AI 問診・トリアージ

Ada Health
提供: Ada Health·AI トリアージ/症状チェッカー
- 査読研究 2 件
- 連携の記載 1 件
- 公表導入 2 件
Ada Health GmbH (ドイツ・ベルリン発) の AI 症状アセスメント/受診相談プラットフォーム。
利用者が症状や病歴を質問形式で入力すると、考えられる疾患候補と緊急度 (受診の要否・場所) を提示し、来院前のトリアージとケアナビゲーションを支援する。消費者向けアプリと、医療機関・保険者向けの受診先ナビゲーション (Care utilization)・製薬向けの患者発見 (Patient finding) という企業向けソリューションの二系統を持つ (パートナー向け公式サイトの現行表記)。日本未上陸の海外製品。
- 料金 (公式)
- 無料
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
玄関・前庭 ・ 待合・廊下
この分野が入ると: 紙の問診票が、来院前のスマホ問診に置き換わった姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「玄関・前庭」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 会話形式の質問による症状アセスメント疾患候補の提示
- 緊急度判定・受診ナビゲーション自己ケア/受診/救急の振り分け
- 医療機関の Web・患者ポータルへの組み込み企業向けソリューション
- 臨床ハンドオーバー機能医療者への情報引き継ぎ
- 多言語対応の症状チェッカー
製品概要
Ada は、利用者が症状・病歴を会話形式の質問に答える形で入力すると、考えられる疾患候補と緊急度 (自己ケアで足りるか、受診すべきか、救急か) を提示する AI 症状アセスメント/受診相談ツールである。来院前の振り分け (トリアージ) とケアナビゲーションを担い、適切な受診先・タイミングへ患者を誘導する。
製品は二系統に分かれる。一般消費者向けの無料アプリ (ベンダー公表で 1,200 万ユーザー超) と、医療機関・製薬企業向けの企業ソリューションである (パートナー向け公式サイトでは 2026 年 10 月時点で Care utilization と Patient finding の 2 つを案内し、以前の呼称「Ada Assess」は確認できない)。この企業向け製品は医療機関の Web サイトや患者ポータルに組み込まれ、症状アセスメント・ケアナビゲーション・臨床ハンドオーバーを提供する。
対象市場は主に欧米で、日本のクリニック単独導入を想定した製品ではない。ベンダー本社はドイツ・ベルリンにあり、英国・北米にも拠点を持つ。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外承認のみ(CE Class IIa・日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- Ada アプリそのものを名指しで評価した査読付き臨床ビネット研究が複数存在 (BMJ Open 2020 / Aust J Prim Health 2021)。いずれも横断的な診断精度・緊急度判定の評価で、前向き実装研究や RCT は未確認。 公式プレスは 2026 年 4 月に、ポルトガルの CUF との実世界研究を NEJM AI に発表したと説明しています (救急受診を予定していた患者の約 4 割が、医師パネルが適切と評価した低緊急度の受診先を選んだとのベンダー説明。本ページの判定では PMID・DOI を未確認のため、評価水準には算入していません)。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 医療機関の Web サイト・患者ポータルへの組み込みを企業向けで提供 (Sutter Health の Web/My Health Online への統合実績あり)。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表なし。医療機関・製薬向けは企業契約 (問い合わせ式)、消費者向けアプリは無料提供。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 米 Sutter Health (300 万人超の患者) の Web・患者ポータルに統合され 41 万件超のアセスメントを公表。消費者アプリは 1,200 万ユーザー超とベンダーが公表。日本未上陸。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。医療情報の保管先は国外と明記、提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Ada Health GmbH
- 本社
- ドイツ・ベルリン
- 設立
- 2011 年
- 日本での提供
- 日本未上陸。CE Class IIa (EU-MDR) の海外承認のみで、日本 (PMDA) での承認・正式提供は確認できなかった。日本語提供・国内導入実績も確認できていない。欧米の医療機関・消費者向けが中心の製品。
- 連携
- 医療機関 Web サイト・患者ポータル (例: Sutter Health の My Health Online)
- 公表されている導入先
- Sutter Health (米国)、Scout by Sutter Health (米国)出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
無料
