AI 画像診断

gastroAI model-G2
提供: AI メディカルサービス·AI 内視鏡
- 査読研究 3 件
- 連携の記載 2 件
株式会社AIメディカルサービスが提供する上部消化管向けの内視鏡画像診断支援ソフトウェアです。
胃内視鏡の画像をリアルタイムで解析し、早期胃がんや腺腫を疑う領域を検出して矩形と通知音で医師に知らせます。見逃しを減らすための診断補助を担う SaMD (プログラム医療機器) で、検出後の最終判断は医師が行う設計です。なお 2026 年 5 月 13 日には、後継にあたる gastroAI model-G3 (販売名: 内視鏡画像診断支援ソフトウェア AP01) が製造販売承認を受けており、2026 年夏から順次販売される予定と公式は説明しています。公式サイトの製品一覧では model-G3 が案内されており、model-G2 は掲載されていません (G2 の販売終了の告知は確認できていません)。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 1 / 5提供初期
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 医療機器
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
5 項目- 胃内視鏡画像から早期胃がん・腺腫を疑う領域をリアルタイム検出
- 病変候補を矩形で強調表示最大 3 カ所、model-G の 1 カ所から増加
- 画像撮影と同時に解析開始、結果表示まで 0.15 秒以内公式公表値
- 矩形表示に加え通知音で医師に報知
- オリンパス製内視鏡システム (EVIS X1 CV-1500 / EVIS LUCERA ELITE CV-290 等) に接続
製品概要
gastroAI model-G2 は、胃内視鏡検査中にスコープから受け取った画像をリアルタイムで解析し、早期胃がんや腺腫を疑う領域を矩形で囲んで通知音とともに医師に知らせる診断支援ソフトウェアです。あくまで医師の診断を補助する位置づけで、最終的な判断や生検などの追加検査の要否は医師が決めます。
前身の model-G からの改良点として、従来はモニター表示を一時停止すると解析していたものが、G2 では画像を撮影すると同時に解析が走るようになり、解析結果は 0.15 秒以内に表示されると公式は説明しています。また強調表示できる病変候補が 1 つから最大 3 つへ増えました。
対象は早期胃がんの拾い上げに関わる消化器内視鏡の現場で、大学病院・がん拠点病院・検診センター・内視鏡専門クリニックなどが想定されています。日本で製造販売承認を受けた国産の SaMD です。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- 同社の胃がん検出 CNN を評価した査読付き後ろ向き研究が複数あります (Gastric Cancer / Endoscopy など)。ただし製品版『model-G2』そのものを名指しした前向き試験や RCT は未確認のため、エビデンスは保守的に判定しています。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- オリンパスメディカルシステムズ社製の内視鏡システム (EVIS X1 CV-1500 / EVIS LUCERA ELITE CV-290 等) に接続して動作することを公式の製品ページで確認しました。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表はありません。導入機器のセットアップを伴う問い合わせ式の提供です。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 国内外 140 施設以上との共同研究・製品開発体制を公式が公表しています。ただしこれは研究協力であって、商用導入を名指しで公表した医療機関は現時点で確認できていません。後継の model-G3 が 2026 年 5 月に承認されたため、導入を検討する際は世代の確認が必要です。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 株式会社AIメディカルサービス (AI Medical Service Inc.)
