セキュリティ対策

静紋(指静脈認証システム)
提供: 日立ソリューションズ·医療情報セキュリティ(二要素認証・指静脈)
- 連携: Windows 10 / 11、Windows Server (静紋 J300・AUthentiGate) / シングルサインオンソフト Single Sign-On Manager / リモートデスクトップ接続・Citrix XenDesktop / XenApp
- 公表導入 3 件
日立ソリューションズが提供する、指の静脈パターンで本人確認をする認証システムです。USB 接続の指静脈認証装置「静紋 J300」で Windows ログオンを指静脈にでき、ID・パスワードと組み合わせた二要素認証にできます。IC カードや顔認証にも対応する認証管理サーバー「AUthentiGate」もあり、医療専用ではなく勤怠管理や自治体でも使われています。
- 料金 (公式)
- IC カード 14,300 円、Android 5,500 円、顔認証 19,800 円 (いずれも税込、1 クライアント) ほか 2 プラン
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- 安全管理
- 3 / 5会社の認証
- エビデンス
- 1 / 5ベンダー資料のみ
- 最終確認
- 2026-10-07
この製品のベンダーの方へ: 公式プロフィールを申請 (無料・掲載順や評価は変わりません)
製品の画面 (公式サイトより)

製品概要
静紋は、指の内部の静脈パターンを近赤外線で撮影して本人確認をする、日立ソリューションズの認証システムです。静脈は体の内側にあるので、外からは見えず、傷や汚れの影響も受けにくいと公式は説明しています。パソコンにつなぐ装置が「静紋 J300」で、付属のソフトで Windows のログオンを指静脈で行えます。ID・パスワードと組み合わせれば二要素認証になります。
複数台を管理したいときは、認証管理サーバー「AUthentiGate」を使います。指静脈・IC カード・顔認証・スマートフォンのワンタイムパスワードの認証データを一元管理し、顔認証ではマスクをしたまま認証できる機能も 2025 年 10 月の更新で加わったと公式のお知らせにあります。シングルサインオン (Single Sign-On Manager) と組み合わせて、院内の複数のシステムに二要素認証を広げる使い方が、公式の医療向けページで紹介されています。
医療現場では、手袋をしていると認証に影響する場合があり、公式 FAQ は手袋での登録・認証を保証していないと断っています。怪我に備えて複数の指を登録しておく運用も案内されています。指静脈は IC カードのように紛失や持参忘れがない一方で、装置を各端末に付ける必要があるので、台数と運用を見積もりのときに確認すると安心です。
なお、同じ静紋の「静紋 JS1」は、AUthentiGate 07-00 の出荷 (2025 年 10 月) に合わせてサポートが終了しています。医療向けページの引用は、ガイドラインの第 6.0 版です。
提供企業: 株式会社日立ソリューションズ(東京都品川区) ・ 1970 年設立
確かめられた事実
- 規制
- 業務ツール
- エビデンス
- 静紋そのものを対象にした査読研究は確認できませんでした。公式の製品仕様には、本人拒否率 0.01%・他人受入れ率 0.0001% などの認証精度が載っていますが、国際規格に基づく測定値とはいえベンダー公表値です。
- 連携
- Windows ログオンが中心で、Windows Server、リモートデスクトップ接続、Citrix 環境でも使えると公式は説明しています。シングルサインオンソフト (Single Sign-On Manager) と組み合わせると、電子カルテなど既存システムに改修なしで二要素認証を足しやすい、というのが公式の医療向けの説明です。
- 価格開示
- 公式サイトに税込で価格を公開しています。静紋 J300 は 30,800 円です。認証サーバー AUthentiGate のクライアントライセンスは、静紋 J300 用が 22,000 円、IC カード用が 14,300 円、顔認証用が 19,800 円 (5 年間の有期ライセンス) で、サーバー本体や保守の費用は確認できませんでした。
- 実績
- NTT 東日本伊豆病院が 2013 年から電子カルテ向けに使い、2024 年に病院内の全システムへ広げた事例が公式に載っています。医療以外にも長崎県庁 (職員 5,000 人) や大手スーパー (29 店舗・2,500 人) などの事例があります。2026 年 3 月にも Windows 11 対応の情報が更新されていて、提供は続いています。導入施設の総数は公表されていません。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 指静脈認証装置「静紋 J300」による Windows ログオン・スクリーンセーバー解除・ログ取得
- ID・パスワードと指静脈を組み合わせた二要素認証
- 認証管理システム AUthentiGate による認証情報の一元管理 (指静脈・IC カード・顔・ワンタイムパスワード)
- Single Sign-On Manager との連携によるシングルサインオン
- リモートデスクトップ接続・Citrix 環境での利用
- 静脈データは暗号化して PC 内またはサーバーに保存 (公式 FAQ)
連携
- Windows 10 / 11、Windows Server (静紋 J300・AUthentiGate)
- シングルサインオンソフト Single Sign-On Manager
