AI 問診・トリアージ

Infermedica(Symptomate)
提供: Infermedica·AI トリアージ/症状評価 API
- 査読研究 4 件
- 連携の記載 4 件
- 公表導入 2 件
Infermedica (ポーランド発・米国 San Antonio に拠点) が提供する臨床 AI トリアージ/症状評価プラットフォーム。
患者がチャット・音声・コールセンター経由で症状を入力すると、緊急度を評価し適切な受診レベルへ振り分ける。Symptomate は同社の一般向け症状チェッカーで、医療機関は Infermedica API・Conversational Triage・Pre-visit Intake をデジタル受付として組み込む。受診前〜受付・トリアージフェーズに効く海外製品で、日本未上陸。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 4 / 5大規模普及
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
玄関・前庭 ・ 待合・廊下
この分野が入ると: 紙の問診票が、来院前のスマホ問診に置き換わった姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「玄関・前庭」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
7 項目- チャット・音声・コールセンターの 3 チャネルで会話型トリアージ
- 症状から緊急度を評価し適切な受診レベルへ振り分けcare referral
- Symptomate一般向け症状チェッカー
- Infermedica API による自社導線への組み込み
- 受診前インテーク (Pre-visit Intake) と構造化ハンドオフ
- Call Center Voice Agent による初期患者対応の自動化
- 150+ 言語対応、医師主導の症状・疾患データベース
製品概要
Infermedica は、患者が自然言語で症状を入力すると緊急度を評価し適切な受診レベル (自己ケア・外来・救急など) へ振り分ける臨床 AI トリアージプラットフォームである。チャット・音声・コールセンターの 3 チャネルに対応し、医師主導で構築した症状・疾患データベースを基盤とする。一般向けの症状チェッカーが Symptomate で、医療機関は Infermedica API や Conversational Triage、Pre-visit Intake、Call Center Voice Agent をデジタル受付 (digital front door) として組み込む。
同社は 2012 年の創業以来 30+ カ国・150+ 言語で展開し、累計 10M+ 人のトリアージに使われたと公表している。Microsoft Healthcare Bot Service への技術提供や、Hyro・Loyal Health 等の会話 AI ベンダーとのパートナー統合を通じて、自社単独だけでなくパートナー経由でも医療組織に届けられている。
規制面では EU MDR の Class IIb 医療機器、英国 MHRA 登録、ISO 13485:2016、ISO 27001:2022、HIPAA/GDPR 準拠を公式に掲げる。対象は欧米の保険会社・医療システム・遠隔医療事業者が中心で、日本のクリニック単独導入を想定した製品ではない。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外承認のみ(EU MDR Class IIb・日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- Symptomate / Infermedica を名指しで評価した第三者の査読研究が複数 (Front AI 2022 のDA比較・BMC Health Serv Res 2025 の red flag 評価・Epidemiol Infect 2019 の ED 後ろ向き分析)。加えて Infermedica 社員著者による観察研究 (Front Public Health 2023 等) もある。査読付き観察研究レベル (RCT・SR/メタ解析は未確認)。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- Infermedica API として公開され、開発者が自社の患者導線に組み込める。Microsoft Healthcare Bot Service への技術提供、Hyro・Loyal Health 等のパートナー経由での統合が公式発表で確認できる。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表なし。問い合わせ式 (Savings Calculator で試算を案内)。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 公式・プレスで 30+ カ国・150+ 言語、10M+ 人のトリアージ利用を公表。Microsoft との提携、Allianz・HonorHealth・Optum・LifeMD・Sana Kliniken 等の名指し顧客あり。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001)・SOC 2 Type II・SOC 2 Type I ほか 3 件 を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Infermedica
- 設立
- 2012 年
- 日本での提供
- 日本未上陸。EU MDR Class IIb・英国 MHRA を取得した海外承認のみで、日本の薬機法上の取り扱いや日本語提供・国内導入の公表は確認できなかった。欧米の保険会社・医療システム・遠隔医療向けに展開されている海外製品である。
- 連携
- Infermedica API
- Microsoft Healthcare Bot Service
- Hyro
- Loyal Health
- 公表されている導入先
- Microsoft (Healthcare Bot Service)、Loyal Health出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表は掲載されていない。問い合わせ式で、組織向けにコスト削減効果を試算する Savings Calculator を案内している。
