AI 問診・トリアージ

Mediktor
提供: Mediktor·AI トリアージ/症状チェッカー
- 査読研究 3 件
- 公表導入 2 件
Mediktor 社 (スペイン・バルセロナ発) の AI トリアージ/症状チェッカー。
患者が症状を入力すると自然言語処理で問診を進め、想定される状態と適切な受診先・緊急度を数分で提示する。保険会社・病院・遠隔医療・製薬向けにホワイトラベル SaaS / API で提供される受診前〜トリアージフェーズの業務ツール。日本未上陸の海外製品。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 3 / 5複数・大手導入
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 日本未上陸
- エビデンス
- 4 / 5査読付き前向き・実装研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
想像図院内のどこで使う?
玄関・前庭 ・ 待合・廊下
この分野が入ると: 紙の問診票が、来院前のスマホ問診に置き換わった姿
院内ツアーで歩く (国内では未提供の製品) →院内ツアーで「玄関・前庭」を歩く (この製品は国内では提供されていません) →製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 症状入力から数分で想定状態リストと受診先・緊急度を提示する AI トリアージ
- 自然言語処理 (NLP) ベースの対話型問診
- 保険・病院・遠隔医療向けのホワイトラベル SaaS / API 提供
- 多言語対応公式サイト記載で 18 言語
- ER でのトリアージ支援・受診ナビゲーション
製品概要
Mediktor は患者が入力した症状を自然言語処理で解析し、想定される状態のリストと適切な受診先・緊急度を数分で提示する AI トリアージ/症状チェッカーである。受診前〜トリアージのフェーズに効き、来院の振り分けや不要受診の抑制、患者の受診ナビゲーションを狙う。
提供形態は B2B 中心で、保険会社・病院/医療システム・遠隔医療プラットフォーム・製薬・公衆衛生/行政向けにホワイトラベル SaaS / API として組み込まれる。公式サイトは 18 言語・35 か国対応とうたう。2024 年に米サンフランシスコの会話型ヘルスケア企業 Sensely を買収し、米国での展開と対話プラットフォームを拡張した。
日本のクリニック単独導入を想定した製品ではなく、欧州・中南米・米国の保険会社や医療システム向けの導入が中心である。日本での正式上陸・薬機法上の取り扱いは確認できていない。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 海外承認のみ(CE・日本未上陸)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- Mediktor を名指しで評価した査読研究が複数存在。大学病院 ED での前向き観察研究 (医師診断との一致を検証) と、ED→プライマリ逆紹介の前向きパイロット研究を含む。Mediktor 単独を対象とした RCT・SR は未確認。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 保険・病院・遠隔医療プラットフォームへのホワイトラベル組込み / API 連携を公式に訴求。特定の電子カルテ製品名でのネイティブ統合は公式サイトで具体名まで確認できず。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表なし。B2B 向けホワイトラベル SaaS / API 契約 (問い合わせ式)。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- Sensely 買収 (2024 年) で 35 か国超へ展開と公表。スペイン公立病院 Parc Taulí の ER での導入、Roche との女性医療協業など named customer を公式・業界報道で確認。2025-10-01 には AWS の生成 AI 基盤を用いた会話型トリアージの新製品「AI Medical Agent」の提供開始を発表 (既存の CE/FDA 基準の臨床トリアージエンジンは維持しつつ、対話型 UI を追加する位置付け)。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、日本未上陸のため、日本の指針向けの書類が無いのは通常です。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- Mediktor
- 本社
- スペイン・バルセロナ (米国ニューヨーク・ブルックリンにも拠点)
- 設立
- 2011 年
- 日本での提供
- 日本未上陸。提供は欧州・中南米・米国などの海外市場が中心で、日本での正式上陸・薬機法上の取り扱いは確認できていない。CE マークなど海外の医療機器認証を取得した海外製品である。
- 公表されている導入先
- Parc Taulí 大学病院 (スペイン)、Sensely 買収 (2024)出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表は掲載されていない。保険会社・医療システム・遠隔医療向けの B2B 契約 (問い合わせ式) と見られる。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「複数・大手導入」(Sensely 買収 (2024) で 35 か国超へ展開と公表。スペイン公立病院 Parc Taulí の救急部での導入 (ARA ユニット)、Roche との協業など複数の named customer を公式・業界報道で確認。製品単体での 100 施設超級の全国普及は未確認のため 4 は付けず保守判定。)。 エビデンス成熟度「査読付き前向き・実装研究」(Mediktor を名指しで評価した査読付き前向き研究が複数存在 (大学病院 ED での前向き観察研究で医師診断との一致率を検証、ED→プライマリ逆紹介の前向きパイロット実装研究)。Mediktor 単独を対象とした RCT・SR は未確認のため 5 は付けず保守判定。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Moreno Barriga 他, Emergencias 2017 — 大学病院 ED での前向き観察研究 (622 例)。医師診断が Mediktor の上位 10 候補と 91.3%、上位 3 と 75.4% で一致 ↗
- 出典: Taules 他, Front Digit Health 2025 — Mediktor を用いた ED→プライマリ逆紹介の前向きパイロット研究 (427 例)、安全かつ正確なスクリーニングと報告 ↗
- 出典: GlobeNewswire (2024-06-05) — Mediktor が Sensely を買収、35 か国超へ展開と発表 (Mayo Clinic が教育コンテンツ提供・株主化) ↗
- 出典: CataloniaBio & HealthTech — スペイン公立病院 Parc Taulí が救急部に Mediktor を導入 (看護師トリアージ支援の ARA ユニット) ↗
この製品を対象とした研究・実証
A new artificial intelligence tool for assessing symptoms in patients seeking emergency department care: the Mediktor application
大学病院 ED での前向き観察研究 (二重盲検)622 例で医師診断 (gold standard) が Mediktor の上位 10 候補と 91.3%、上位 3 と 75.4%、第 1 候補と 42.9% で一致。多くの一般的診断群で感度 92% 超・特異度 91% 超。
PMID: 29188913 ↗Use of artificial intelligence for reverse referral between a hospital emergency department and a primary urgent care center
前向きパイロット (実装) 研究ED 受診者 427 例で Mediktor が 43.6% に救急→プライマリ逆紹介を推奨。安全かつ正確なスクリーニングで継続待機すべき患者と逆紹介適応患者を区別できたと報告。
PMID: 40099035 ↗How accurate are digital symptom assessment apps for suggesting conditions and urgency advice? A clinical vignettes comparison to GPs
臨床ビネット比較研究 (8 アプリ vs GP、Mediktor 含む)200 ビネットで Mediktor の状態カバレッジ 80.5%・上位 3 正答率 36.0%。緊急度助言の安全性は GP より低位 (87.3%)。Ada Health 著者による多製品比較で Mediktor は中位の成績。
PMID: 33328258 ↗
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。Mediktorの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
日本未上陸
日本未上陸 — 日本の指針向けの書類 (開示書 MDS/SDS や、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答) が無いのは通常です。下の段は日本の指針に沿った物差しで、海外での安全管理の水準を表すものではありません。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: 認証 (ISMS 等) は確認できました。足りないのは、認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど) です
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明・会社全体の取得・2024-11-20 のお知らせ
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: ISO 27001 取得は 2024-11 のニュース記事で確認 (認証機関の記載なし、セキュリティ方針ページには記載なし)。HIPAA・GDPR 準拠を表明。窓口は DPO と一般問合せのみ。保管場所・AI 学習の記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
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