検査・採血支援

富士ドライケム NX700
提供: 富士フイルム·院内生化学検査(POCT・データ連携)
- 査読研究 1 件
- 連携: MiniNet-Neo (For Clinic): NX700 へのオーダリング・データバックアップ、院内検査機器 6 台まで接続、結果 5 項目までグラフ表示 (NX700 ページの記載) / MiniNet-Neo II: 検査機器 10 台まで接続 (IMMUNO AG2 は 20 台まで)、電子カルテへの結果自動送信 (オプション)、バーコード運用 (オプション)、NX600・NX700 とのオーダリング / NX700 本体のデータ転送: RS232C・USB・LAN
- 公表導入 5 件
富士フイルムの乾式臨床化学分析装置で、診療所の院内で AST・血糖・電解質・CRP などの生化学検査ができる装置です。5 検体を同時にセットでき、全血・血漿・血清・尿を測定できると公式は説明しています。オプションの検査データ処理支援システム (MiniNet-Neo / MiniNet-Neo II) と組み合わせると、オーダーの受け取りや検査機器の結果の一元管理、電子カルテへの結果送信ができます。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- 最終確認
- 2026-10-07

この製品のベンダーの方へ: 公式プロフィールを申請 (無料・掲載順や評価は変わりません)
製品の画面 (公式サイトより)

