LAB

GenMineTOP
提供: コニカミノルタ·遺伝子検査支援(がんゲノム・実施は拠点病院)
- 査読研究 2 件
- 価格情報公開
コニカミノルタグループ (コニカミノルタREALM 株式会社) が開発した、がんゲノムプロファイリング (CGP) 検査システムです。固形がん患者さんの腫瘍組織と血液 (非腫瘍細胞) をペアで解析し、DNA と RNA の両方を一度に調べられるのが特徴で、737 のがん関連遺伝子の変異と、RNA の融合・エクソンスキッピング・発現量の情報をまとめて取得します。日本で保険収載済みですが、検査自体はがんゲノム医療の拠点病院等で実施するもので、クリニックが院内で回す業務ツールではありません。

- 規制
- 保険収載
- エビデンス
- GenMineTOP を名指しで評価した査読付きの実臨床データ研究があります (Cancer Science 2025 / J Bone Joint Surg Am 2026)。いずれも全国の C-CAT データベースを用いた後ろ向き・記述的な観察研究です。
- 連携
- 検査受託は株式会社 LSI メディエンスが担い、依頼は GenMineTOP ポータル経由で行う運用です。結果は国の C-CAT (がんゲノム情報管理センター) へ集約される、国のがんゲノム医療提供体制に組み込まれた検査です。
- 価格開示
- がんゲノムプロファイリング検査として日本で保険収載されています (2023 年 8 月 1 日保険適用)。患者さんの自己負担は保険診療の枠組みに従うため、製品単独の公開価格表という形ではありません。
- 実績
- 日本で保険収載された 3 つの CGP パネルの 1 つで、全国のがんゲノム医療拠点病院等で実施されています。C-CAT データベースを用いた研究では 1,356 例 (Cancer Science 2025) の解析が報告されています。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
GenMineTOP は、東京大学・国立がん研究センター研究所・コニカミノルタが共同研究開発した、固形がん向けの包括的がんゲノムプロファイリング (CGP) 検査システムです。2022 年 7 月にコニカミノルタ REALM 株式会社が製造販売承認 (承認番号 30400BZX00155000) を取得し、2023 年 8 月 1 日から保険適用のうえ発売・検査受託が始まりました。
最大の特徴は、DNA と RNA の 2 種類の遺伝子情報を同時に解析できる点です。腫瘍組織と血液 (非腫瘍細胞) をペアで解析することで、737 のがん関連遺伝子の塩基置換・挿入欠失・コピー数異常 (DNA) に加え、RNA の遺伝子融合・エクソンスキッピング・発現量までを一括で取得します。RNA まで見ることで、DNA パネルだけでは捉えにくい融合遺伝子を拾える点が、実臨床研究でも報告されています。
ここで一つ整理しておきたいのは、これはクリニックが院内で動かす業務ツールではない、という点です。実際の検査は、がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院といった国の指定施設で行うもので、検査受託は LSI メディエンスが担い、結果は国の C-CAT へ集約されます。クリニックの立場としては「どの拠点病院に紹介するか」「保険適用の CGP 検査にどんな選択肢があるか」を知っておく文脈で押さえておくのが実用的です。
提供企業: コニカミノルタ REALM 株式会社 (コニカミノルタグループ)(日本)
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- DNA と RNA を同時に解析する国内初の保険収載 CGP 検査
- 737 のがん関連遺伝子の変異 (塩基置換・挿入欠失・コピー数異常) を検出
- RNA の遺伝子融合・エクソンスキッピング・発現量も取得
- 腫瘍組織と血液 (非腫瘍細胞) のペア解析
- 固形がんが対象
- がんゲノム医療拠点病院等で実施 (検査受託は LSI メディエンス)
日本展開
日本で承認・保険収載済みの国産システムです。2022 年 7 月にコニカミノルタ REALM が製造販売承認 (承認番号 30400BZX00155000) を取得し、2023 年 8 月 1 日に保険適用となりました。検査の実施はがんゲノム医療拠点病院等に限られます。
価格
