IMAGING AI

Smart Eye Camera(SEC)
提供: OUI Inc.·眼科ポータブル撮影
- 査読研究 4 件
- 公表導入 2 件
- 価格非公開
OUI Inc.(慶應義塾大学医学部発ベンチャー)が開発したスマートフォン装着型の細隙灯(さいげきとう)デバイスです。iPhone にアタッチメントを付けるだけで、外部電源なしに前眼部をスリット光で撮影・録画できます。離島・へき地・往診・企業健診といった通常の細隙灯顕微鏡を持ち込めない場面で、前眼部の記録と遠隔診断を支える診察フェーズの機器です。

- 規制
- 業務ツール
- エビデンス
- SEC を名指しで評価した査読研究が複数あります(角膜潰瘍・核白内障グレーディング・前房深度の AI 推定など、いずれも従来の細隙灯や AS-OCT を基準にした診断一致研究です)。観察研究・横断研究レベルが中心です。
- 連携
- 画像ファイリング用の専用アプリで録画を保存し、遠隔の眼科医が読影する設計です。汎用の電子カルテ連携・API 公開は公式サイトで確認できませんでした。
- 価格開示
- 公式サイトに公開価格表はありません。問い合わせ式です。
- 実績
- 日本では 2019 年に医療機器として登録され、世界約 60 カ国・300 台以上が稼働していると公式・業界メディアが伝えています。企業健診(Mobile Eye Scan)への展開も進んでいます。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
Smart Eye Camera(SEC)は、iPhone にアタッチメントを装着してスマートフォンのカメラと光源をスリット光に変換し、前眼部を撮影・録画する携帯型の細隙灯デバイスです。眼瞼・結膜・角膜・前房・虹彩・水晶体を、従来の据置型細隙灯と同じように観察できると公式は説明しています。外部電源やバッテリーを必要としない設計で、診察室の外でも使える点が特徴です。
撮影した動画は画像ファイリング用の専用アプリに保存され、その場に眼科専門医がいなくても、後から遠隔で読影できます。離島・へき地診療や往診、企業健診(Mobile Eye Scan)といった、据置型の機器を持ち込みにくい現場での前眼部評価とスクリーニングに向いた機器です。
開発元の OUI Inc. は慶應義塾大学医学部の眼科医が立ち上げたスタートアップで、ドライアイ・白内障・前房深度推定などの AI アルゴリズムを順次開発していると公表しています。日本では医療機器として登録済みで、世界約 60 カ国に展開しています。
提供企業: OUI Inc.(株式会社 OUI)(東京都港区南青山 2-2-8 DF ビル 510)
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- iPhone 装着型のスリット光アタッチメント(外部電源・バッテリー不要)
- 前眼部(眼瞼・結膜・角膜・前房・虹彩・水晶体)の撮影・録画
- 画像ファイリング用専用アプリによる記録保存と遠隔読影
- ドライアイ・白内障・前房深度推定などの AI アルゴリズム(開発・検証中)
- 離島・往診・企業健診など診察室外での前眼部スクリーニング用途
日本展開
日本国内で医療機器として登録済みです(2019 年登録、登録番号 13B2X10198030101 と業界メディアが報じています)。EU では 2021 年に CE マーキングを取得しています。なお clinic-map.ts では本製品の regulatory を「業務ツール」と記載していますが、一次調査では日本の医療機器登録が確認できたため、ここに事実として記しておきます(最終的な分類区分は公式での確認が望ましいです)。
価格
公式サイトに公開価格表はありません。問い合わせ式です。
エビデンス成熟度「査読付き観察研究」 (SEC そのものを対象とした査読付き観察・横断研究が複数あります。角膜潰瘍では従来の細隙灯を基準に高い一致(ICC 約 0.90)を示し、核白内障グレーディングや AI による前房深度推定(AS-OCT 比較で ICC 0.903)でも良好な一致が報告されています。ただし SEC を対象とした RCT・SR は未確認で、多くが診断一致を見る横断研究のため、保守的に level 3 と判定しています。) × 市場定着度「複数・大手導入」 (日本では 2019 年に医療機器登録(登録番号 13B2X10198030101)され、世界約 60 カ国・300 台以上が稼働していると公式と業界メディアが伝えています。EU では 2021 年に CE マーキングを取得し、企業健診(Mobile Eye Scan)でも導入が進んでいます。複数地域・複数用途での導入公表があるため level 3 と判定しています(個別施設名の大規模公表までは確認できず)。)。
CLINIC AI LAB MAP — IMAGING AI
判定済 30 / 30 製品
- 出典: Ghafarian 他, Scientific Reports 2025 — 角膜潰瘍で SEC と細隙灯(gold standard)を比較した症例対照研究 ↗
- 出典: Mizukami 他, Ophthalmology Science 2025 — SEC 内蔵 AI による前房深度推定を AS-OCT と比較した診断精度研究 ↗
- 出典: Triningrat 他, Korean J Ophthalmol 2025 — インドネシアで SEC と細隙灯の核白内障グレーディングを比較した横断研究 ↗
- 出典: FutureIoT(2024)— SEC が日本の医療機器として IAPB 推奨サプライヤーに掲載、世界 60 カ国以上で展開 ↗
- 出典: 慶應義塾大学医学部発ベンチャー協議会(2021-06)— SEC が EU で CE マーキングを取得 ↗
- 出典: スマート IoT 推進フォーラム — SEC が世界 60 カ国以上・300 台以上稼働、医療機関・企業健診・在宅・離島で導入 ↗
この製品を対象とした研究
Clinical evaluation of corneal ulcer with a portable and smartphone-attachable slit lamp device: Smart Eye Camera
症例対照比較研究(SEC vs 細隙灯 gold standard、110 名)角膜潰瘍を 2 名の眼科医が SEC ですべて検出でき、潰瘍サイズ・前房蓄膿・上皮欠損サイズが細隙灯と約 90〜95% 一致しました。テレメディシン機器として有用と結論しています。
PMID: 39856154 ↗Validation of an Artificial Intelligence-Based Anterior Chamber Depth Estimation Using a Smartphone-Compatible Slit Lamp Device
診断精度研究(SEC 内蔵 AI vs AS-OCT、556 眼)SEC に組み込んだ AI の前房深度推定は AS-OCT と強く相関し(r=0.922)、一致度 ICC 0.903 と良好でした。携帯性を活かした前房深度スクリーニングに有望と述べています。
PMID: 41020199 ↗Reliability and Accuracy of Smart Eye Camera in Determining Grading of Nuclear Cataract
横断観察研究(インドネシア、67 眼、SEC vs 細隙灯)核白内障の程度評価で SEC は良好な一貫性・信頼性を示し(κ 0.79 前後)、特にグレード 3 で高い精度でした。へき地での白内障スクリーニングに使えると結論しています。
PMID: 40007094 ↗Evaluation of post-keratoplasty status with a portable and smartphone-attachable smart eye camera
後ろ向き研究(角膜移植後 26 眼、SEC vs 細隙灯)前房内の空気・ガス量の評価では検者間の判定が一致しました(ICC 0.817)が、移植片剥離の検出には SEC は不向きでした。用途の得手不得手を示しています。
PMID: 41191575 ↗
公表されている導入実績
業務フロー上の位置
編集部の検証
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。
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