製品概要
富士ドライケム NX700 は、富士フイルムの乾式臨床化学分析装置です。富士ドライケムスライドという多層フィルム式の試薬を使い、検体を点着するだけで測定できます。比色法 27 項目と電解質 3 項目 (Na-K-Cl) を測定でき、5 検体を同時にセットできると公式の仕様ページに記載されています。診療所で採血後に院内で測ることで、結果を診察中に使いやすくする使い方が想定されています。
検体は血漿、血清、全血、尿を扱えます。測定は 6 μL または 10 μL の微量検体で行え、ふつうの採血管をそのままセットできるため、検体を移し替える手間を減らせると説明されています。機種は NX700 と NX700i があり、全血から血漿を分離するプラズマフィルターの機能は NX700 のみです。公式ページには販売名と届出番号 (NX700: 14B1X10022000125、NX700i: 14B1X10022000126) が記載されています。
データ連携は、オプションの検査データ処理支援システムが担います。NX700 の製品ページでは MiniNet-Neo (For Clinic) が紹介され、NX700 へのオーダリングとデータのバックアップ、院内検査機器 6 台までの接続、結果 5 項目までのグラフ表示ができるとされています。後継の MiniNet-Neo II の公式ページでは、検査機器 10 台まで、電子カルテへの結果の自動送信 (オプション)、検体 ID バーコードの自動発行 (オプション) に対応すると説明されています。
電子カルテと連携する場合は、対応するメーカー名が公式ページに載っていないため、自院のカルテとの接続の可否を営業に確認する必要があります。なお、製品ページと MiniNet-Neo II のページで接続台数や名称が異なっているため、最新の仕様は問い合わせでの確認が確実です。
提供企業: 富士フイルム株式会社
確かめられた事実
- 規制
- 国内届出済(一般医療機器クラスI)
- エビデンス
- NX700 を使った前向き観察研究が 1 本確認できます (南アフリカの脂質クリニック、115 人、Cardiovasc J Afr 2024、PMID 37667971)。標準的な検査室の方法と比べ、血清脂質の結果が一致したと報告されていますが、単施設で脂質のみの検証であり、日本の診療所での評価ではありません。
- 連携
- NX700 の公式ページでは、オプションの MiniNet-Neo (For Clinic) で NX700 へのオーダリングとデータバックアップができ、院内検査機器を 6 台まで接続できると説明されています。後継の MiniNet-Neo II の公式ページでは、検査機器 10 台まで接続し、電子カルテへ結果を自動送信できる (オプション) とされています。対応する電子カルテのメーカー名は公式ページに載っておらず、接続の詳細は営業への問い合わせが必要です。
- 価格開示
- 公式ページに装置・試薬・MiniNet-Neo の価格は公開されていません。カタログのダウンロードと問い合わせが案内されています。
- 実績
- 公式の導入事例ページに、診療所 5 件 (おおさか循環器内科・生活習慣病クリニック、みはま成田クリニック、日本橋れいわ内科、ひろむら内科クリニック、日野みんなの診療所) と、岡山旭東病院、千葉県臨床検査技師会の事例が掲載されています。導入施設数の公表は確認できませんでした。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 乾式の生化学分析: 比色 27 項目 + 電解質 3 項目 (Na-K-Cl)、5 検体同時測定
- 検体は血漿・血清・全血・尿に対応。比色 6 μL / 10 μL の微量検体で測定
- 市販の標準的な採血管 (φ13〜16×75〜100 mm) と富士チューブ (0.5 mL・1.5 mL) をそのままセット可能
- QC カードによるロット補正、自動希釈機能、電解質測定機能
- データ転送ポート: RS232C・USB・LAN 各 1 ポート
- MiniNet-Neo / MiniNet-Neo II (オプション) でオーダリング・結果の一元管理・電子カルテへの結果送信
連携
- MiniNet-Neo (For Clinic): NX700 へのオーダリング・データバックアップ、院内検査機器 6 台まで接続、結果 5 項目までグラフ表示 (NX700 ページの記載)
- MiniNet-Neo II: 検査機器 10 台まで接続 (IMMUNO AG2 は 20 台まで)、電子カルテへの結果自動送信 (オプション)、バーコード運用 (オプション)、NX600・NX700 とのオーダリング
- NX700 本体のデータ転送: RS232C・USB・LAN
- 電子カルテのメーカー名は公式ページに記載なし (接続の詳細は営業に問い合わせ)
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式ページに装置・試薬・MiniNet-Neo の価格は公開されていません。カタログのダウンロードと問い合わせが案内されています。
カテゴリ内の位置
エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(NX700 そのものを対象にした査読付きの前向き観察研究が 1 本あり (PMID 37667971、南アフリカ、115 人、血清脂質の方法比較)、level 3 と判定しています。前向きではありますが、単施設で測定精度の比較にとどまり、診療アウトカムや日本の診療所での実装を評価した研究ではないため、保守的に level 4 とはしていません。) × 市場定着度「導入公表あり」(公式の導入事例ページに、診療所 5 件を含む複数の実名事例が掲載されており、導入公表ありの level 2 と判定しています。出典が富士フイルム自身のページのみで、導入施設数などの規模の公表は確認できないため、保守的に level 3 とはしていません。)。
2軸マップ — 検査・採血支援
判定済 14 / 14 製品
この製品を対象とした研究・実証
Point-of-care testing compared to gold-standard laboratory methods in the measurement of serum lipids (Cardiovasc J Afr. 2024)
前向き観察研究 (単施設・方法比較、南アフリカ)家族性高コレステロール血症などの脂質異常症の 115 人で、NX700 と標準的な検査室の方法を比べた研究です。測定値に統計学的な有意差はなく、正常・異常の判定は 91% を超えて一致し、一致係数 (Lin) は総コレステロール 0.986、HDL コレステロール 0.959、LDL コレステロール (計算値) 0.981、中性脂肪 0.928 と報告されています。
PMID: 37667971 ↗
公表されている導入実績
- 日野みんなの診療所 (東京都日野市)一般外来・往診・救急診療の生化学検査で NX700 を運用していると、公式の導入事例ページで紹介されています。出典 ↗
- ひろむら内科クリニック (東京都稲城市)2024 年 4 月の開業時から院内の生化学検査を行う構想で、NX700 を選定し、装置導入とシステム連携を実現したと紹介されています。出典 ↗
- みはま成田クリニック (千葉県)慢性腎臓病・血液透析に特化した診療所で、新しい生化学検査装置として NX700 を導入し、検査体制の発展につなげていると紹介されています。出典 ↗
- おおさか循環器内科・生活習慣病クリニック (千葉県市川市)富士ドライケムの導入で、循環器疾患と関連する生活習慣病の管理に迅速な院内検査を活用していると紹介されています。出典 ↗
- 日本橋れいわ内科生化学検査装置とデータ処理支援システムの連携による迅速性を活かしていると紹介されています。出典 ↗
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは導入施設の医療従事者によるもので、編集部が施設・実導入を検証しています。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー §13に従います。★は実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠とは連動しません。
安全管理の開示
製品の良し悪しの点数ではありません。富士ドライケム NX700の提供元が、患者さんの情報を守る仕組みを 公式にどこまで開示しているかを、出典付きで並べています。
この製品の開示状況は、編集部でまだ確認できていません。下の項目をそのまま資料請求の質問欄に貼ると、 他社と同じ条件で比べられます。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
同じカテゴリの製品
掲載順は評価順ではありません (国内提供 → 五十音/アルファベット順)。
掲載情報は調査時点の公開情報に基づきます。製品仕様・規制ステータスの変更は随時更新します。 掲載ロゴは各社の商標であり、各社・各製品を識別する目的で使用しています (出典: 各社公式サイト)。 本ページには資料請求の取次・アフィリエイトなど報酬が発生する導線が含まれる場合がありますが、報酬や提携の有無は評価・掲載順位に一切影響しません (編集ポリシー)。