AI 問診・トリアージ

Buoy Health
提供: Buoy Health·AI トリアージ/受診相談
- 査読研究 2 件
- 公表導入 2 件
Buoy Health, Inc. (米国・ボストン) が提供する AI 症状チェッカー/受診相談ツール。
利用者が症状を入力すると、対話形式で質問を重ねて想定される状態と適切な受診先・緊急度を提示する。来院前の自己トリアージ・受診ナビゲーション (デジタルフロントドア) を担う消費者向けツールです。過去には医療保険・雇用主のメンバー向けにも提供されていましたが、2026 年 10 月時点の公式サイトでは法人向けの提供に関する記載を確認できていません。日本未上陸。
- 料金 (公式)
- 無料
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
玄関・前庭 ・ 待合・廊下
この分野が入ると: 紙の問診票が、来院前のスマホ問診に置き換わった姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「玄関・前庭」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 対話形式の AI 症状チェッカー質問を重ねて想定状態を絞り込み
- 受診先・緊急度の提示によるセルフトリアージ/受診ナビゲーション
- 臨床者がレビューした医療情報コンテンツ
- 保険者・雇用主のベネフィット基盤に組み込むデジタルフロントドア過去の提供形態。現行サイトでは未確認
- 症状評価結果から提携サービスへ誘導するマーケットプレイス導線
製品概要
Buoy Health は、利用者が症状を入力すると AI が対話形式で質問を重ね、想定される状態と適切な受診先・緊急度を提示する症状チェッカー/受診相談ツールである。来院前のセルフトリアージと受診ナビゲーションを担い、利用者の不安軽減と「どこに・いつ受診すべきか」の判断支援を狙う。
提供形態は個人の無料利用に加え、過去には医療保険者・雇用主のメンバー向けに組み込まれるデジタルフロントドア/ベネフィット基盤としても展開されていた。2026 年 10 月時点の公式サイトは、消費者向けの AI 症状チェックと医師監修の記事を前面に出しており、法人向けの記載は確認できていない。症状評価の結果から提携サービス (マーケットプレイス) への導線を提示する設計も持つ。
本製品は米国の保険者・雇用主エコシステムを前提とした消費者向けツールであり、日本のクリニックが院内業務ツールとして単独導入することを想定した製品ではない。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外提供のみ(日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- Buoy を名指しで評価した査読研究が複数存在 (JAMA Network Open 2019 / J Med Internet Res 2022)。いずれも横断・観察デザインで、利用者の受診意向や緊急度の変化を検証している。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 過去には保険者・雇用主の既存ベネフィット基盤への組み込み (デジタルフロントドア/マーケットプレイス連携) を訴求していましたが、2026 年 10 月時点の公式サイトでは確認できていません。臨床現場の電子カルテへのネイティブ統合も公式一次資料で確認できず。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 症状チェッカー本体は一般利用者向けに無料公開されています。法人 (保険者・雇用主) 向けは過去に契約形態で提供されていましたが、2026 年 10 月時点の公式サイトには法人向けの記載や公開価格表を確認できていません。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 過去の公式プレスでは、Cigna/Express Scripts や Consortium Health Plans (20 メンバープラン・全国 2,500 万人規模) など、米国大手保険者との提携が確認できます。ただし公式のプレスページは 2022 年 6 月で更新が止まっており、2026 年 10 月時点の公式サイトでは法人向けの訴求を確認できていません (要観察)。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。根拠は「セキュリティ」タブにあります。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Buoy Health, Inc.
- 本社
- 米国マサチューセッツ州ボストン
- 設立
- 2014 年
- 日本での提供
- 日本未上陸。過去の提供形態は米国の医療保険者・雇用主のベネフィット基盤に組み込む形で、現行の公式サイトは消費者向けの症状チェックを前面に出しています。日本のクリニックが院内業務ツールとして単独導入する想定ではなく、日本での提供・薬機法上の取り扱いに関する一次情報は確認できませんでした。
- 公表されている導入先
- Cigna / Express Scripts、Consortium Health Plans出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
無料
症状チェッカー本体は一般利用者向けに無料公開されています。法人 (保険者・雇用主) 向けは過去に契約形態で提供されていましたが、2026 年 10 月時点の公式サイトには法人向けの記載や公開価格表を確認できていません。
プラン
法人 (保険者・雇用主向け・過去の提供形態)
問い合わせ (現行サイトでは記載なし)
公開価格なし — 見積もりで確認
- 過去には保険者・雇用主のメンバー向けに組み込むデジタルフロントドアとして契約形態で提供されていました。
- 2026 年 10 月時点の公式サイトでは法人向けの提供に関する記載と公開価格表を確認できていません。
料金のしくみ
保険者・雇用主向けの法人提供は過去には契約形態だったと見られますが、2026 年 10 月時点の公式サイトには法人向けの記載も公開価格表もありません。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「複数・大手導入」(Cigna/Express Scripts (COVID-19 スクリーニングを会員向けに無償提供)、および Consortium Health Plans が 20 メンバープラン・全国 2,500 万人規模のデジタルフロントドア優先パートナーに選定。複数の大手保険者との提携を公式プレスが確認しているため level 3。数千施設級の業界標準としての普及は未確認。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(Buoy を名指しで評価した査読付き観察研究が複数 (JAMA Network Open 2019 の横断研究、J Med Internet Res 2022 の横断質問紙調査)。いずれも前向き・RCT ではなく横断/観察のため 4・5 は付けず保守判定。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Winn 他, JAMA Network Open 2019 — Buoy のオンライン症状チェッカー利用と患者の受診計画の関連を検証した横断研究 ↗
- 出典: Arellano Carmona 他, J Med Internet Res 2022 — Buoy 利用者 (N=2437) を対象とした横断質問紙調査 ↗
- 出典: Cigna 公式ニュースルーム (2020-04-03) — Cigna・Express Scripts が Buoy Health と提携し会員向け COVID-19 デジタルスクリーニングを提供 ↗
- 出典: PR Newswire 公式プレス (2020-08-17) — Consortium Health Plans が Buoy Health を AI 症状チェッカー/デジタルフロントドアの優先パートナーに選定 (20 プラン・2,500 万人規模) ↗
この製品を対象とした研究・実証
Association of Use of Online Symptom Checkers With Patients' Plans for Seeking Care
横断研究 (Buoy の症状チェッカー利用ログを解析)症状チェッカー利用後、32% の対話で意図する受診の緊急度が低下、65% は不変、4% で上昇。適切な受診レベルへの不確実性が 34%→21% へ低下した。
PMID: 31880791 ↗Health Information Seeking From an Intelligent Web-Based Symptom Checker: Cross-sectional Questionnaire Study
横断質問紙調査 (Buoy 利用者 N=2437)利用者は Buoy への信頼が高く、使いやすく分かりやすいと評価し、不安が軽減し受診を促されたと回答。一方で利用者層は高学歴・有保険に偏り、デジタルデバイドの存在も示された。
PMID: 35984690 ↗
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Buoy Healthの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: ISMS・プライバシーマーク、または国が同等とする認証 (SOC 2・ISMAP 等)
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- 公開資料では確認できず
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: HITRUST 認証済みと記載 (種別 e1/i1/r2 の記載なし)。security@ の窓口あり。保管場所・AI 学習の記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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