がんゲノムプロファイリング検査として日本で保険収載されています (2023 年 8 月 1 日保険適用)。患者さんの自己負担は保険診療の枠組みに従うため、製品単独の公開価格表という形ではありません。
がんゲノムプロファイリング検査 (保険診療)
保険診療 (問い合わせ)
がんゲノムプロファイリング検査として保険収載されています。患者さんの負担は保険診療の自己負担割合に従います。検査の依頼・受託は LSI メディエンス経由で、製品単独の公開価格表はありません。
公式の価格情報 ↗エビデンス成熟度「査読付き観察研究」 (GenMineTOP を名指しで評価した査読付きの観察研究が確認できます。全国の C-CAT データベースを用いた実臨床データ解析 (後ろ向き・記述的) で、DNA+RNA 同時解析による変異・融合検出の実臨床上の有用性が報告されています。前向き実装研究や RCT・SR は未確認のため、保守的に 3 と判定しています。) × 市場定着度「大規模普及」 (日本で保険収載された CGP パネルの 1 つとして、全国のがんゲノム医療拠点病院等で実施されています。C-CAT データベースを用いた研究では 1,356 例 (Cancer Science 2025) の解析が報告されており、全国規模での運用が確認できます。市場リーダー級 (level 5) の単独支配までは確認できないため、全国普及レベルの 4 と判定しています。)。
CLINIC AI LAB MAP — LAB
判定済 11 / 11 製品
- 出典: Watanabe 他, Cancer Science 2025 — C-CAT 1,356 例で GenMineTOP の DNA+RNA 同時解析の実臨床有用性を解析 ↗
- 出典: Kamio 他, J Bone Joint Surg Am 2026 — 骨軟部肉腫で GenMineTOP を含む 3 CGP パネルの実臨床検出率を比較 (C-CAT 2,633 例) ↗
- 出典: コニカミノルタ公式プレス (2023-08-01) — GenMineTOP 発売・保険適用・LSI メディエンスでの検査受託開始 ↗
- 出典: Watanabe 他, Cancer Science 2025 — 全国 C-CAT データベースで 1,356 例の実臨床運用を解析 ↗
この製品を対象とした研究
Real-World Data Analysis of Genomic Alterations Detected by a Dual DNA-RNA Comprehensive Genomic Profiling Test
全国 C-CAT データベースを用いた後ろ向き実臨床データ解析 (GenMineTOP 名指し、1,356 例)1,356 例のうち 91.5% でがん化に関わる遺伝子変化が見つかりました。RNA パネルは 105 件の融合 (うち NTRK 融合 11 件) を検出し、DNA パネルだけでは捉えにくい所見も拾えることが示されました。国内初の DNA+RNA 同時 CGP 検査の実臨床有用性を報告しています。
PMID: 40140952 ↗Differences Among Genomic Profiling Tests for Bone and Soft-Tissue Sarcomas in a Universal Health Insurance System
全国 C-CAT データベースを用いた記述的比較解析 (GenMineTOP を含む 3 CGP パネル、肉腫 2,633 例)骨軟部肉腫において、DNA+RNA の GenMineTOP は治療標的となるチロシンキナーゼ融合の検出率が 3.1% (254 例中 8 例) と、DNA のみのパネル (FoundationOne CDx 1.4%、NCC オンコパネル 0.6%) より高い傾向でした。ただし対象集団が異なり感度・特異度は算出できないと著者は注意しています。
PMID: 42202043 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。
同カテゴリの代替製品
掲載順は評価順ではありません (国内提供 → 五十音/アルファベット順)。
掲載情報は調査時点の公開情報に基づきます。製品仕様・規制ステータスの変更は随時更新します。 掲載ロゴは各社の商標であり、各社・各製品を識別する目的で使用しています (出典: 各社公式サイト)。 本ページにはアフィリエイト/成果報酬の導線が含まれる場合がありますが、報酬は評価・掲載順位に一切影響しません (編集ポリシー)。