経営・院内運営

Roundtrip
提供: Roundtrip·退院搬送コーディネーション(FHIR ベース Epic 統合)
- 連携の記載 4 件
- 公表導入 2 件
Roundtrip (米フィラデルフィア) が提供する、病院・ヘルスシステム・保険者向けの患者搬送コーディネーション SaaS です。
退院や通院の搬送手配を、ライドシェア (Lyft/Uber) から医療セダン・車椅子車両・ストレッチャー車・ALS/BLS 救急車まで 1 つのワークフローにまとめ、患者さんの臨床的な状態に応じた車種のマッチングを行います。帰院後 (退院搬送) フェーズの業務ツールで、医療機器ではありません。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 1 / 5ベンダー資料のみ
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
スタッフラウンジ・バックヤード
この分野が入ると: 紙のシフト表と目視の在庫管理が、画面と配送ロボットに置き換わった姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「スタッフラウンジ・バックヤード」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
カテゴリ内の位置
同じカテゴリの製品の中での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。段の根拠と出典を見る →
この製品でできること
6 項目- ライドシェア (Lyft/Uber)・医療セダン・車椅子車両・ストレッチャー車・ALS/BLS 救急車を単一ワークフローで予約
- 患者の臨床的な必要度に応じた車種マッチング適切な搬送モードの選択支援
- オンデマンド手配と数週間〜数か月先の事前予約の両対応
- FHIR ベースの Epic 統合搬送予約・受給資格確認・搬送給付管理・利用状況把握
- 支払者種別を横断した事前承認 (prior authorization) の取得支援
- 全ライドの実績データを使ったレポート・分析
製品概要
Roundtrip は、退院や通院で搬送が必要な患者さんについて、病院・ヘルスシステム・保険者のスタッフが車両の手配を 1 か所で完結できるようにする搬送コーディネーション SaaS です。2016年創業の米フィラデルフィアの独立系企業で、累計調達額は公表ベースで約 1,100 万ドル (シード 190 万ドル・シリーズ A 510 万ドル・戦略ラウンド 400 万ドル) です。
使い方としては、ケアコーディネーターが単一の画面から、ライドシェア (Lyft/Uber)・医療セダン・車椅子車両・ストレッチャー車・ALS/BLS 救急車までを予約します。患者さんの臨床的な必要度に応じて適切な車種にマッチングする仕組みが中核で、オンデマンドの手配にも数週間〜数か月先の事前予約にも対応すると公式は説明しています。支払者種別を横断して事前承認 (prior authorization) の取得を支援し、ブローカーへの電話を減らす点も病院向けの訴求です。
連携面では、2025年8月に FHIR ベースの Epic 統合を発表しました。搬送予約のワークフローに加えて、受給資格確認・搬送給付管理・利用状況の把握までを Epic のデータとつなぎ、Epic 内に埋め込む SMART on FHIR アプリも計画と公式は説明しています。それ以前にも University Hospitals の Allscripts 統合事例や、救急搬送 CAD の ESO Solutions との連携発表があります。背景として、米国では Medicaid の非緊急医療搬送 (NEMT) が連邦必須給付であり、この給付事務を効率化する市場が成立しています。2025年には加州最大の NEMT 事業者 Call the Car と提携し、南カリフォルニアの Medicaid (Medi-Cal) 領域へも展開しています。
なお、本製品そのものを評価した査読研究は確認できませんでした。no-show 率の改善などの数値はベンダー公表値なので、その前提で見てください。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外提供のみ(日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- 本製品そのものを評価した査読論文は確認できませんでした (PubMed で該当なし)。公開されているのは「パートナー医療機関の no-show 率 4% 未満 (業界平均 20% 超)」というベンダー公表値にとどまります。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 2025年8月に FHIR ベースの Epic 統合を発表しています (搬送予約・受給資格確認・搬送給付管理・利用状況の把握。Epic 内に埋め込む SMART on FHIR アプリも計画と公式は説明)。それ以前にも University Hospitals では同院の EHR (Allscripts) から直接手配する統合事例が公式プレスで公表されており、救急搬送 CAD の ESO Solutions との連携も 2025年7月に発表されています。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表はありません。Contact Sales / Request a Demo から問い合わせる方式です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 公式トップページに ChristianaCare・St. Luke's University Health Network・Memorial Hermann・Jefferson Health・Cooper University Health Care・RWJBarnabas Health などのロゴが掲載されています。University Hospitals (クリーブランド) の導入は公式プレスリリースで確認でき、2021年時点で「40州以上でライド実績」と公式は説明しています。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。医療情報の保管先は国外と明記、提供会社が SOC 2 Type II を取得、二要素認証に対応と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Roundtrip
- 本社
- 米国ペンシルベニア州フィラデルフィア
- 設立
- 2016 年
- 日本での提供
- 日本未上陸です。国内での提供・導入の公表は確認できませんでした。米国では Medicaid の非緊急医療搬送 (NEMT) が連邦必須給付になっており、本製品はその手配業務を Epic など EHR のワークフローに組み込む先行例です。日本の退院調整で介護タクシーや民間救急を手配する場面のシステム化を考えるうえで、参考例として見るのが良い距離感だと思います。
- 連携
- Epic(FHIR ベース統合、2025年8月発表)
- Allscripts(University Hospitals の統合事例)
- ESO Solutions(救急搬送 CAD、2025年7月連携発表)
- Lyft / Uber(ライドシェア手配)
- 公表されている導入先
- University Hospitals (米オハイオ州クリーブランド)、BrightView Health (米オハイオ州・依存症治療ネットワーク)出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表は掲載されていません。Contact Sales / Request a Demo から個別に問い合わせる方式です。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
導入の広がりとエビデンスの段階
導入の広がり「複数・大手導入」(University Hospitals (クリーブランドの大手ヘルスシステム) の導入が公式プレスリリースで公表されているほか、公式トップページに ChristianaCare・Memorial Hermann・Jefferson Health・RWJBarnabas Health など複数の大手医療機関ロゴが掲載されています。複数・大手導入の公表がある水準のため level 3 と判定しています。施設数などの大規模普及の定量公表は確認できませんでした。)。 エビデンス成熟度「ベンダー資料のみ」(本製品 (Roundtrip) そのものを評価した査読研究は PubMed で確認できませんでした。公開根拠は「パートナー医療機関の no-show 率 4% 未満 (業界平均 20% 超)」というベンダー公表値にとどまるため、保守的に level 1 と判定しています。)。
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Roundtripの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 保存先が国内法の及ぶ範囲であることの明記 (保存しない製品は不要)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
運用まで第三者が確かめた保証: SOC 2 Type II (国のガイドラインは、提供事業者にここまでは求めていません。レベル 3 の認証として数えるほかは、段の上げ下げに使いません。提供元の表明を含みます)
- 医療情報の保存場所
- 国外で保管 (米国 (AWS 北バージニア)) (出典 ↗)
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- SOC 2 Type II ↗提供元の表明・会社全体の取得・『SOC 2 Type II + HIPAA Report』を掲載 (対象期間の記載なし)
- 二要素認証
- 提供ありと記載 (出典 ↗)
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: Drata の Trust Center を開き、SOC 2 Type II +HIPAA 報告書・ペネトレーションテスト・責任ある開示 (バグバウンティ)・多要素認証・サブプロセッサの所在地 (AWS 北バージニア等) を確認。プライバシーポリシーにも米国内インフラと SOC 2 の記載。AI 学習利用の記載は見つからず。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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