公式サイトに公開価格表なし。医療機関・製薬向けは企業契約 (問い合わせ式)、消費者向けアプリは無料提供。
プラン
企業向け (Care utilization / Patient finding、パートナー契約)
問い合わせ
公開価格なし — 見積もりで確認
- 医療システム・保険者・製薬向けは公開価格表がなく、問い合わせ式の企業契約です。
- 公式サイトに価格の記載は確認できませんでした。
料金のしくみ
公式サイトに公開価格表は掲載されていない。医療機関・製薬向けの企業ソリューション (Care utilization / Patient finding) は企業契約 (問い合わせ式) と見られ、消費者向けアプリは無料で提供されている。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「複数・大手導入」(米大手医療ネットワーク Sutter Health (患者 300 万人超) の Web・患者ポータルに統合され 41 万件超のアセスメントを公表。後年 Scout by Sutter Health (メンタルヘルス) にも統合。製薬 (Sanofi/Takeda/Alnylam) 等とも提携。複数・大手導入の公表に該当。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(Ada アプリそのものを対象とした査読付き臨床ビネット研究 (横断的な診断精度・緊急度判定評価) が複数。BMJ Open 2020 では 8 アプリ比較で Ada が Top3 診断精度 70.5%・安全な緊急度助言 97.0% と最良群。前向き実装研究や Ada 単独 RCT・SR は未確認のため保守的に level 3。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Gilbert 他, BMJ Open 2020 — 症状アセスメントアプリ 8 種を 200 ビネットで GP と比較。Ada が診断・緊急度助言とも最良群 (Ada Health 著者) ↗
- 出典: Gilbert 他, Aust J Prim Health 2021 — Ada アプリを 48 ビネットで評価。正診率 Top1 65%・Top3 83%・緊急度一致 63% (Ada Health 著者) ↗
- 出典: Sutter Health 公式プレス (2019-02-11) — Ada を Web・My Health Online に統合、300 万人超の患者が利用可能に ↗
- 出典: Ada 公式 (Sutter 事例) — Sutter 展開で 41 万件超のアセスメント、52% が診療時間外、40% がより緊急度の低いケアへ誘導 ↗
- 出典: Ada 公式プレス (2022-10-27) — Scout by Sutter Health (12-26 歳向けメンタルヘルス) へ Ada の症状アセスメントを統合 ↗
この製品を対象とした研究・実証
How accurate are digital symptom assessment apps for suggesting conditions and urgency advice? A clinical vignettes comparison to GPs
横断的ビネット研究 (8 アプリ × 200 ビネット、GP と比較)Ada は疾患候補カバー率 99.0%、Top3 正診率 70.5%、安全な緊急度助言 97.0% でアプリ中最良群。いずれのアプリも GP は上回らなかった。Ada Health 著者。
PMID: 33328258 ↗Quality of condition suggestions and urgency advice provided by the Ada symptom assessment app evaluated with vignettes optimised for Australia
横断的ビネット研究 (Ada アプリ単独、48 ビネット)正しい疾患が Top1 で 65%、Top3 で 83% に提示。緊急度助言は 63% で gold standard と完全一致。先行研究の最良アプリを上回る精度。Ada Health 著者。
PMID: 34706813 ↗
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Ada Healthの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 保存先が国内法の及ぶ範囲であることの明記 (保存しない製品は不要)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 国外で保管 (EU (AWS ルクセンブルク等)。健康データは常に EU 内と記載) (出典 ↗)
- データの扱い
- AI の学習に使うと記載 (匿名化などの条件は出典を参照) (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明・会社全体の取得
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: 匿名化した過去の問診データを AI/LLM 開発に利用と記載。ISO 27001 は公式トップのバッジ表示。セキュリティ専用窓口は確認できず (DPO のみ)。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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