IMAGING AI

EIRL Chest Nodule
提供: エルピクセル·AI 胸部 X 線(肺結節)
- 査読研究 2 件
- 連携: PACS (DICOM) / 富士フイルム / キヤノン
- 公表導入 1 件
- 価格非公開
エルピクセル株式会社 (LPIXEL) の医用画像解析ソフトウェアです。胸部 X 線画像から肺がんが疑われる肺結節候補域を検出し、読影医の見落としリスクを下げる第二の目として働きます。検査 (画像読影) フェーズに効く SaMD で、現在は計測機能 (EIRL Chest Metry) と統合された「EIRL Chest Screening」として提供されています。

- 規制
- SaMD承認
- エビデンス
- 本製品 (EIRL X-Ray Lung Nodule) を名指しで評価した査読付き観察研究が複数あります (European Journal of Radiology 2023 の単独性能評価、Journal of Personalized Medicine 2024 の切除腫瘍コホート)。前向き RCT・SR は未確認です。
- 連携
- DICOM 標準で既存の PACS・撮影モダリティと連携し、解析結果を普段の閲覧ワークステーションに出力します。富士フイルム・キヤノン・GE ヘルスケアなど複数メーカーとの連携実績が公式に記載されています。
- 価格開示
- 公式サイトに公開価格表はありません。資料ダウンロードと問い合わせのみで、医療機関向けの個別見積もりです。
- 実績
- 2022 年 1 月末時点で 80 以上の健診施設・総合病院・クリニック等に導入されたとベンダーが公表しています (公式プレスリリース)。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
EIRL Chest Nodule は、胸部 X 線画像から肺がんが疑われる肺結節候補域を矩形で抽出し、読影医に提示する医用画像解析ソフトウェアです。販売名は「医用画像解析ソフトウェア EIRL X-Ray Lung nodule」で、エルピクセル株式会社が開発・提供しています。
2021 年の新モデルでは旧モデル比で 12.2% 以上の検出感度向上が認められたとベンダーは説明しており、過去に撮影された同一被験者の画像と比較して候補域の経時的変化 (増減率) を表示する機能も追加されました。2024 年には感度優先・特異度優先を選べる新モデルも発売されています。
2022 年 2 月以降は、肺結節検出を担う本製品と、心胸郭比など 5 項目を自動計測する EIRL Chest Metry を統合した「EIRL Chest Screening」として提供されています。健診・一般撮影での読影支援が主な用途で、既存の PACS にそのまま組み込んで使う設計です。
提供企業: エルピクセル株式会社 (LPIXEL Inc.)(東京都千代田区)
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 胸部 X 線画像からの肺結節候補域の検出 (矩形抽出)
- 過去画像との比較による経時的変化 (増減率) の表示
- 感度優先・特異度優先を選べるモデル (2024 年新モデル)
- DICOM 経由で既存 PACS・閲覧ワークステーションへ結果出力
- EIRL Chest Metry (心胸郭比等の自動計測) との統合提供 (EIRL Chest Screening)
連携
- PACS (DICOM)
- 富士フイルム
- キヤノン
- GE ヘルスケア
日本展開
日本で薬機法上の製造販売承認を受けた SaMD です。販売名「医用画像解析ソフトウェア EIRL X-Ray Lung nodule」として承認番号 30200BZX00269000 を取得し、2021 年 8 月 26 日に新モデルが承認されています (公式プレス記載)。健診施設・病院・クリニックで稼働しています。
価格
公式サイトに公開価格表はありません。資料ダウンロードと問い合わせのみで、医療機関向けの個別見積もりです。
エビデンス成熟度「査読付き観察研究」 (本製品 (EIRL X-Ray Lung Nodule) を名指しで評価した査読付きの観察研究が複数あります。1 つは胸部 X 線 388 例での単独検出性能 (感度 0.689・偽陽性率 0.168) を調べた横断研究、もう 1 つは切除された悪性肺腫瘍 174 例での後ろ向き検討です。製品そのものを対象とした前向き実装研究・RCT・SR は未確認のため、保守的に level 3 としています。) × 市場定着度「複数・大手導入」 (2022 年 1 月末時点で 80 以上の健診施設・総合病院・クリニック等に導入済とベンダーが公式プレスで公表しており、複数・大手を含む導入が公表されている水準です。施設名の個別公表は限られるため、全国普及級 (level 4) には届かないと保守的に判定しています。)。
CLINIC AI LAB MAP — IMAGING AI
判定済 30 / 30 製品
- 出典: Ueno 他, Eur J Radiol 2023 — EIRL Chest X-ray Lung Nodule の単独検出性能 (388 例の横断研究) ↗
- 出典: Hamanaka & Oda, J Pers Med 2024 — EIRL X-ray Lung Nodule v1.12 を用いた切除悪性肺腫瘍 174 例の後ろ向き検討 ↗
- 出典: エルピクセル公式プレスリリース (2022-02) — EIRL Chest Screening 販売開始、80 以上の健診施設・総合病院・クリニック等に導入済 (2022 年 1 月末時点) ↗
- 出典: エルピクセル公式プレスリリース (2021-10) — EIRL Chest Nodule 新モデル (検出感度向上・経時的変化表示) ↗
この製品を対象とした研究
Deep learning-based automatic detection for pulmonary nodules on chest radiographs: The relationship with background lung condition, nodule characteristics, and location
単施設 横断的な単独性能評価研究 (EIRL Chest X-ray Lung Nodule を名指し評価)胸部 X 線 388 例で本ソフトの単独検出性能は感度 0.689・偽陽性率 0.168 でした。小さな結節やすりガラス影、重なり構造のある結節では検出力が有意に低く、読影支援として特性を理解した上での利用が重要だと結論しています。
PMID: 37499478 ↗Can Artificial Intelligence Replace Humans for Detecting Lung Tumors on Radiographs? An Examination of Resected Malignant Lung Tumors
単施設 後ろ向き観察研究 (EIRL X-ray Lung Nodule v1.12 を使用)切除された悪性肺腫瘍 174 例のうち本 AI が腫瘍を検出できたのは 51.7% でした。腫瘍径や浸潤径が大きいほど検出されやすく、下肺野の腫瘍は検出されにくい傾向が示され、現状は医師の読影を補助する位置づけだと整理しています。
PMID: 38392597 ↗
公表されている導入実績
- 国内 80 以上の健診施設・総合病院・クリニック等2022 年 1 月末時点で 80 以上の施設に導入済とベンダーが公式に公表しています。個々の施設名は限定的な開示です。出典 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。
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