- 本社
- 東京都豊島区東池袋 (ハレザタワー)
- 設立
- 2017 年
- 日本での提供
- 日本で製造販売承認を取得済みの国産 SaMD です。医療機器承認番号は 30600BZX00266000 (2024 年 12 月 17 日承認) で、一般的名称は病変検出用内視鏡画像診断支援プログラムにあたります。2025 年 5 月 8 日に販売を開始しています。2026 年 5 月 13 日には後継の gastroAI model-G3 (承認番号 30800BZX00135000) が承認され、2026 年夏から順次販売と公式は説明しています。新規に導入を検討する場合は、G2 と G3 のどちらが提供されるかを提供元に確認するとよいです。
- 連携
- オリンパス EVIS X1 (CV-1500)
- オリンパス EVIS LUCERA ELITE (CV-290)
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表は掲載されていません。対応する内視鏡システムへの接続やセットアップを伴うため、問い合わせ式の個別見積もりになると見られます (編集部の見立て)。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「提供初期」(gastroAI model-G2 は 2024 年 12 月に製造販売承認を取得し、2025 年 5 月 8 日に販売を開始したばかりです (前身の model-G は 2024 年 3 月発売)。国内外 140 施設以上との共同研究は公表されていますが、これは研究協力であって商用導入を名指しで公表した医療機関は確認できていないため、保守的に提供初期 (level 1) と判定しています。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(同社 (AI Medical Service Inc.) が開発した胃がん検出 CNN を評価した査読付き後ろ向き研究が複数あります (独立テストセットでの感度 92.2%、改良版での胃がん分類感度 99.0% など)。これらは製品 gastroAI の技術的基盤を成す研究ですが、製品版『model-G2』を名指しで評価した前向き試験・RCT は未確認のため、保守的に level 3 (査読付き後ろ向き観察研究) と判定しています。発売プレスで示された感度 91.4% などの数値はベンダー公表値で、査読を経た製品評価ではない点に注意が必要です。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Hirasawa 他, Gastric Cancer 2018 — 内視鏡画像での胃がん検出 CNN (AI Medical Service 共著)。独立テストで感度 92.2% ↗
- 出典: Namikawa 他, Endoscopy 2020 — 胃がん/胃潰瘍を分類する改良 CNN の後ろ向き検証 (AI Medical Service 共著)。胃がん分類 感度 99.0%・特異度 93.3% ↗
- 出典: Quek 他, J Gastroenterol Hepatol 2023 — 同社の上部消化管 AI をシンガポールの静止画コホートで外部検証 ↗
- 出典: AIメディカルサービス公式プレス — gastroAI model-G2 を 2025 年 5 月 8 日に発売、140 施設以上と共同研究 ↗
この製品を対象とした研究・実証
Application of artificial intelligence using a convolutional neural network for detecting gastric cancer in endoscopic images
後ろ向き検証研究 (独立テストセット、AI Medical Service 共著)内視鏡画像から胃がんを検出する CNN を構築し、独立テストセットで 77 病変中 71 病変を正しく検出しました (感度 92.2%)。6mm 以上の病変はほぼ全て、浸潤がんは全例を検出できたと報告しています。製品 gastroAI の技術的基盤となる研究です。
PMID: 29335825 ↗Artificial intelligence-based diagnostic system classifying gastric cancers and ulcers: comparison between the original and newly developed systems
後ろ向き検証研究 (独立検証データセット、AI Medical Service 共著)胃がんと胃潰瘍を分類する改良 CNN を開発し、病変単位で胃がん分類の感度 99.0%・特異度 93.3%・陽性的中率 92.5% を示しました。従来版の課題だった陽性的中率の改善を報告しています。
PMID: 32503056 ↗Comparing artificial intelligence to humans for endoscopic diagnosis of gastric neoplasia: An external validation study
外部検証研究 (シンガポール単施設の静止画コホート)日本で開発された同社の上部消化管 AI をシンガポールの 300 枚の静止画で外部検証しました。全体精度では内視鏡医に及ばなかった一方、高度異形成病変では AI が 80% を腫瘍性と分類でき (医師は 29.1%)、診断時間も大幅に速いと報告しています。
PMID: 37408330 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。gastroAI model-G2の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: 認証 (ISMS 等) は確認できました。足りないのは、認証以外の開示 (保存場所・データの扱いなど) です
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗提供元の表明・会社全体の取得
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: 会社概要に ISO27001 (2022/11) と ISO27701 取得の記載、会社単位。セキュリティポリシーは基本方針のみ、製品の保管場所・ガイドライン記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
gastroAI model-G2 を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
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