AI 画像診断

EndoBRAIN
提供: サイバネット/オリンパス·AI 内視鏡(大腸・鑑別)
- 査読研究 2 件
- 連携の記載 2 件
サイバネットシステム株式会社が製造販売し、オリンパスが国内独占販売する大腸内視鏡の AI 画像診断支援ソフトウェアです。
超拡大内視鏡 (Endocyto) で撮影した大腸ポリープの画像を AI が解析し、検査中にリアルタイムで「腫瘍性」か「非腫瘍性」かの可能性を数値で提示して、医師の鑑別診断を補助してくれます。内視鏡分野で国内初の薬事承認を得た AI 医療機器です。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 2 / 5導入公表あり
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 医療機器
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 超拡大内視鏡 (Endocyto) 画像から大腸ポリープの腫瘍性/非腫瘍性をリアルタイム判別
- 細胞核・腺管構造・微小血管のパターンを解析する画像診断支援
- 染色画像とNBI画像の両方に対応公式公表の正診率は染色で約98.0%、NBIで約96.0%
- 内視鏡分野で国内初の AI 薬事承認医療機器
- オリンパス製ビデオシステム (CV-1500 / CV-290 / CV-190Plus) との組み合わせで動作
製品概要
EndoBRAIN は、超拡大内視鏡 (Endocyto) で最大約 520 倍に拡大した大腸ポリープの画像を AI が解析し、細胞核・腺管構造・微小血管のパターンから「腫瘍性ポリープ」か「非腫瘍性ポリープ」かの可能性を数値で提示するソフトウェアです。検査中にリアルタイムで結果が出るため、医師がその場でポリープを切除すべきかどうかの判断を補助してくれます。
本製品は昭和大学横浜市北部病院・名古屋大学大学院・サイバネットシステムが AMED の支援のもとで研究開発し、サイバネットシステムが 2018 年 12 月に製造販売承認を取得しました。内視鏡分野では国内で初めて薬事承認を得た AI 医療機器で、オリンパスが国内独占販売権を持っています。
なお EndoBRAIN は「鑑別 (腫瘍か非腫瘍か)」を担う製品で、病変の「検出」を担う EndoBRAIN-EYE とは別の製品です。鑑別の EndoBRAIN は専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) を必要とするため、運用できる施設は限られる点に注意が必要です。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- EndoBRAIN を名指しで評価した査読研究があります (Clinical Gastroenterology and Hepatology の多施設後ろ向き比較、Endoscopy の国際臨床試験データを用いた費用対効果解析)。観察研究レベルで、製品単独の RCT は未確認です。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- オリンパス製の超拡大内視鏡 Endocyto (CF-H290ECI) と、ビデオシステム (CV-1500 / CV-290 / CV-190Plus) との組み合わせで動作すると公式は説明しています。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表はありません。医療機関向けの問い合わせ式で、専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) システムとの組み合わせが前提です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- オリンパスがサイバネットシステムから国内独占販売権を取得し、全国で販売しています。ただし鑑別の EndoBRAIN は専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) が必要なため、導入施設は専門施設が中心と見られます。導入施設数の公表値は確認できていません。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- サイバネットシステム株式会社 (製造販売) / オリンパス (国内独占販売)
- 本社
- 日本
- 日本での提供
- 国内で薬事承認済み (サイバネットシステムが 2018 年 12 月に製造販売承認を取得、2019 年 3 月発売)。内視鏡分野で国内初の AI 医療機器で、オリンパスが国内独占販売しています。鑑別の EndoBRAIN 本体の診療報酬上の評価については確認できた事実がなく、ここでは触れません (検出の EndoBRAIN-EYE は別製品として 2024 年に加算対象となっています)。
- 連携
- Olympus Endocyto (CF-H290ECI)
- Olympus CV-1500 / CV-290 / CV-190Plus
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表はありません。専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) システムとの組み合わせが前提となる医療機関向け製品で、問い合わせ式と見られます。
- 専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) システムとの組み合わせが前提で、規模に応じた個別の問い合わせになります。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「導入公表あり」(オリンパスがサイバネットシステムから国内独占販売権を取得して全国販売しており、内視鏡分野で国内初の AI 薬事承認製品です。ただし鑑別の EndoBRAIN は専用の超拡大内視鏡 (Endocyto) が必要で導入は専門施設に限られ、導入施設数の公表値は確認できないため、保守的に 2 と判定しています。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(EndoBRAIN を名指しで評価した査読付き観察研究があります。多施設後ろ向き比較研究 (Kudo 他, Clin Gastroenterol Hepatol 2019) で AI が内視鏡医を上回る鑑別精度を示し、EndoBRAIN 国際臨床試験データを用いた費用対効果解析 (Halvorsen 他, Endoscopy 2025) も公表されています。いずれも前向き介入の RCT や SR ではないため、保守的に 3 と判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Kudo 他, Clinical Gastroenterology and Hepatology 2019 — EndoBRAIN を名指し評価した多施設後ろ向き比較研究 (鑑別精度が内視鏡医を有意に上回る) ↗
- 出典: Halvorsen 他, Endoscopy 2025 — EndoBRAIN 国際臨床試験データを用いた leave-in-situ 戦略の費用対効果解析 (多施設) ↗
- 出典: オリンパス公式プレス (2024) — EndoBRAIN を国内独占販売、国内初の AI 内視鏡薬事承認製品と明記 ↗
- 出典: サイバネットシステム / オリンパス発売リリース (2019) — EndoBRAIN 製造販売承認取得と国内独占販売権 ↗
この製品を対象とした研究・実証
Artificial Intelligence-assisted System Improves Endoscopic Identification of Colorectal Neoplasms
多施設後ろ向き比較研究 (EndoBRAIN 名指し)染色した超拡大内視鏡画像で EndoBRAIN は腫瘍/非腫瘍の鑑別を感度96.9%・特異度100%・正診率98.0%で行い、研修医・専門医の精度を有意に上回りました。NBI 画像でも正診率96.0%でした。
PMID: 31525512 ↗Leaving colorectal polyps in situ with endocytoscopy assisted by computer-aided diagnosis: a cost-effectiveness study
EndoBRAIN 国際臨床試験データを用いた多施設比較解析 (費用対効果)1134 例・1716 ポリープを解析し、CADx を併用した leave-in-situ 戦略で大腸内視鏡 1 回あたりの費用が日本で約19ドル減り、見落とし腺腫やサーベイランス間隔のずれは僅かと結論しています。
PMID: 39999970 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。EndoBRAINの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: 認証 (ISMS 等) は確認できました。足りないのは、認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど) です
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明・会社全体の取得
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: ISMS は製造元サイバネットシステムの会社単位 (登録証 JQA-IM0507、範囲に医療分野を含む)。製品ページに保管場所・ガイドライン記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
EndoBRAIN を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
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