セキュリティ対策

バッファロー UTM(VPN ルーター+UTM ライセンスパック)
提供: バッファロー·医療情報セキュリティ(UTM・ネットワークの出入口の防御)
- 連携: VLAN (診療用と来院者用のネットワーク分離) / IPsec / L2TP over IPsec による VPN / キキNavi (バッファローのリモート管理サービス、無料)
- 公表導入 2 件
株式会社バッファローの、UTM (複数の防御機能を 1 台にまとめた、ネットワークの出入り口の見張り役) 機能を追加できる VPN ルーター「VR-U300W / VR-U500X」と、その UTM 機能を使うための買い切り型ライセンスパック (1〜5 年) の組み合わせです。院内ネットワークとインターネットの境目で、不正な Web サイトへの接続やウイルスの通信、外部からの不正アクセスを検知・遮断する仕組みで、ルーター本体とライセンスの価格が公式サイトに公開されています。診療所専用の製品ではなく中小規模の法人向け汎用機器ですが、公式の導入事例に心療内科・精神科クリニックが載っています。
- 料金 (公式)
- 56,100 円 (税抜 51,000 円) 希望小売価格 ほか 1 プラン
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- 安全管理
- 1 / 5基礎の開示
- エビデンス
- 1 / 5ベンダー資料のみ
- 最終確認
- 2026-10-07
この製品のベンダーの方へ: 公式プロフィールを申請 (無料・掲載順や評価は変わりません)
製品の画面 (公式サイトより)

製品概要
バッファローの VPN ルーター VR-U300W (Wi-Fi 6 対応の無線モデル) と VR-U500X (10Gbps 対応の有線モデル) は、もともと拠点間 VPN やリモートアクセス VPN に使う法人向けのルーターです。ここに別売の UTM ライセンスパック (VR-UTM シリーズ、1〜5 年) を登録すると、Web フィルタリングとアプリケーション制御、Web レピュテーション (悪意ある URL への接続やボットネットとの通信の遮断)、IDS/IPS (外部・内部からの不正・異常な通信の検知と遮断) が使えるようになると公式は説明しています。
ルーターの上で動くので、院内ネットワークとインターネットの境目を 1 台でまとめて見る形です。VLAN 機能で、診療用のネットワークと待合室の来院者向け Wi-Fi を分けて設計できます。UTM を有効にしたときの通信速度は、公式リーフレットの測定 (ベンダー測定値) で、無効時の約 75〜76% を保つとされています。
診療所向けの専用製品ではなく、公式リーフレットは「100 名程度までのオフィス」向けと案内している汎用機器です。公式の導入事例では、宮崎市の心療内科・精神科クリニックが、地域の通信事業者 (宮崎通信) が選んだ VR-U300W を使い、後から VR-UTM-5Y を追加しています。一般に UTM はネットワークの出入り口を通る通信を見る仕組みなので、院内の各端末の中の挙動までは見ません。電子カルテやレセコン、医療機器とのつなぎ方を含めた院内全体の設計は、保守会社や SIer と一緒に確認すると安心です。
ルーター本体は IPA の JC-STAR ★1 の適合ラベルを取得しています (IPA 公式一覧で確認)。これは機器自体が満たすべき最低限のセキュリティ要件への適合を示すもので、UTM の検知精度を示すものではない点にご注意ください。ライセンスパックは買い切り型で、ルーター本体の保証・保守とは別だと公式は注記しています。
提供企業: 株式会社バッファロー(愛知県名古屋市)
確かめられた事実
- 規制
- 業務ツール
- エビデンス
- 本製品そのものを対象にした査読研究は確認できません。第三者の位置づけとして、IPA の JC-STAR (IoT 製品のセキュリティ適合ラベル制度) の ★1 (レベル 1) が VR-U300W と VR-U500X に付いていることを、IPA の公式一覧 (2026 年 10 月 1 日版、有効期限 2027-05-06) で確認しました。ただし JC-STAR は機器自体が満たすべきセキュリティ要件への適合を示すもので、UTM の検知性能や院内での被害の減り方を示す研究ではありません。UTM の脅威情報の参照元として、公式は ALSI、ESET、NICT、ラックを挙げています。
- 連携
- 電子カルテや医療機器との連携についての記載は公式で確認できません。ネットワーク機器なので、院内のルーターとして設置します。VLAN 機能で診療用ネットワークと来院者向け Wi-Fi を分けられ、公式事例のクリニックではクラウド型の診療支援システムを使うネットワークを保護しています。無料のリモート管理サービス「キキNavi」で、遠隔から検知状況を確認できると公式は説明しています。
- 価格開示
- 公式サイトに希望小売価格を公開しています (税込、税抜も併記)。2026-10-07 時点で、VR-U300W は 56,100 円 (税抜 51,000 円、「新価格」の表示あり)、VR-U500X は 99,000 円 (税抜 90,000 円)、UTM ライセンスパックは 1 年 21,780 円〜5 年 105,600 円 (税込) です。2026 年 3 月作成の公式リーフレットには VR-U300W が 47,300 円、VR-U500X が 79,200 円とあり、その後に本体価格が改定された表示と読めます。
- 実績
- VR-U シリーズは 2022 年 5 月、UTM ライセンスパックは 2024 年 2 月の発売と公式ページに記載があります。医療機関の導入事例として、宮崎市のウエダメンタルクリニック (心療内科・精神科、2024 年 4 月時点の取材) が公式に掲載されています。出荷台数や診療所での導入数は確認できませんでした。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- UTM 機能 (Web フィルタリング・アプリケーション制御 / Web レピュテーション / IDS・IPS) をライセンスパックで追加
- 脅威情報の参照元として ALSI・ESET・NICT・ラックを公式が明記
- VLAN で診療用ネットワークと来院者向けネットワークを分離
- IPsec / L2TP over IPsec の VPN (VR-U300W は対地数 16、VR-U500X は 30)
- 無料のリモート管理サービス「キキNavi」で検知状況の閲覧とメール通知
