検査・採血支援を比較

静脈可視化装置で採血前に血管を確かめる看護師
想像図 (実際の製品画面ではありません)

14 製品の比較表

  • AccuVein(AV500) のロゴAccuVein(AV500)AccuVein(センチュリーメディカル) · 採血支援・静脈可視化国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    3複数・大手導入
    セキュリティ
    評価保留
    エビデンス
    5RCT・系統的レビュー
    詳細確認 2026-10-07
  • B-Liner(BML オンライン検査支援) のロゴB-Liner(BML オンライン検査支援)ビー・エム・エル(BML) · 外注検査 依頼・結果オンライン化(カルテ連携は別製品 B-Label/B-Connect)国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • FoundationOne CDx中外製薬 · 遺伝子検査支援(がんゲノム)国内で使える保険収載
    料金
    問い合わせ
    広がり
    5業界標準
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    4査読付き前向き・実装研究
    詳細確認 2026-10-07
  • GenMineTOP のロゴGenMineTOPGenMine Labs(SB TEMPUS 傘下、旧コニカミノルタREALM) · 遺伝子検査支援(がんゲノム・実施は拠点病院)国内で使える保険収載
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    3査読付き観察研究
    詳細確認 2026-10-07
  • m-TEST のロゴm-TESTLSI メディエンス · 外注検査 依頼・結果取込国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • OncoGuide NCC オンコパネル のロゴOncoGuide NCC オンコパネルシスメックス · 遺伝子検査支援(がんゲノム・実施は拠点病院)国内で使える保険収載
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    2医療向けの開示
    エビデンス
    3査読付き観察研究
    詳細確認 2026-10-07
  • PLANET NEXT のロゴPLANET NEXTエスアールエル(SRL) · 外注検査 依頼・検体ラベル・結果取込国内で使える業務ツール
    料金
    問い合わせ
    広がり
    4大規模普及
    セキュリティ
    1基礎の開示
    エビデンス
    1ベンダー資料のみ
    詳細確認 2026-10-07
  • ベインビュアテルモ · 採血支援・静脈可視化国内で使える業務ツール
    料金
    希望小売価格 1,600,000 円 (税別)ほか 1 プラン
    広がり
    1提供初期
    セキュリティ
    3認証と開示
    エビデンス
    5RCT・系統的レビュー
    詳細確認 2026-10-07

既定の並びは国内提供 → 名前順で、お金で変わりません。調査時点 2026-10。判定基準

Buying Guide

検査・採血支援の選び方

まずここだけ読む

  • 静脈可視化・採血の自動化・がんゲノム検査のどれかを先に決める
  • 静脈可視化は困難例の補助。ルーチンで成功率が上がるとは限らない
  • がんゲノム検査は院内で回すものでなく、拠点病院への紹介の話

このカテゴリには、静脈可視化デバイス、採血の自動化・分散化を狙う海外機器、がんゲノムプロファイリング (CGP) 検査の 3 群が混在しています。

CGP 検査はクリニック単独では完結せず、「導入するもの」ではなく「紹介の窓口になるもの」です。

導入前に確認する 6 つのポイント
  1. CHECK 01

    3 群のどれかを切り分ける

    静脈可視化は院内で日々使うハードウェア、CGP 検査は拠点病院へ紹介する検査です。 採血の自動化・分散化は現状ほぼ海外限定で、今すぐ導入できる選択肢ではありません。

  2. CHECK 02

    静脈可視化の効果

    「困難症例での補助」と位置づけるのが誠実な見方です。 RCT は複数ありますが結果は一貫せず、VeinViewer 系ではルーチン使用で成功率が改善せず、熟練看護師で初回成功率が下がり試験中止になった報告もあります。

  3. CHECK 03

    静脈可視化の保守と供給

    長く使う機器なので、保守期間・後継機・消耗品供給を販売店に確認します。 StatVein は生産終了品で、保守は 2026 年 5 月 31 日までと案内されていたため、新しく入れる候補にはなりません。

  4. CHECK 04

    がんゲノム検査は紹介が前提

    論点は「院内で何を回すか」ではなく「どの拠点病院にいつ紹介するか」です。 保険収載の CGP 検査は拠点病院・連携病院で実施され、結果はエキスパートパネルで解釈されます。

  5. CHECK 05

    CGP パネルの調べる範囲

    保険収載パネルは調べる範囲が違います。 FoundationOne CDx は 324 遺伝子の DNA 中心、NCC オンコパネルは 124 遺伝子、GenMineTOP は 737 遺伝子の DNA に RNA まで同時に診ます。

  6. CHECK 06

    海外製品の使える/使えない

    Aletta・BD MiniDraw・TruVerus・SOPHiA DDM・Tempus は、2026 年 6 月時点でいずれも日本未上陸です。 規制区分 (CE / FDA / 日本未承認) を確かめ、導入検討の対象と混同しないでください。

うちの場合はどれ? — 状況別の考え方
  • 採血が難しい患者さんが多い

    静脈可視化デバイスを、困難例の補助として自院の患者層でデモ確認するのが安全です。 AccuVein は研究が先にある型ですが結果は対象で分かれ、ベインビュアは導入の公表がまだ少ない段階です。StatVein は生産終了品です。

  • 保険収載のがんゲノム検査を整理したい

    いずれもクリニック単独では実施しないので、紹介・連携の前提知識として押さえます。 FoundationOne CDx は 2018 年国内初承認で研究と普及の両方がそろった製品、NCC オンコパネルは 2019 年に保険適用、GenMineTOP は DNA+RNA 同時解析の国産パネルです。

