AI 画像診断

EIRL Chest
提供: エルピクセル·AI 胸部 X 線
- 査読研究 2 件
- 連携の記載 5 件
- 公表導入 2 件
エルピクセル株式会社 (LPIXEL) が提供する胸部 X 線画像診断支援 AI です。
胸部 X 線画像から肺結節などの異常陰影候補を検出し、心胸郭比などの計測も自動で行ってくれます。健診・読影フェーズで医師の見落とし防止を支援する SaMD (プログラム医療機器) で、現在は検出機能と計測機能をまとめた「EIRL Chest Screening」として提供されています。2026 年 9 月 3 日発売の新バージョンでは、従来の 4 所見 (肺結節・浸潤影・無気肺・間質性陰影) に多発粒状影と空洞影が加わって 6 所見の検出に対応し、読影中にリアルタイムで AI 結果を参照できるコンカレントリードにも対応したと公式は説明しています。所見名や確信度を表示するか検出枠のみにするかの切り替え、感度優先・特異度優先のモード設定もできるようになりました。
- 料金 (公式)
- 月額 20,000 円 (税抜) ほか 1 プラン
- 導入の広がり
- 4 / 5大規模普及
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 医療機器
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
6 項目- 胸部 X 線画像からの結節影・浸潤影・無気肺・間質性陰影の候補検出2026 年 9 月版で多発粒状影・空洞影を追加し 6 所見
- 心胸郭比・縦隔幅・大動脈弓径・肋骨横隔膜角・胸腔内空気含有面積の自動計測
- 経時比較による新規出現陰影の強調表示
- 感度優先・特異度優先を選べる読影モード、コンカレントリード (同時読影) 対応 (2026 年 9 月版)、所見名・確信度の表示切替
- DICOM 準拠で主要 PACS (富士フイルム・コニカミノルタ・キヤノンメディカル等) と連携
- クラウド型 EIRL Cloud / オンプレ連携型の両方を提供
製品概要
EIRL Chest は、胸部 X 線画像を AI が解析し、肺結節をはじめとする異常陰影の候補領域を検出して医師の読影を支援するプログラム医療機器 (SaMD) です。現在は検出機能と計測機能をまとめた「EIRL Chest Screening」として提供されており、結節影・浸潤影・無気肺・間質性陰影の候補検出 (2026 年 9 月 3 日発売の新バージョンでは多発粒状影・空洞影が加わり 6 所見) に加え、心胸郭比・縦隔幅・大動脈弓径・肋骨横隔膜角・胸腔内空気含有面積といった計測も自動で行ってくれます。
2026 年 9 月の新バージョンでは、AI の結果を読影中にリアルタイムで見られるコンカレントリードにも対応し、従来のセカンドリード方式も選べます。2024 年 5 月には、医師の読影習熟度や用途に応じて感度優先・特異度優先を選べる新モデルも公開されました。DICOM 準拠で既存の PACS・撮影装置に組み込めるほか、クラウド型の「EIRL Cloud」でも利用できます。
対象は健診施設から大学病院・診療所まで幅広く、特に島津メディカルシステムズとの販売提携以降は国内診療所向けの展開が進んでいます。国内発の医療 AI として薬事承認を取得済みで、日本のクリニックがそのまま導入を検討できる製品です。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- EIRL の胸部 X 線肺結節検出機能を名指しで評価した査読付き研究が複数あります (European Journal of Radiology / Journal of Personalized Medicine)。いずれも後ろ向きの単施設研究で、スタンドアロン性能を検証したものです。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- DICOM 準拠で、富士フイルム・PSP・コニカミノルタ・キヤノンメディカルシステムズ・ジェイマックシステム等の PACS との連携実績が公式に示されています。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- クラウド型の「EIRL Cloud」では月額制プランが公表されています (公式プレス記載)。オンプレ・PACS 連携型は問い合わせ式です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- EIRL シリーズ全体として全国 47 都道府県・累計 800 以上の医療施設へ導入されたと公式が発表しています。EIRL Chest Screening は島津メディカルシステムズと販売提携し、主に国内診療所向けに展開されています。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- エルピクセル株式会社 (LPIXEL Inc.)
