんは毎日、飲酒の記録・振り返り・セルフケア・学習に取り組みます。医師は 4 週ごとの診察で、医師アプリに自動で反映された患者データを見ながら、励ましや目標の再設定を行います。
位置づけは、心理社会的治療 (疾病教育・目標設定・セルフモニタリングの支援とフィードバックなど) を補助するアプリです。単独で治療するものではなく、医師の診察と組み合わせて使います。断酒を選ぶべき患者さんや入院中の患者さんは、算定要件の対象外です。
2025 年 2 月に製造販売承認を取得し、同年 9 月に保険適用となりました。販売は沢井製薬が担い、製造販売元は CureApp です。処方するには、地方厚生局への施設基準の届出と、アルコール依存症に関する研修を修了した医師 1 名以上の配置が必要です (公式の案内)。
提供企業: 株式会社 CureApp (製造販売元) / 沢井製薬株式会社 (発売元)(東京都中央区日本橋小伝馬町 (CureApp))
確かめられた事実
- 規制
- SaMD承認・保険収載
- エビデンス
- 承認の根拠となった第Ⅲ相の多施設・非盲検ランダム化比較試験 (ALM-003) が、Psychiatry and Clinical Neurosciences 誌に掲載されています。12 週時点で、多量飲酒日数の減少が対照群より大きく、アプリ起因の有害事象は報告されませんでした。
- 連携
- 患者アプリと医師アプリ (Web) の 2 本立てで、医師アプリは処方用の専用システム (APS アプリ処方サービス) から処方コードを発行して使います。汎用の電子カルテ連携や公開 API は、公式サイトでは確認できませんでした。
- 価格開示
- 公式サイトでは、導入に費用はかからず、システム導入費も不要と案内されています。保険診療の中で、特定保険医療材料 7,010 円 (初月から 6 か月)・プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時 78 点)・導入期加算 50 点 (初月のみ) を算定する仕組みです。
- 実績
- 2025 年 2 月 13 日に製造販売承認を取得し、2025 年 7 月 16 日の中医協総会で保険適用が了承され、同年 9 月 1 日に沢井製薬から発売されました。公式サイトには、精神科クリニック・内科クリニック・精神科病院の 3 施設の導入事例が公開されていますが、導入施設の総数は確認できませんでした。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- アルコール依存症の飲酒量低減治療を補助するプログラム医療機器 (管理医療機器、承認番号 30700BZX00034000)
- 患者アプリ: 飲酒記録・目標管理・学習・振り返り・セルフケア (毎日 5〜10 分程度と公式は説明)
- 離脱症状などの体調不良を検知すると受診を勧める機能
- 医師アプリ: 患者データが診察用スライドに自動反映され、診察に活用できる
- 処方は専用システム (APS アプリ処方サービス) で処方コードを発行して行う
- 導入に費用不要、システム導入費も不要 (公式の案内)
日本展開
国内で承認 (承認日 2025 年 2 月 13 日)・保険適用 (2025 年 9 月 1 日) されている国内製品です。アルコール依存症の治療補助アプリとしては国内初の薬事承認と公式は説明しています。
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式サイトでは、導入に費用はかからず、システム導入費も不要と案内されています。保険診療の中で、特定保険医療材料 7,010 円 (初月から 6 か月)・プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時 78 点)・導入期加算 50 点 (初月のみ) を算定する仕組みです。
保険診療 (診療報酬・特定保険医療材料)
特定保険医療材料 7,010 円 (初月から 6 か月) + 指導管理料 90 点 (オンライン 78 点)
医療従事者向けの公式ページでは、特定保険医療材料 7,010 円、プログラム医療機器等指導管理料 90 点 (オンライン診療時 78 点)、導入期加算 50 点 (初月のみ) を算定できると案内されています。7,010 円は 2025 年 7 月 16 日の中医協総会資料にも同額で記載されています。導入に費用はかからないと公式は説明しています。
公式の価格情報 ↗カテゴリ内の位置
エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」(承認時評価資料の第Ⅲ相試験 ALM-003 は、国内 17 施設で行われた多施設・非盲検のランダム化比較試験 (RCT) として Psychiatry and Clinical Neurosciences 誌に掲載されています。主要評価項目の多量飲酒日数 (28 日あたり) の 12 週時点での変化量は、介入群が対照群より 2.79 日大きく減り (95%CI -4.67 〜 -0.90、P=0.004)、アプリ起因の有害事象はありませんでした。RCT のため 5 と判定しています。なお対照群は飲酒記録のみのアプリで、プラセボではない点は割り引いて読む必要があります。) × 市場定着度「複数・大手導入」(2025 年 9 月 1 日に保険適用で発売され、全国の医薬品・ジェネリック流通を持つ沢井製薬が発売元です。公式サイトには、精神科クリニック・内科クリニック・精神科病院の 3 施設が実名・取材日付きの導入事例として掲載されています。導入施設の総数は公表が見つからなかったため、4 は付けていません。)。
2軸マップ — 治療用アプリ (DTx)
判定済 9 / 9 製品
この製品を対象とした研究・実証
Efficacy and safety of a digital therapeutic for alcohol dependence: A multicenter, open-label, randomized controlled trial (ALM-003)
多施設・非盲検ランダム化比較試験 (介入 136 例 / 対照 142 例を解析、24 週)ベースラインの多量飲酒日数は 28 日あたり約 23 日でした。12 週時点の減少は介入群 -12.2 日・対照群 -9.5 日で、群間差は -2.79 日 (95%CI -4.67 〜 -0.90、P=0.004) でした。有害事象は両群で約 33% あり、アプリが原因とされたものはありませんでした。対照群は飲酒記録のみのアプリを使っています。
PMID: 40719411 ↗
公表されている導入実績
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは導入施設の医療従事者によるもので、編集部が施設・実導入を検証しています。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー §13に従います。★は実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠とは連動しません。
安全管理の開示
製品の良し悪しの点数ではありません。CureApp AUD(HAUDY・アルコール依存症治療補助アプリ)の提供元が、患者さんの情報を守る仕組みを 公式にどこまで開示しているかを、出典付きで並べています。
この製品の開示状況は、編集部でまだ確認できていません。下の項目をそのまま資料請求の質問欄に貼ると、 他社と同じ条件で比べられます。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
同じカテゴリの製品
掲載順は評価順ではありません (国内提供 → 五十音/アルファベット順)。
掲載情報は調査時点の公開情報に基づきます。製品仕様・規制ステータスの変更は随時更新します。 掲載ロゴは各社の商標であり、各社・各製品を識別する目的で使用しています (出典: 各社公式サイト)。 本ページには資料請求の取次・アフィリエイトなど報酬が発生する導線が含まれる場合がありますが、報酬や提携の有無は評価・掲載順位に一切影響しません (編集ポリシー)。