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AccuVein(AV500)
提供: AccuVein(センチュリーメディカル)·採血支援・静脈可視化
- 査読研究 3 件
- 公表導入 1 件
- 価格情報公開
AccuVein Inc. (米国) が開発した携帯型の静脈可視化装置です。近赤外光で皮下の表在静脈・分岐・弁を皮膚表面に投影して見えるようにし、採血や末梢静脈ルート確保の際に穿刺部位を選びやすくします。非接触・手持ち式で、AI ソフトウェアというより穿刺フェーズを物理的に支援する医療機器です。日本ではセンチュリーメディカル株式会社が販売しています。

- 規制
- 業務ツール
- エビデンス
- AccuVein を名指しで評価したランダム化比較試験 (RCT) が複数あります。小児救急では初回成功率の改善が報告された一方、新生児や成人鎌状赤血球症では有意な改善が出なかった研究もあり、結果は対象集団によって分かれています。
- 連携
- 電子カルテ連携や API を持つ製品ではありません。穿刺を物理的に支援するスタンドアロンの可視化機器です。
- 価格開示
- メーカー・国内販売元のサイトに公開価格表はありません。日本では医療機器販売店 (RYODEN・アズワン等) を通じた購入になります。
- 実績
- 日本ではセンチュリーメディカル (伊藤忠グループ) が販売し、複数の医療機器販売店で流通しています。国内施設での臨床使用例 (千葉大学の症例報告) も確認できます。海外では世界 100 か国以上・3,000 病院以上で使われているとメーカーは説明しています (ベンダー公表値)。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
AccuVein は、近赤外光を当てて皮下の表在静脈を皮膚表面にリアルタイムで投影する、手持ち・非接触の静脈可視化装置です。視診や触診では分かりにくい静脈の位置・分岐・弁が見えるようになり、採血や末梢静脈ルート確保の前準備として穿刺部位の選定を助けます。
AI で診療記録を作るようなソフトウェア製品ではなく、穿刺の現場で物理的に役立つ医療機器です。手のひらサイズで持ち運べ、キャリブレーション不要・2 つの照射モードを備えるとメーカーは説明しています。現行世代の AV500 のほか、上位機種の AV600 や、ハンズフリー運用のための専用スタンド HF580 もあります。
日本ではセンチュリーメディカル株式会社 (伊藤忠グループの医療機器商社) が販売を担当しています。届出番号を持つ国内流通品で、複数の医療機器販売店から購入できます。クリニックの採血・点滴ルート確保の現場で、難しい血管に当たったときの補助として使われる位置づけです。
提供企業: AccuVein Inc.(米国ニューヨーク州 Medford) ・ 2006 年設立
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 近赤外光による表在静脈・分岐・弁の皮膚表面投影
- 手持ち・非接触・携帯型 (本体約 283g)
- キャリブレーション不要・2 照射モード
- 採血・末梢静脈ルート確保の穿刺部位選定を支援
- 現行 AV500 / 上位 AV600 / ハンズフリー用スタンド HF580
日本展開
日本で流通している製品です。センチュリーメディカル株式会社が販売元で、届出番号を持つ国内流通品として複数の医療機器販売店で取り扱われています。国内施設での臨床使用例も症例報告で確認できます。
価格
メーカー・国内販売元のサイトに公開価格表はありません。日本では医療機器販売店 (RYODEN・アズワン等) を通じた購入になります。
エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」 (AccuVein (AV500 / AV400) そのものを介入として評価したランダム化比較試験が複数あります。小児救急では初回成功率の改善が報告された一方、新生児・成人鎌状赤血球症では有意差が出ておらず、効果は対象集団により分かれます。RCT が複数存在するため成熟度は最上位としつつ、結果は一貫していない点に注意が必要です。) × 市場定着度「複数・大手導入」 (日本ではセンチュリーメディカル (伊藤忠グループ) が販売元となり、RYODEN・アズワンなど複数の医療機器販売店で流通しています。国内施設での臨床使用例も症例報告で確認できます。海外の世界 100 か国・3,000 病院規模はメーカー公表値のため、国内での複数チャネル流通・実使用を根拠に保守的に判定しています。)。
CLINIC AI LAB MAP — LAB
判定済 11 / 11 製品
- 出典: Karaarslan 他, Int Emerg Nurs 2025 — 小児救急での末梢静脈確保を AccuVein AV500 群と標準群で比較した RCT (初回成功率・所要時間が改善) ↗
- 出典: Zainudin 他, Cureus 2025 — 新生児の末梢静脈確保を AccuVein AV500 群と標準群で比較した RCT (初回成功率に有意差なし) ↗
- 出典: Corbasson 他, Int J Nurs Stud 2024 — 成人鎌状赤血球症の静脈確保を AccuVein AV400 群と標準群で比較した多施設 RCT (穿刺回数・時間に有意差なし) ↗
- 出典: センチュリーメディカル株式会社 — 静脈可視化装置 AccuVein 製品ページ (国内販売元) ↗
- 出典: 株式会社RYODEN — 静脈可視化装置 AccuVein AV500 取扱ページ (国内販売店流通の確認) ↗
- 出典: Sakakibara 他, J Med Case Rep 2025 — 千葉大学で AccuVein AV500 を乳がん手術に応用した国内症例報告 ↗
この製品を対象とした研究
The effect of the vein imaging device used in peripheral intravenous catheterization on the initial vascular access of the procedure in patients admitted to the children's emergency department: A randomized controlled trial
単施設 ランダム化比較試験 (小児救急・AccuVein AV500)6〜12 歳 70 名を対象に AccuVein AV500 群と標準群を比較し、初回成功率の向上、穿刺回数の減少、所要時間の短縮が示されました。
PMID: 40349486 ↗Vein Transillumination Versus the Standard Method in Neonatal Venous Cannulation: A Randomized Trial
単施設 ランダム化比較試験 (新生児・AccuVein AV500)新生児 120 名を対象に AccuVein AV500 群と標準群を比較したところ、初回成功率に有意差は出ませんでした (43.3% 対 35%)。触診できる静脈や穿刺既往の少なさのほうが成功と関連していました。
PMID: 40995276 ↗Efficacy of a vein visualisation device for facilitating peripheral venous line placement in adult patients with sickle cell disease: A randomised clinical trial
多施設 ランダム化比較試験 (成人鎌状赤血球症・AccuVein AV400、仏 2 施設)成人 126 名を解析し、AccuVein AV400 群では処置に伴う痛みは軽かったものの、穿刺回数やルート確保までの時間に有意な差は見られませんでした。
PMID: 39787687 ↗
公表されている導入実績
- 千葉大学医学部附属病院 (国内臨床使用例)乳がん手術で皮下乳房静脈の可視化に AccuVein AV500 を応用した日本人 3 症例の報告です。国内での実臨床使用が確認できる一例です。出典 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。
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