検査・採血支援

AccuVein(AV500)
提供: AccuVein(センチュリーメディカル)·採血支援・静脈可視化
- 査読研究 3 件
- 公表導入 1 件
AccuVein Inc. (米国) が開発した携帯型の静脈可視化装置です。
近赤外光で皮下の表在静脈・分岐・弁を皮膚表面に投影して見えるようにし、採血や末梢静脈ルート確保の際に穿刺部位を選びやすくします。非接触・手持ち式で、AI ソフトウェアというより穿刺フェーズを物理的に支援する医療機器です。日本ではセンチュリーメディカル株式会社が販売しています。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- セキュリティ
- 評価保留
- エビデンス
- 5 / 5RCT・系統的レビュー
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 近赤外光による表在静脈・分岐・弁の皮膚表面投影
- 手持ち・非接触・携帯型本体約 283g
- キャリブレーション不要・2 照射モード
- 採血・末梢静脈ルート確保の穿刺部位選定を支援
- 現行 AV500 / 上位 AV600 / ハンズフリー用スタンド HF580
製品概要
AccuVein は、近赤外光を当てて皮下の表在静脈を皮膚表面にリアルタイムで投影する、手持ち・非接触の静脈可視化装置です。視診や触診では分かりにくい静脈の位置・分岐・弁が見えるようになり、採血や末梢静脈ルート確保の前準備として穿刺部位の選定を助けます。
AI で診療記録を作るようなソフトウェア製品ではなく、穿刺の現場で物理的に役立つ医療機器です。手のひらサイズで持ち運べ、キャリブレーション不要・2 つの照射モードを備えるとメーカーは説明しています。現行世代の AV500 のほか、上位機種の AV600 や、ハンズフリー運用のための専用スタンド HF580 もあります。
日本ではセンチュリーメディカル株式会社 (伊藤忠グループの医療機器商社) が販売を担当しています。届出番号を持つ国内流通品で、複数の医療機器販売店から購入できます。クリニックの採血・点滴ルート確保の現場で、難しい血管に当たったときの補助として使われる位置づけです。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 業務ツール
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- AccuVein を名指しで評価したランダム化比較試験 (RCT) が複数あります。小児救急では初回成功率の改善が報告された一方、新生児や成人鎌状赤血球症では有意な改善が出なかった研究もあり、結果は対象集団によって分かれています。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 電子カルテ連携や API を持つ製品ではありません。穿刺を物理的に支援するスタンドアロンの可視化機器です。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- メーカー・国内販売元のサイトに公開価格表はありません。日本では医療機器販売店 (RYODEN・アズワン等) を通じた購入になります。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 日本ではセンチュリーメディカル (伊藤忠グループ) が販売し、複数の医療機器販売店で流通しています。国内施設での臨床使用例 (千葉大学の症例報告) も確認できます。海外では世界 100 か国以上・3,000 病院以上で使われているとメーカーは説明しています (ベンダー公表値)。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- AccuVein Inc.