  • 採血の自動化の海外動向を知りたい

    採血の自動化・分散化は海外先行で、いずれも日本未上陸です。 採血ロボットの Aletta は欧州 CE のみ、指先採血の BD MiniDraw は FDA 510(k) 製品です。人員不足への将来の打ち手として動向を見ておきます。

  • 海外の CGP をベンチマークしたい

    導入対象ではなく、国産パネルの位置づけを測る物差しとして見ておきます。 Tempus は xT CDx が FDA 承認で導入が広く、SOPHiA DDM は NGS 生データを解析するクラウド SaaS で、いずれも日本未上陸です。

※ 例示は状況に合う製品タイプの一例で、おすすめ順位ではありません。判定根拠は各製品ページで開示しています。

費用の目安

群ごとに価格の出方が違い、多くは非公開・問い合わせ式です。

公開例はベインビュアの 2018 年発売時の希望小売価格 (フレックス税別 160 万円、ビジョン 2 が税別 260 万円) で、実勢は販売店確認です。CGP 検査は保険診療として実施され、患者負担は自己負担割合に従います。

導入の進め方

  1. 1悩みが静脈可視化・採血の自動化・がんゲノム検査のどれかを切り分けます。
  2. 2静脈可視化なら、複数製品を自院の患者の血管でデモします。
  3. 3保守期間・後継機・消耗品供給、海外製なら国内承認の有無を確認します。
  4. 4がんゲノム検査は、紹介できる拠点病院と紹介のタイミングを把握します。
  5. 5海外製品は規制区分を確かめ、将来動向のベンチマークとして整理します。

規制・診療報酬の注意点

群ごとに規制上の扱いが大きく違います (2026 年 6 月時点)。 静脈可視化は穿刺を物理的に補助するハードウェアで、位置づけは販売元に確認します。

CGP 検査は保険収載ですが施設要件があり、算定要件・対象患者は紹介先や最新の制度情報で確認してください。 海外製品は国内導入の対象になりません。

よくある質問

Q静脈可視化で採血の失敗は減りますか?
A

「必ず減る」とは言えません。 RCT の結果は対象集団でばらつき、ルーチン使用で改善しなかった報告もあります。困難症例の補助と位置づけ、自院でデモしてから判断するのが現実的です。

Qがんゲノム検査は自院で実施できますか?
A

クリニック単独では完結しません。 保険収載の CGP 検査は拠点病院・連携病院で実施し、解釈はエキスパートパネルが担います。どの拠点病院にいつ紹介するかを把握しておくのが実用的です。

Q保険収載されている CGP 検査の違いは何ですか?
A

調べる範囲が違います。 DNA 中心のパネルと、DNA に RNA まで加えるパネルがあり、対象遺伝子数も異なります。最終的な検査選択は紹介先のエキスパートパネルの判断になります。

Q採血ロボットや指先採血は日本で使えますか?
A

2026 年 6 月時点では使えません。 Aletta は欧州 CE のみ、BD MiniDraw と TruVerus は米国 FDA クリアランスのみで、日本での承認・販売を示す情報は確認できていません。

QTempus や SOPHiA DDM は導入を検討すべきですか?
A

現時点では導入対象になりません。 いずれも日本未上陸です (2026 年 6 月時点)。国産の保険収載パネルを評価するときのベンチマークとして見ておくのが現実的です。

最終確認日: 2026-10-07。本ガイドは公開情報と編集部の調査に基づきます。報酬や提携の有無は、並び順・評価に影響しません。

導入の広がり マップ (横軸: セキュリティ または エビデンス)

横軸
保留公開資料で確認できず0不明1基礎の開示1提供初期2医療向けの開示2導入公表あり3認証と開示3複数・大手導入4認証と医療向けの開示4大規模普及5確認書類までそろう5業界標準セキュリティ →導入の広がり →AccuVein(AV500) (AccuVein(センチュリーメディカル)) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 公開資料で確認できずB-Liner(BML オンライン検査支援) (ビー・エム・エル(BML)) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 基礎の開示m-TEST (LSI メディエンス) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 基礎の開示TruVerus (Truvian Health) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 基礎の開示 (日本未上陸)FoundationOne CDx (中外製薬) — 導入の広がり: 業界標準 / セキュリティ: 基礎の開示FGenMineTOP (GenMine Labs(SB TEMPUS 傘下、旧コニカミノルタREALM)) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 基礎の開示PLANET NEXT (エスアールエル(SRL)) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 基礎の開示SOPHiA DDM (SOPHiA GENETICS) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 基礎の開示 (日本未上陸)OncoGuide NCC オンコパネル (シスメックス) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 医療向けの開示ベインビュア (テルモ) — 導入の広がり: 提供初期 / セキュリティ: 認証と開示ベ富士ドライケム NX700 (富士フイルム) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 認証と開示 (医療機器)Aletta(採血ロボット) (Vitestro) — 導入の広がり: 導入公表あり / セキュリティ: 公開資料で確認できず (日本未上陸)BD MiniDraw(Babson BetterWay) (Babson Diagnostics/BD) — 導入の広がり: 複数・大手導入 / セキュリティ: 基礎の開示 (日本未上陸)Tempus(ゲノムプロファイリング) (Tempus AI) — 導入の広がり: 大規模普及 / セキュリティ: 認証と開示
承認・認証済(SaMD 等)加算 検討対象業務ツール・研究段階・保険外海外のみ破線枠 = 日本未上陸
位置は出典つきの段階判定で、総合評価ではありません。 セキュリティの段は公開資料で確かめられた範囲です (国の格付けではありません)。判定基準医療機器 1・日本未上陸 4 製品は、段の物差し (医療情報を扱う IT サービス向けのガイドライン) だけでは測れないことがあります。理由は各製品ページのセキュリティ欄に書いています。

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