セキュリティ対策

SmartOn ID
提供: ソリトンシステムズ·医療情報セキュリティ(二要素認証・USB 制限)
- 連携: Windows ログオン (Active Directory との連携) / IC カード (FeliCa など) と指紋・指静脈・顔の認証デバイス / 仮想デスクトップ (VDI)・リモートデスクトップ
- 公表導入 2 件
ソリトンシステムズが提供する、パソコンのログオンを IC カードや顔・指紋・指静脈などの多要素認証にし、権限に応じて USB メモリなどの利用も制限できる (オプション) 製品です。院内にサーバーを置くオンプレミス版と 2025 年 11 月に始まったクラウド版があり、医療専用ではなく自治体・金融・教育でも使われています。ウィーメックスの二要素認証ソフトの基盤にもなっています。
- 料金 (公式)
- 月額 300 円/ユーザーまで (税抜、最低契約 300 ライセンス) ほか 2 プラン
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- 安全管理
- 3 / 5会社の認証
- エビデンス
- 1 / 5ベンダー資料のみ
- 最終確認
- 2026-10-07
この製品のベンダーの方へ: 公式プロフィールを申請 (無料・掲載順や評価は変わりません)
製品の画面 (公式サイトより)

製品概要
SmartOn ID は、パソコンにログオンするときの本人確認を、ID・パスワードだけでなく IC カードや顔・指紋・指静脈と組み合わせる製品です。他人の ID やパスワードを借りたり盗んだりして使う「なりすまし」を減らし、共用パソコンでも「誰がいつ使ったか」をログで残せると公式は説明しています。
組み合わせて使える機能もあります。ログオン後にアプリや Web のパスワードを自動で入れるシングルサインオン、アプリやフォルダの利用制限、そしてオプションで USB メモリなどの外部機器の制御です。USB の制御は、許可した USB メモリは使えて私物は使えない、といった運用にできると公式は説明しています。医療情報システムの安全管理に関するガイドラインで求められる二要素認証と、チェックリストの外部記録媒体の制限に関わる部分です。
構成は 2 種類です。オンプレミス版は院内に認証サーバーを置き、Active Directory を使います。クラウド版 (SmartOn ID クラウド) は 2025 年 11 月に始まり、サーバーの構築や保守が要らない代わりに、最低契約が 300 ライセンスです。診療所向けには、ウィーメックスが電子カルテ・レセコンの利用者向けに、サーバー設置不要のマネージド型として SmartOn を提供しています。その製品は別プロフィール (ウィーメックスの二要素認証・USB 接続制限) にまとめているので、ここでは重ねて説明しません。
医療向けの案内ページは「2023 年 5 月改定版」のガイドラインに準拠と表示しています。2026 年 6 月に第 7.0 版が出ているため、最新版への対応状況は、購入前にソリトンや販売店へ確認すると安心です。
提供企業: 株式会社ソリトンシステムズ(東京都新宿区) ・ 1979 年設立
確かめられた事実
- 規制
- 業務ツール
- エビデンス
- SmartOn ID そのものを対象にした査読研究は確認できませんでした。半田病院・土佐病院の事例で語られている効果 (作業時間の削減など) は、いずれもベンダーが公開している事例記事の内容です。
- 連携
- Windows のログオン認証が起点で、構成図では認証サーバーに Active Directory を使うと説明されています。土佐病院の事例では、電子カルテ側の大規模な改修なしで導入できたと紹介されています。仮想デスクトップ (VDI) やリモートデスクトップにも対応します。
- 価格開示
- 公式サイトに定価表があります (税抜)。オンプレミス版はサーバーパック 720,000 円に、PC 1 台あたり 10,000 円まで、IC カード 1 枚あたり 700 円などのライセンスが加わります。クラウド版は月額 300 円/ユーザーまでで、最低契約が 300 ライセンスのため、小さな診療所には合いにくい条件です。
- 実績
- ベンダー公表値として、SmartOn シリーズは累計 4,700 社・約 380 万ライセンスと案内しています。医療向けの案内ページにある「900 団体以上」(2025 年 10 月現在) は、二要素認証・脱 USB・VPN など医療向けソリューション全体の数字で、SmartOn ID だけの数ではありません。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- IC カード (FeliCa など)・顔・指紋・指静脈を使った Windows ログオンの多要素認証
- 顔認証は離席時の自動ロック、瞬きや首振りの動き検知、ワンタイム QR コードとの組み合わせに対応
- 認証できないときの運用機能 (期限付きの一時パスワード、臨時カードの発行、緊急回避モード)
- ログオン・ロック解除などの利用履歴の記録と検索
- シングルサインオン (業務アプリや Web のパスワードを自動入力)
- アプリ・フォルダ・ドライブの利用制限、オプションで USB メモリなどの外部機器の制御
- 仮想デスクトップ (VDI)・リモートデスクトップの認証強化
- オンプレミス版と、サーバー構築が要らないクラウド版 (最低 300 ライセンス)
連携
- Windows ログオン (Active Directory との連携)
- IC カード (FeliCa など) と指紋・指静脈・顔の認証デバイス
- 仮想デスクトップ (VDI)・リモートデスクトップ
- ウィーメックスの電子カルテ・レセコン端末向けマネージド版 (2026 年 4 月 1 日から)
日本展開
日本の事業者 (東京都新宿区) の国産製品で、日本語で提供されています。