- リモートデスクトップ接続・Citrix XenDesktop / XenApp
- 既存の電子カルテシステム (公式の医療向けページの説明)
日本展開
日本の事業者 (東京都品川区) の製品で、日本語で提供されています。
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式サイトに税込で価格を公開しています。静紋 J300 は 30,800 円です。認証サーバー AUthentiGate のクライアントライセンスは、静紋 J300 用が 22,000 円、IC カード用が 14,300 円、顔認証用が 19,800 円 (5 年間の有期ライセンス) で、サーバー本体や保守の費用は確認できませんでした。
静紋 J300 (指静脈認証装置)
30,800 円 (税込)
USB 接続の装置で、付属ソフトで Windows ログオンを指静脈にできます。静脈データは PC 内に暗号化して保存され、他の PC へのコピーはできないと公式 FAQ は説明しています。
公式の価格情報 ↗AUthentiGate クライアントライセンス (静紋 J300 用)
22,000 円/クライアント (税込)
認証情報を一元管理するサーバーソフト AUthentiGate につなぐ場合のライセンスです。サーバー本体や保守の価格は掲載を確認できませんでした。
公式の価格情報 ↗AUthentiGate クライアントライセンス (IC カード用 / Android 用 / 顔認証用)
IC カード 14,300 円、Android 5,500 円、顔認証 19,800 円 (いずれも税込、1 クライアント)
顔認証用は 5 年間の有期ライセンスで、6 年目以降は再購入が必要と公式は説明しています。
公式の価格情報 ↗カテゴリ内の位置
導入の広がり「導入公表あり」(医療機関では NTT 東日本伊豆病院 (病床数 196 床) が公式事例で名前入りで紹介されています。ほかに長崎県庁などの事例はありますが、医療での名前入りの事例は確認できた範囲で 1 件のため、保守的に 2 と判定しています。導入施設の総数は公表されていません。)。 エビデンス成熟度「ベンダー資料のみ」(静紋そのものを評価対象にした査読論文や学会抄録は確認できませんでした。認証精度の数字や導入事例はベンダー資料のため、保守的に 1 と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「安全管理の確認レベル」(根拠は安全管理の欄) × 「導入の広がり」で示します。
2軸マップ — セキュリティ対策
位置を表示 19 / 19 製品
公表されている導入実績
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは導入施設の医療従事者によるもので、編集部が施設・実導入を検証しています。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー §13に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
安全管理の確認レベル
安全度の格付けではありません。静紋(指静脈認証システム)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが示す確認項目をもとに、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 資料請求で直接聞くのが確実です (判定の基準)。
安全管理の確認レベルレベル 3 / 5会社の認証
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 書類がそろう
- 3. 会社の認証
- 4. 運用を第三者が検証公開資料で確認できなかったもの: 運用の有効性まで第三者が確かめた保証 (SOC 2 Type II・ISMAP 等)
- 5. 開示と保証がそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・事業者確認用 15 項目への回答を公開・提供しているとの記載・別系統の第三者保証 (もう 1 つ)
2 (書類) と 3 (認証) は別の道です。レベルは満たした段のうち最も高いものです。
- 医療情報の保存場所
- 保存しないと明記 (静脈データの保存先は、静紋 J300 付属ソフトでは PC 内、AUthentiGate ではサーバー上で、いずれも暗号化と公式 FAQ にあります。提供元のクラウドへ預ける形の記載は確認できませんでした。) (出典 ↗)
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 表明あり (第6.0版) (出典 ↗)
- 第三者認証・保証
- プライバシーマーク ↗提供元の表明・会社全体の取得・第11820016(14)号 (会社概要ページの表示)
- 二要素認証
- 提供ありと記載 (出典 ↗)
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: ISMS (ISO/IEC 27001) は会社概要ページにセキュリティ診断業務などの特定サービスで登録がありますが、静紋は範囲に含まれていないため載せていません。静紋はオンプレミスの装置とソフトで、クラウドサービスではありません。ガイドラインは第 6.0 版を引用した記載です。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
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