- 本社
- 米国ニューヨーク州 Medford
- 設立
- 2006 年
- 日本での提供
- 日本で流通している製品です。センチュリーメディカル株式会社が販売元で、届出番号を持つ国内流通品として複数の医療機器販売店で取り扱われています。国内施設での臨床使用例も症例報告で確認できます。
- 公表されている導入先
- 千葉大学医学部附属病院 (国内臨床使用例)出典を見る →
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
メーカー・国内販売元のサイトに公開価格表はありません。日本ではセンチュリーメディカルおよび医療機器販売店 (RYODEN・アズワン等) を通じた本体購入となり、価格は販売店への問い合わせになります。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「複数・大手導入」(日本ではセンチュリーメディカル (伊藤忠グループ) が販売元となり、RYODEN・アズワンなど複数の医療機器販売店で流通しています。国内施設での臨床使用例も症例報告で確認できます。海外の世界 100 か国・3,000 病院規模はメーカー公表値のため、国内での複数チャネル流通・実使用を根拠に保守的に判定しています。)。 エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」(AccuVein (AV500 / AV400) そのものを介入として評価したランダム化比較試験が複数あります。小児救急では初回成功率の改善が報告された一方、新生児・成人鎌状赤血球症では有意差が出ておらず、効果は対象集団により分かれます。RCT が複数存在するため成熟度は最上位としつつ、結果は一貫していない点に注意が必要です。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Karaarslan 他, Int Emerg Nurs 2025 — 小児救急での末梢静脈確保を AccuVein AV500 群と標準群で比較した RCT (初回成功率・所要時間が改善) ↗
- 出典: Zainudin 他, Cureus 2025 — 新生児の末梢静脈確保を AccuVein AV500 群と標準群で比較した RCT (初回成功率に有意差なし) ↗
- 出典: Corbasson 他, Int J Nurs Stud 2024 — 成人鎌状赤血球症の静脈確保を AccuVein AV400 群と標準群で比較した多施設 RCT (穿刺回数・時間に有意差なし) ↗
- 出典: センチュリーメディカル株式会社 — 静脈可視化装置 AccuVein 製品ページ (国内販売元) ↗
- 出典: 株式会社RYODEN — 静脈可視化装置 AccuVein AV500 取扱ページ (国内販売店流通の確認) ↗
- 出典: Sakakibara 他, J Med Case Rep 2025 — 千葉大学で AccuVein AV500 を乳がん手術に応用した国内症例報告 ↗
この製品を対象とした研究・実証
The effect of the vein imaging device used in peripheral intravenous catheterization on the initial vascular access of the procedure in patients admitted to the children's emergency department: A randomized controlled trial
単施設 ランダム化比較試験 (小児救急・AccuVein AV500)6〜12 歳 70 名を対象に AccuVein AV500 群と標準群を比較し、初回成功率の向上、穿刺回数の減少、所要時間の短縮が示されました。
PMID: 40349486 ↗Vein Transillumination Versus the Standard Method in Neonatal Venous Cannulation: A Randomized Trial
単施設 ランダム化比較試験 (新生児・AccuVein AV500)新生児 120 名を対象に AccuVein AV500 群と標準群を比較したところ、初回成功率に有意差は出ませんでした (43.3% 対 35%)。触診できる静脈や穿刺既往の少なさのほうが成功と関連していました。
PMID: 40995276 ↗Efficacy of a vein visualisation device for facilitating peripheral venous line placement in adult patients with sickle cell disease: A randomised clinical trial
多施設 ランダム化比較試験 (成人鎌状赤血球症・AccuVein AV400、仏 2 施設)成人 126 名を解析し、AccuVein AV400 群では処置に伴う痛みは軽かったものの、穿刺回数やルート確保までの時間に有意な差は見られませんでした。
PMID: 39787687 ↗
公表されている導入実績
- 千葉大学医学部附属病院 (国内臨床使用例)乳がん手術で皮下乳房静脈の可視化に AccuVein AV500 を応用した日本人 3 症例の報告です。国内での実臨床使用が確認できる一例です。出典 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。AccuVein(AV500)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
セキュリティ評価保留
- 1. 基礎の開示公開資料で確認できなかったもの: 保存場所・データの扱い・事故窓口・ガイドライン対応・開示書・認証のどれかの公開
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: ISMS・プライバシーマーク、または国が同等とする認証 (SOC 2・ISMAP 等)・認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど)
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- 公開資料では確認できず
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: AccuVein 社の製品ページ (AV500)・取扱説明書 (IFU) の案内ページと AV500 取扱説明書 PDF・プライバシーポリシー、センチュリーメディカルの製品ページ (届出番号・製造元の記載のみ)・添付文書と取扱説明書の一覧・個人情報保護方針を確認。いずれもサイト訪問者向けの方針か機器の使い方・安全上の注意で、データの保存・通信・セキュリティ・MDS/SDS の記載は見つからなかった。機器単体の静脈可視化装置で情報システムではない。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
AccuVein(AV500) を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
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