- 本社
- 東京都千代田区大手町
- 設立
- 2014 年
- 連携
- 富士フイルム PACS
- PSP
- コニカミノルタ
- キヤノンメディカルシステムズ
- ジェイマックシステム
- 公表されている導入先
- 全国 47 都道府県・累計 800+ 医療施設 (EIRL シリーズ)、島津メディカルシステムズ (販売提携)出典を見る →
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
月額 20,000 円 (税抜) ほか 1 プラン
クラウド型の「EIRL Cloud」では月額制プランが公表されています (公式プレス記載)。オンプレ・PACS 連携型は問い合わせ式です。
プラン
EIRL Cloud (異常陰影候補拡大プラン)
月額 25,000 円
税抜
- 検出対象の所見を広げた上位プランの公表価格です。
別にかかる費用
- オンプレ・PACS 連携型は別途問い合わせとなります。
料金のしくみ
PACS 連携型・オンプレ型は施設構成に応じた問い合わせ式と見られます。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「大規模普及」(EIRL シリーズ全体として全国 47 都道府県・累計 800 以上の医療施設へ導入されたと公式が発表しています。EIRL Chest はその主力製品で、島津メディカルシステムズとの販売提携で診療所向け展開も進んでいます。導入数の内訳は EIRL Chest 単独ではなくシリーズ合計のため、市場リーダー級 (level 5) とまでは確認できず保守的に判定しています。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(EIRL の胸部 X 線肺結節検出機能を名指しで評価した査読付き研究が複数あります。いずれも後ろ向きの単施設研究 (スタンドアロン性能・切除症例での検出率) で、前向き実装研究や RCT・SR は未確認のため、保守的に level 3 と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Ueno 他, Eur J Radiol 2023 — EIRL Chest X-ray Lung Nodule のスタンドアロン性能を 388 例で検証した後ろ向き研究 ↗
- 出典: Hamanaka & Oda, J Pers Med 2024 — 切除された悪性肺腫瘍 174 例で EIRL X-ray Lung Nodule の検出率を調べた後ろ向き研究 ↗
- 出典: エルピクセル公式プレス (2024-06-11) — EIRL シリーズが 47 都道府県全て・累計 800 以上の医療施設へ導入 ↗
- 出典: エルピクセル公式プレス (2024-04-01) — 島津メディカルシステムズと EIRL Chest Screening の販売提携を締結 ↗
この製品を対象とした研究・実証
Deep learning-based automatic detection for pulmonary nodules on chest radiographs: The relationship with background lung condition, nodule characteristics, and location.
単施設 後ろ向き スタンドアロン性能評価肺がんが疑われた 388 例で EIRL Chest X-ray Lung Nodule 単独の検出性能を検証したところ、感度 0.689・偽陽性率 0.168 でした。小型結節やすりガラス状結節、構造物と重なる結節では検出能が有意に低下したと報告されています。
PMID: 37499478 ↗Can Artificial Intelligence Replace Humans for Detecting Lung Tumors on Radiographs? An Examination of Resected Malignant Lung Tumors.
単施設 後ろ向き 切除症例の検出率調査手術で切除された悪性肺腫瘍 174 例について EIRL X-ray Lung Nodule v1.12 の検出率を調べたところ、全体で 51.7% (上皮内腺癌を除くと 57.7%) でした。腫瘍が大きいほど検出されやすく、下肺野の腫瘍は検出されにくい傾向が示されています。
PMID: 38392597 ↗
公表されている導入実績
セキュリティ
安全度の格付けではありません。EIRL Chestの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・会社全体の取得
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: ISMS 登録簿で確認 (C2025-04272、有効期限 2028-12-18、本社の適用範囲)。医療機器製品セキュリティポリシーに問い合わせ窓口。保管場所・ガイドライン記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
EIRL Chest を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
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