IMAGING AI

Eko Murmur Analysis(EMAS)
提供: Eko Health·AI 心音(心雑音)
- 査読研究 3 件
- 連携: Eko CORE 500 / 3M Littmann CORE / SENSORA
- 価格非公開
Eko Health, Inc. (米国) の Eko Murmur Analysis Software (EMAS)。同社のデジタル聴診器 (CORE 500 / Littmann CORE) で取得した心音・心電図信号を機械学習で解析し、構造的 (器質的) 心雑音と無害性心雑音を識別する FDA 510(k) クリア済みの心音解析 AI。診察時の身体診察フェーズで弁膜症スクリーニングを支援する。日本未上陸。

- 規制
- 海外承認のみ(FDA 510(k)・日本未上陸)
- エビデンス
- EMAS を名指しで評価した査読研究が複数 (J Am Heart Assoc 検証研究 / Int J Cardiol 独立外部評価)。いずれも心エコーを参照基準とした診断精度・観察研究レベル。
- 連携
- Eko / 3M Littmann CORE デジタル聴診器および SENSORA プラットフォーム上で動作。SENSORA はエンタープライズ向けに EHR 連携をうたうが具体的連携先は公式ページに明示なし。
- 価格開示
- 公式サイトに公開価格表なし。デバイス購入 + Eko+ メンバーシップ / SENSORA エンタープライズ契約 (問い合わせ式)。
- 実績
- FDA 510(k) クリア済みで米国で商用提供されているが、製品名指しで導入施設を確認できる公式プレス/IR は確認できなかった。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-11。
製品概要
Eko Murmur Analysis Software (EMAS) は、Eko Health のデジタル聴診器で取得した心音 (フォノカルジオグラム) と、利用可能な場合は心電図信号をクラウド上の機械学習アルゴリズムで解析し、弁膜症を示唆する構造的心雑音と無害性雑音を識別する AI である。雑音の収縮期・拡張期・連続性のタイミングも区別して提示する。
EMAS は 2022 年 7 月に FDA の 510(k) クリアランスを取得し、成人・小児双方の心雑音の検出・特性評価に適応がある。動作は同社の CORE 500 デジタル聴診器および 3M Littmann CORE デジタル聴診器上で、エンタープライズ向けには SENSORA 検出プラットフォームの一機能として提供される。
位置づけは記録作成支援ではなく、診察 (身体診察) フェーズでの弁膜症スクリーニング支援である。聴診の熟練度に依存する従来の心雑音聴取のばらつきを、一貫したアルゴリズム判定で補うことを狙う。米国市場向けの製品で、日本のクリニック単独導入を想定した製品ではない。
提供企業: Eko Health, Inc.(米国カリフォルニア州 (Emeryville / Oakland)) ・ 2013 年設立
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 心音 (フォノカルジオグラム) と心電図信号を機械学習で解析し構造的雑音/無害性雑音を識別
- 雑音の収縮期・拡張期・連続性のタイミングを区別
- 成人・小児双方に FDA 510(k) クリア (心雑音の検出・特性評価)
- CORE 500 / 3M Littmann CORE デジタル聴診器上で動作
- SENSORA プラットフォーム上で AFib・低駆出率検出など他の心疾患検出 AI と統合運用
連携
- Eko CORE 500
- 3M Littmann CORE
- SENSORA
日本展開
日本未上陸。FDA 510(k) クリアランス (2022 年 7 月) に基づく米国向け製品で、PMDA 承認・日本での提供は確認できなかった。
価格
公式サイトに公開価格表なし。デバイス購入 + Eko+ メンバーシップ / SENSORA エンタープライズ契約 (問い合わせ式)。
デバイス購入 + サブスクリプション (問い合わせ)
問い合わせ
公式サイトに公開価格表はありません。デジタル聴診器の購入に加え、AI 機能の Eko+ メンバーシップ、または医療システム向け SENSORA エンタープライズ契約 (個別見積もり) で提供されると見られます。
公式の価格情報 ↗エビデンス成熟度「査読付き観察研究」 (EMAS を名指しで対象とした査読付き観察研究が複数。J Am Heart Assoc 2023 (Eko 社著、心エコーを gold standard とした検証研究で感度 85.6%・特異度 84.4%) と Int J Cardiol 2024 (OHSU による独立外部評価) はいずれも横断的診断精度研究。EMAS そのものを対象とした完了済 RCT・SR は未確認のため保守的に level 3。TRICORDER (BMJ Open 2025) は AI 聴診器のクラスター RCT だが多疾患・複数機能のプロトコル段階で結果未報告。) × 市場定着度「提供初期」 (FDA 510(k) クリア済みで米国にて Eko/Littmann CORE デバイス + SENSORA プラットフォーム上で商用提供されている。一方、EMAS を名指しで導入を確認できる施設の公式プレス/IR は確認できず (Northwestern Medicine の言及は科学諮問委員のコメントで導入実績ではない) のため、named customer ≥1 の基準を満たさず保守的に level 1。)。
CLINIC AI LAB MAP — IMAGING AI
判定済 30 / 30 製品
- 出典: Prince 他, J Am Heart Assoc 2023 — EMAS を心エコー基準で検証、構造的雑音を感度 85.6%/特異度 84.4% で検出し臨床医を上回る (Eko Devices 著) ↗
- 出典: Roquemen-Echeverri 他, Int J Cardiol 2024 — 単施設 1,029 例で EMAS を心エコー基準に独立外部評価。弁膜症全体の感度は限定的 (39.3%) と報告 ↗
- 出典: Kelshiker 他, BMJ Open 2025 — AI 聴診器 (雑音含む 3 病態検出) の TRICORDER クラスター RCT プロトコル (NHS、結果未報告) ↗
- 出典: Eko Health 公式 SENSORA 製品ページ — 雑音解析を含む心疾患検出プラットフォームとして商用提供 ↗
この製品を対象とした研究
Deep Learning Algorithms to Detect Murmurs Associated With Structural Heart Disease
診断精度検証研究 (心エコー gold standard、臨床医比較あり)2,375 録音 615 例で構造的雑音を感度 85.6%・特異度 84.4% で検出。明瞭な雑音の成人では感度 97.9%・特異度 90.6%。平均臨床医精度 77.9% に対しアルゴリズム 84.7% と上回った (Eko Devices 著)。
PMID: 37830333 ↗External evaluation of a commercial AI-augmented digital auscultation platform in valvular heart disease detection using echocardiography as reference standard
単施設 横断的 独立外部評価 (心エコー gold standard)1,029 例で EMAS の弁膜症検出は感度 39.3%・特異度 82.3% と全体感度は限定的。病型別では大動脈弁狭窄 88.9% など差が大きく、スクリーニングツールとしての適用は病変限定的と結論。
PMID: 39433158 ↗TRICORDER: AI-enabled stethoscope for triple cardiovascular disease detection — cluster-RCT protocol
クラスター RCT プロトコル (結果未報告、NHS 最大 200 診療所)左室収縮不全・心房細動・心雑音を検出する AI 聴診器の臨床的・費用対効果を評価する実用的クラスター RCT のデザイン論文。雑音検出を含むが結果は未報告。
PMID: 40398956 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
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