- 公式サイトに公開価格表はありません。
- 保険会社・医療システム・遠隔医療事業者向けの個別見積もり方式で、導入によるコスト削減効果を試算する Savings Calculator を案内しています。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「大規模普及」(公式・プレスで 2012 年以降 30+ カ国・150+ 言語に展開し 10M+ 人のトリアージ利用を公表。Microsoft Healthcare Bot Service への技術提供のほか Allianz・HonorHealth・Optum・LifeMD・Sana Kliniken 等の名指し顧客があり、大規模普及レベルと判断。業界標準 (市場リーダー・数千施設の単独裏付け) までは確認できないため 5 は付けない。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(Symptomate / Infermedica を名指しで評価した第三者の査読付き観察研究が複数 (DA 横断比較・red flag 横断評価・ED 後ろ向き診断トリアージ精度分析)。Infermedica そのものを対象とした RCT・SR/メタ解析は未確認のため保守的に 3 とした。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Berry 他, Epidemiol Infect 2019 — ED 実患者で 5 つの症状チェッカー (Symptomate 含む) の診断・トリアージ精度を後ろ向き分析、精度は医師に劣ると報告 ↗
- 出典: Sutaria 他, BMC Health Serv Res 2025 — 4 つの症状チェッカー (Symptomate 含む) の red flag 探索能を臨床ビネットで横断評価、緊急トリアージは医師と同等だが特異度は劣ると報告 ↗
- 出典: Jones & Jones, Front Artif Intell 2022 — 7 つの診断補助 (Symptomate 含む) と医師の診断精度を 30 ビネットで横断比較 ↗
- 出典: Infermedica 公式プレス (PR Newswire, 2022-07-12) — 10M+ 人のトリアージ利用、Allianz/HonorHealth/Optum/Microsoft/LifeMD/Global Excel/Gothaer/Sana Kliniken を名指し ↗
- 出典: Infermedica 公式パートナーページ — Loyal Health が Infermedica API を仮想トリアージに統合 (Loyal は 35+ 医療システム・290+ 病院に提供) ↗
この製品を対象とした研究・実証
Online symptom checker diagnostic and triage accuracy for HIV and hepatitis C
単施設 ED 後ろ向き診断・トリアージ精度分析 (Symptomate 含む 5 ツール、第三者)HIV/HCV 患者の実 ED エンカウンターで症状チェッカーの診断精度は医師に大きく劣った (Top1 < 20%)。Symptomate を含む 5 ツールを比較。
PMID: 30869052 ↗Evaluating the use of red flags by online symptom checkers
臨床ビネット横断評価 (Symptomate 含む 4 ツール vs 一般医、第三者)緊急トリアージ精度は症状チェッカー 76.9% で医師 85.7% と有意差なしだが、特異度は 83.3% vs 91.9% で医師が有意に優れ、red flag の大半を探索できなかった。
PMID: 41034962 ↗A Novel Bayesian General Medical Diagnostic Assistant Achieves Superior Accuracy With Sparse History
30 ビネット横断比較 (Symptomate 含む 7 診断補助 + 医師、第三者)新規 Bayesian DA を医師および Symptomate を含む 6 つの公開診断補助と比較。Symptomate は比較対象の一つとして評価された。
PMID: 35937138 ↗A multinational survey of patient utilization of and value conveyed through virtual symptom triage and healthcare referral
多国オンライン調査 (Infermedica 社員著者、観察)2,113 名の仮想トリアージ利用者調査で、4 分の 3 が受診レベルの判断に役立ったと回答、不適切な受診意図を是正し遠隔医療への許容を倍増させたと報告。
PMID: 36817183 ↗
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Infermedica(Symptomate)の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
運用まで第三者が確かめた保証: SOC 2 Type II (国のガイドラインは、提供事業者にここまでは求めていません。レベル 3 の認証として数えるほかは、段の上げ下げに使いません。提供元の表明を含みます)
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明・会社全体の取得・ISO 27001:2022SOC 2 Type II ↗提供元の表明・会社全体の取得SOC 2 Type I ↗提供元の表明・会社全体の取得Cyber Essentials ↗提供元の表明・会社全体の取得Cyber Essentials Plus ↗提供元の表明・会社全体の取得NHS DSPT ↗提供元の表明・会社全体の取得
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: セキュリティポータルに sirt@ の脆弱性報告窓口。データ保管地域・AI 学習利用の記載は確認できず。HIPAA 準拠を表明 (認証制度ではない)。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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