IMAGING AI

CAD EYE(大腸)
提供: 富士フイルム·AI 内視鏡(大腸検出)
- 査読研究 3 件
- 連携: 富士フイルム ELUXEO シリーズ / 富士フイルム LASEREO 7000 / 機能拡張ユニット EX-1
- 価格非公開
富士フイルム (販売は富士フイルムメディカル) が提供する大腸内視鏡用の AI 診断支援機能です。検査中の映像からディープラーニングでポリープなどの病変をリアルタイムに検出し (CADe)、さらに腫瘍性か非腫瘍性かの鑑別 (CADx) も支援してくれます。下部消化管用ソフトウェアは EW10-EC02 という製品名で、検査・診断フェーズに効く SaMD (プログラム医療機器) です。

- 規制
- SaMD承認
- エビデンス
- CAD EYE を名指しで評価した査読研究が複数あります。多施設ランダム化比較試験 (Digestive Endoscopy) や、複数の AI 内視鏡を比較したネットワークメタ解析にも組み込まれており、エビデンスは成熟した部類です。
- 連携
- 富士フイルムの内視鏡システム (ELUXEO / LASEREO / 6000 系) と機能拡張ユニット EX-1 を組み合わせて動作します。同社内視鏡プラットフォーム前提の構成です。
- 価格開示
- 公式サイトに公開価格表はありません。機能拡張ユニット EX-1 にソフトウェアを導入する構成で、施設向けの問い合わせ式です。
- 実績
- 2020 年 11 月発売の国内製品で、全国の多くの医療機関で使われています。2024 年度の診療報酬改定で病変検出支援プログラム加算 (60 点) の対象に追加され、国内での普及が裏づけられています。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
CAD EYE は大腸内視鏡検査の最中に、AI が病変の検出と鑑別をその場で支援してくれる富士フイルムの診断支援機能です。白色光や LCI 観察のときは病変検出支援機能 (CADe) が、BLI 観察のときは疾患鑑別支援機能 (CADx) が自動で起動するため、医師が特別な操作をしなくても支援が働く設計になっています。
下部消化管用のソフトウェアは EW10-EC02 という製品名で、ポリープなどの病変をリアルタイムに見つけ、検出した病変が腫瘍性か非腫瘍性かの判断も助けます。富士フイルムの内視鏡システムに機能拡張ユニット EX-1 を組み合わせ、そこへソフトウェアを導入して使う構成です。
プログラム医療機器 (SaMD) として薬事承認を受けた国内製品で、海外製の検出 AI とは違い、最初から日本の保険診療を見据えた形で整備されています。2024 年度の診療報酬改定で加算対象になった点も、日本のクリニック・病院での実運用を後押ししています。
提供企業: 富士フイルム株式会社 (販売: 富士フイルムメディカル株式会社)(日本・東京)
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 大腸内視鏡検査中のリアルタイム病変検出支援 (CADe)
- 腫瘍性・非腫瘍性の鑑別支援 (CADx)
- 白色光・LCI で検出機能、BLI で鑑別機能が自動起動 (追加操作不要)
- 富士フイルム内視鏡システム (ELUXEO / LASEREO / 6000 系) と機能拡張ユニット EX-1 で動作
- プログラム医療機器 (SaMD) として薬事承認済 (承認番号 30200BZX00288000)
連携
- 富士フイルム ELUXEO シリーズ
- 富士フイルム LASEREO 7000
- 機能拡張ユニット EX-1
日本展開
国内製品です。下部消化管用ソフトウェア EW10-EC02 はプログラム医療機器として薬事承認 (承認番号 30200BZX00288000) を受けており、2024 年度診療報酬改定で病変検出支援プログラム加算 (60 点) の対象に追加されています。
価格
公式サイトに公開価格表はありません。機能拡張ユニット EX-1 にソフトウェアを導入する構成で、施設向けの問い合わせ式です。
施設向け (EX-1 + EW10-EC02)
問い合わせ
公式サイトに公開価格表はありません。機能拡張ユニット EX-1 にソフトウェア EW10-EC02 を導入する構成で、富士フイルムメディカルへの問い合わせ式です。
公式の価格情報 ↗エビデンス成熟度「RCT・系統的レビュー」 (CAD EYE を名指しで評価した多施設ランダム化比較試験 (Yamaguchi 他, Digestive Endoscopy 2024) があり、さらに複数の AI 内視鏡を比較したネットワークメタ解析 (Kumar 他, 2025) にも解析対象として組み込まれています。RCT と SR/メタ解析の双方が揃うため、最上位レベルと判定しています。) × 市場定着度「大規模普及」 (2020 年 11 月発売の国内製品で、2024 年度診療報酬改定では下部消化管用ソフトウェア EW10-EC02 が病変検出支援プログラム加算 (60 点) の対象に追加されました。全国規模での臨床導入を前提とした制度対応が取られており、国内で広く普及した製品と判断しています。)。
CLINIC AI LAB MAP — IMAGING AI
判定済 30 / 30 製品
- 出典: Yamaguchi 他, Digestive Endoscopy 2024 — CAD EYE を用いた研修医の大腸内視鏡品質を評価した多施設 RCT ↗
- 出典: Kumar 他, Clin Transl Gastroenterol 2025 — AI 内視鏡のアデノーマ検出率を比較したシステマティックレビュー + ネットワークメタ解析 (CAD EYE を含む) ↗
- 出典: Hiratsuka 他, J Anus Rectum Colon 2025 — CAD EYE のアデノーマ見逃し率を評価したタンデム RCT ↗
- 出典: 富士フイルム公式プレス (2024-06-03) — CAD EYE (EW10-EC02) が診療報酬の加算対象に ↗
- 出典: QLifePro 医療ニュース (2020) — CAD EYE 搭載 EW10-EC02 を 2020 年 11 月 30 日発売 ↗
この製品を対象とした研究
Impact of an artificial intelligence-aided endoscopic diagnosis system on improving endoscopy quality for trainees in colonoscopy: Prospective, randomized, multicenter study
多施設 前向きランダム化比較試験 (CAD EYE 名指し)研修医がアデノーマを見逃す割合が CAD EYE 使用群で有意に低く (25.6% 対 38.6%)、病変の位置同定の能力も改善しました。アデノーマ検出率そのものには有意差は出ませんでしたが、検査品質の向上に役立つと結論しています。
PMID: 37079002 ↗Novel Artificial Intelligence Systems in Detecting Adenomas in Colonoscopy: A Systematic Review and Network Meta-Analysis
システマティックレビュー + ネットワークメタ解析 (17 RCT・10,547 例、CAD EYE を含む)AI 補助の大腸内視鏡は従来法よりアデノーマ検出率が高く、CAD EYE はオッズ比 1.46 と複数の AI システムの中で標準的な水準でした。ENDOANGEL や EndoAID がより高い順位でしたが、いずれも検出向上に寄与すると整理されています。
PMID: 40833446 ↗Evaluation of Artificial Intelligence: Computer-aided Detection of Colorectal Polyps
単施設 タンデム ランダム化比較試験 (CAD EYE 名指し)CAD EYE を使った群ではアデノーマ見逃し率が 17.4% と、非使用群の 30.3% より有意に低くなりました (P=0.009)。見逃しを減らすうえで有用と報告しています。
PMID: 39882222 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
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