- 買い切り型のライセンス (1〜5 年、組み合わせて最長 7 年)
- IPA JC-STAR ★1 の適合ラベル (ルーター本体)
連携
- VLAN (診療用と来院者用のネットワーク分離)
- IPsec / L2TP over IPsec による VPN
- キキNavi (バッファローのリモート管理サービス、無料)
- バッファローの無線 LAN アクセスポイント・FREESPOT (公式事例での組み合わせ)
日本展開
国内メーカーの製品で、日本語で提供されています。医療機器ではなく、業務用のネットワーク機器です。
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式サイトに希望小売価格を公開しています (税込、税抜も併記)。2026-10-07 時点で、VR-U300W は 56,100 円 (税抜 51,000 円、「新価格」の表示あり)、VR-U500X は 99,000 円 (税抜 90,000 円)、UTM ライセンスパックは 1 年 21,780 円〜5 年 105,600 円 (税込) です。2026 年 3 月作成の公式リーフレットには VR-U300W が 47,300 円、VR-U500X が 79,200 円とあり、その後に本体価格が改定された表示と読めます。
VPN ルーター VR-U300W (Wi-Fi 6 対応の無線モデル)
56,100 円 (税抜 51,000 円) 希望小売価格
VPN 対地数 16。標準で 3 年保証、購入後 30 日以内の Web 登録で 5 年保証と公式は説明しています。UTM 機能には別売のライセンスパック (1 年 21,780 円〜5 年 105,600 円、税込) が必要です。
公式の価格情報 ↗VPN ルーター VR-U500X (10Gbps 対応の有線モデル)
99,000 円 (税抜 90,000 円) 希望小売価格
VPN 対地数 30。保証は VR-U300W と同じ表記です。UTM 機能には別売のライセンスパック (1 年 21,780 円〜5 年 105,600 円、税込) が必要です。
公式の価格情報 ↗カテゴリ内の位置
導入の広がり「導入公表あり」(バッファロー公式の導入事例に、宮崎市のウエダメンタルクリニック (2024 年 4 月時点の取材) が実名で掲載されているため level 2 と判定しています。診療所での導入数や出荷台数の公表は確認できませんでした。)。 エビデンス成熟度「ベンダー資料のみ」(本製品そのものを評価した査読論文や学会抄録は確認できません。IPA の JC-STAR ★1 は機器の適合ラベルで研究エビデンスには数えず、公式資料のみのため、保守的に level 1 (ベンダー資料のみ) と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「安全管理の確認レベル」(根拠は安全管理の欄) × 「導入の広がり」で示します。
2軸マップ — セキュリティ対策
位置を表示 19 / 19 製品
公表されている導入実績
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは導入施設の医療従事者によるもので、編集部が施設・実導入を検証しています。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー §13に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
安全管理の確認レベル
安全度の格付けではありません。バッファロー UTM(VPN ルーター+UTM ライセンスパック)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが示す確認項目をもとに、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 資料請求で直接聞くのが確実です (判定の基準)。
安全管理の確認レベルレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 書類がそろう公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所とデータの扱いの両方)
- 3. 会社の認証公開資料で確認できなかったもの: 認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど)
- 4. 運用を第三者が検証公開資料で確認できなかったもの: レベル 3 の条件の一部・運用の有効性まで第三者が確かめた保証 (SOC 2 Type II・ISMAP 等)
- 5. 開示と保証がそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・レベル 2 の条件の一部・事業者確認用 15 項目への回答を公開・提供しているとの記載・二要素認証を提供しているとの記載・別系統の第三者保証 (もう 1 つ)
2 (書類) と 3 (認証) は別の道です。レベルは満たした段のうち最も高いものです。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・初回登録 2006-04-20
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: 会社単位の開示。ISMS の登録範囲は「基幹システム・情報インフラの管理、カスタマーサポートサービスおよび修理サービス」で、製品の開発・提供は範囲に明記されていない (登録簿)。キキNavi は TLS 通信で、送受信は機器管理用の状態情報と公式が説明 (保存場所・データの扱いの明記なし)。製品の脆弱性は『脆弱性開示ポリシー』と受付窓口を公開 (https://www.buffalo.jp/support/other/vdp.html)。顧客向けの事故窓口の明記は確認できず。製品本体は IPA JC-STAR ★1 (認証の表記に無いため certs には入れず)。厚労省ガイドライン・事業者確認用 15 項目への言及は製品ページ・ライセンスパックページに無し (導入事例の院長コメントにガイドラインへの言及はあるが、ベンダー自身の対応表明ではない)。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
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