CLINICAL DECISION

Bayesian Health(敗血症早期警告) のロゴ

Bayesian Health(敗血症早期警告)

提供: Bayesian Health·異常値検知・早期警告

海外承認のみ(FDA・日本未上陸)US
  • 査読研究 2 件
  • 連携: Epic / Cerner
  • 公表導入 2 件
  • 価格非公開

Bayesian Health (米国) のリアルタイム臨床インテリジェンス基盤。電子カルテのデータを継続監視し、敗血症の早期警告を中心に患者の急変・再入院などのリスクを医師に提示する。入院患者の監視〜治療開始フェーズに効く臨床判断支援ツールで、源流は Johns Hopkins の TREWS (Targeted Real-time Early Warning System) 研究。米国で導入が進むが日本未上陸。

製品メディア
Bayesian Health 公式トップページのヒーロー。「What if the early signs of patient harm never went unnoticed?」の見出しと、Cleveland Clinic・ThedaCare・University of Rochester・MemorialCare・Northwell Health などの導入ロゴ、FDA 敗血症モニタリングのクリアランス告知バナー
まずは公式トップページから。「患者の急変サインを見逃さなかったら?」という問いかけで、敗血症など入院患者の早期検知に効くツールだと分かります。Cleveland Clinic や Northwell Health といった大手医療システムのロゴが並んでいて、個人クリニック向けではなく病院ネットワーク向けの製品ですね。出典: 公式サイト (2026-06-12 取得)
事実シグナル
エビデンス成熟度査読付き前向き・実装研究(4/5)
市場定着度大規模普及(4/5)
規制
海外承認のみ(FDA・日本未上陸)
エビデンス
前身の TREWS を名指しで評価した前向き多施設研究が Nature Medicine 2022 に 2 報掲載 (Bayesian Health 共著)。前向き・実装研究レベル。
連携
Epic および Cerner 電子カルテへの統合が公式プレスで報告されている (LifeBridge Health 導入事例)。
価格開示
公式サイトに公開価格表なし。医療システム向けのエンタープライズ契約 (問い合わせ式)。
実績
Cleveland Clinic が 13 病院で敗血症検知ソフトを導入し、オハイオ・フロリダの病院へ拡大すると公式発表。LifeBridge Health も導入を公表。

確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。

製品概要

Bayesian Health は電子カルテの全チャート情報を継続的に解析し、敗血症をはじめとする急変リスクをリアルタイムで医師に提示するクリニカルインテリジェンス基盤である。源流は Johns Hopkins の Suchi Saria らが開発した敗血症早期警告システム TREWS で、その実装研究が Nature Medicine 2022 に掲載された。

敗血症以外にも、再入院・患者急変・心不全・院内褥瘡 (HAPI)・低栄養スクリーニングなど複数の臨床領域に対象を広げている。公式サイトは EHR アラート比で 3 時間以上早い検知と 20 分の 1 のフラグ量を訴求している。

対象は個人クリニックではなく米国の大手医療システム・病院ネットワークであり、Epic や Cerner 電子カルテへの統合を前提とする。2026 年 5 月に敗血症の継続監視として FDA 510(k) クリアランスを取得 (同社は「継続的 AI 敗血症モニターとして史上初」と表現) したが、日本へは未上陸。

提供企業: Bayesian Health(米国ニューヨーク州ニューヨーク)

確認できた仕様・提供状況

主要機能

  • 電子カルテデータの継続監視による敗血症の早期警告
  • EHR アラート比で 3 時間以上早い検知・20 分の 1 のフラグ量 (公式値)
  • 患者ベースラインに合わせたリスク調整によるアラート疲労の低減
  • 敗血症以外に再入院・患者急変・心不全・院内褥瘡・低栄養など複数領域に対応
  • Epic / Cerner 電子カルテへの統合

連携

  • Epic
  • Cerner

日本展開

日本未上陸。2026 年 5 月に米国 FDA 510(k) クリアランスを取得済だが、日本での薬事承認・提供開始は未確認。Epic/Cerner を前提とする米国大手医療システム向け製品で、日本のクリニック単独導入は現時点で確認できない。

価格

公式サイトに公開価格表なし。医療システム向けのエンタープライズ契約 (問い合わせ式)。

エンタープライズ (医療システム向け)

問い合わせ

公式サイトに公開価格表はありません。リンクされているのも Contact ページのみで、医療システム単位のエンタープライズ契約 (規模に応じた個別見積もり) と見られます。

公式の価格情報 ↗
カテゴリ内の位置

エビデンス成熟度「査読付き前向き・実装研究」 (前身の TREWS (Bayesian Health 共著) を名指しで評価した前向き多施設コホート/実装研究が Nature Medicine 2022 に 2 報。製品そのものを対象とした RCT・SR/メタ解析は未確認のため 5 は付けず保守判定。) × 市場定着度「大規模普及」 (Cleveland Clinic が 13 病院で導入済み (Fairview 病院単独で 2024〜2025 初頭に 3,330 人超に使用) かつオハイオ・フロリダへ拡大予定、LifeBridge Health も導入公表。大手医療システムでの複数・大規模導入の公表。市場リーダー級 (数千施設) の証跡は未確認のため 5 は付けず保守判定。)。

この製品を対象とした研究

  • Prospective, multi-site study of patient outcomes after implementation of the TREWS machine learning-based early warning system for sepsis

    前向き多施設コホート/実装研究 (5 病院、Bayesian Health 共著)590,736 患者を監視。アラートが 3 時間以内に医師確認された敗血症患者で院内死亡が相対 18.7% 減 (絶対 3.3% 減)、臓器不全・在院日数も改善。

    PMID: 35864252
  • Factors driving provider adoption of the TREWS machine learning-based early warning system and its effects on sepsis treatment timing

    前向き多施設の医師採用・実装研究 (5 病院、Bayesian Health 共著)敗血症の 82% を検知 (高感度)、全アラートの 89% を医師が評価。3 時間以内に確認された患者は初回抗菌薬オーダーまでの中央値が 1.85 時間短縮。

    PMID: 35864251

公表されている導入実績

  • Cleveland Clinic敗血症検知 AI を 13 病院で導入済み。Fairview 病院単独で 2024〜2025 初頭に 3,330 人超へ使用。オハイオ・フロリダの病院へ拡大予定 (2025-09 公式発表)。出典 ↗
  • LifeBridge HealthEpic/Cerner 上で同社の臨床判断支援プラットフォームを導入し、褥瘡・敗血症・患者急変に対応 (2021-10 公式プレス)。出典 ↗

業務フロー上の位置

編集部の検証

この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。

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