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式サイトに定価表があります (税抜)。オンプレミス版はサーバーパック 720,000 円に、PC 1 台あたり 10,000 円まで、IC カード 1 枚あたり 700 円などのライセンスが加わります。クラウド版は月額 300 円/ユーザーまでで、最低契約が 300 ライセンスのため、小さな診療所には合いにくい条件です。
SmartOn ID (オンプレミス版)
サーバーパック 720,000 円 + PC ライセンス 1 台あたり 10,000 円まで (税抜)
PC インストールライセンスは 10 ライセンスから、IC カードを使う場合はアクティブトークンライセンス (1 枚 700 円、10 ライセンスから) が別に要ります。USB メモリなどを制御するデバイス制御オプションは PC 1 台あたり 4,800 円までです。年間サポート (保守契約) は別契約で、生体認証を使うときは問い合わせと公式は案内しています。
公式の価格情報 ↗SmartOn ID クラウド (Basic プラン)
月額 300 円/ユーザーまで (税抜、最低契約 300 ライセンス)
初期費用が別にかかります。ソリトンのプレスリリース (2025 年 10 月 28 日) には「初期費用 15 万円、月額 300 円/ユーザー〜」とあり、税の扱いの記載は確認できませんでした。生体認証を使うときは問い合わせです。
公式の価格情報 ↗認証トークン (非接触 IC カード FeliCa) とカードリーダー
IC カード 2,500 円/枚、ソニー製リーダー 3,800 円 (いずれも税抜)
SmartOn ロゴ入りの標準カードの価格です。社員証などの印刷は別途相談と公式は説明しています。他のリーダーや生体認証リーダーは問い合わせです。
公式の価格情報 ↗カテゴリ内の位置
導入の広がり「複数・大手導入」(つるぎ町立半田病院 (約 200 台の医療系端末) と医療法人須藤会 土佐病院が、ソリトンの公式事例で名前入りで紹介されています。ほかに、病院の導入先として 1,200 ライセンス規模の県立病院機構などが無記名で並びます。「900 団体以上」は医療向けソリューション全体の数字で、SmartOn ID だけの数ではないため、4 (大規模普及) には上げず 3 と判定しています。)。 エビデンス成熟度「ベンダー資料のみ」(SmartOn ID そのものを評価対象にした査読論文や学会抄録は確認できませんでした。公式の導入事例の数字はベンダー資料のため、保守的に 1 と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「安全管理の確認レベル」(根拠は安全管理の欄) × 「導入の広がり」で示します。
2軸マップ — セキュリティ対策
位置を表示 19 / 19 製品
公表されている導入実績
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは導入施設の医療従事者によるもので、編集部が施設・実導入を検証しています。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー §13に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
安全管理の確認レベル
安全度の格付けではありません。SmartOn IDの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが示す確認項目をもとに、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 資料請求で直接聞くのが確実です (判定の基準)。
安全管理の確認レベルレベル 3 / 5会社の認証
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 書類がそろう
- 3. 会社の認証
- 4. 運用を第三者が検証公開資料で確認できなかったもの: 運用の有効性まで第三者が確かめた保証 (SOC 2 Type II・ISMAP 等)
- 5. 開示と保証がそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・事業者確認用 15 項目への回答を公開・提供しているとの記載・別系統の第三者保証 (もう 1 つ)
2 (書類) と 3 (認証) は別の道です。レベルは満たした段のうち最も高いものです。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 表明あり (2023 年 5 月改定版 (ベンダー表記)) (出典 ↗)
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・有効期限 2029-03-03プライバシーマーク ↗提供元の表明・会社全体の取得・第10821699(10)号 (会社概要ページの表示)
- 二要素認証
- 提供ありと記載 (出典 ↗)
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: ISMS の認証範囲は監視センター・ITサービスセンター・ITセキュリティ関連クラウドサービスなどの特定部門で、SmartOn ID という製品名は範囲に書かれていません。ISMSクラウドセキュリティ認証 (ISO/IEC 27017 ベース) と ISMAP の登録対象には Soliton OneGate などが並び、SmartOn ID クラウドは含まれていないため、どちらも認証に載せていません。保存場所は、オンプレミス版は医療機関側のサーバー、クラウド版はソリトンのクラウドで、クラウド版の保存場所は公開資料で確認できませんでした。顔認証は特徴点を暗号化して保存し画像は保存しないと製品ページに記載があります。ガイドラインの表記は医療機関向け案内ページ全体のものです。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
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