AI 画像診断

CXR-AID Ver3.0
提供: 富士フイルム·AI 胸部 X 線
- 査読研究 2 件
富士フイルムメディカル株式会社が提供する胸部単純 X 線画像の病変検出ソフトウェア (薬機法 SaMD) です。
撮影した胸部 X 線を自動解析し、病変が疑われる領域を検出・マーキングして、医師の読影での見落とし防止を支援してくれます。Ver3.0 では検出対象が従来の 3 所見から 10 所見へ拡充されました。検査 (画像読影) フェーズに効く診断支援ツールです。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 5 / 5業界標準
- セキュリティ
- 3 / 5認証と開示 · 医療機器
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
この製品でできること
6 項目- 胸部単純 X 線画像の自動解析と病変疑い領域の検出・マーキング
- 検出対象 10 所見結節・腫瘤影、浸潤影、気胸、無気肺、石灰化、瘢痕、胸水、気腹、心拡大、縦隔拡大
- 重複所見領域での所見ごとの独立した輪郭線表示Ver3.0
- ヒートマップ・輪郭表示を 3 パターンから選択
- 所見名・スコア (確信度) の個別表示
- 放射線技師の追加処理負担なく医師が結果を閲覧
製品概要
CXR-AID は、撮影した胸部単純 X 線画像を自動解析し、病変が疑われる領域を検出してマーキングするソフトウェアです。検出された領域を医師が再確認することで、読影での見落とし防止を支援する設計になっています。放射線技師に追加の処理負担をかけずに医師が結果を閲覧できる、と公式は説明しています。
Ver3.0 では、検出対象が従来の 3 所見 (結節・腫瘤影、浸潤影、気胸) から 10 所見へ拡充されました。新たに無気肺・石灰化・瘢痕・胸水・気腹 (フリーエア)・心拡大・縦隔拡大の 7 所見が加わっています。また、所見が重なる領域でも所見ごとに独立した輪郭線を表示できるようになり、混在する所見をより見分けやすくなったとのことです。ヒートマップと輪郭表示は 3 パターンから選べます。
薬機法に基づく承認を取得した医療機器プログラム (SaMD) で、販売名は「胸部X線画像病変検出(CAD)プログラム LU-AI689型」、承認番号は 30300BZX00188000 です。Ver3.0 は 2026 年 2 月 6 日に提供が開始されました。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- SaMD承認
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- CXR-AID を名指しで評価した査読付き観察研究が複数あります (肺結節検出・気胸検出の後ろ向き単施設研究)。前向き実装研究・RCT・SR は未確認です。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- 公式ページにシステム構成図が掲載されていますが、連携先の PACS・モダリティ・読影ワークステーションの具体的な製品名の記載は確認できませんでした。他社システムとの連携は営業担当への相談と案内されています。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 公式サイトに公開価格表はありません。他社システムとの連携を含め営業担当への相談と案内されており、施設構成に応じた個別見積もりと見られます。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 2021 年 8 月の販売開始以来、国内で累計 4,000 施設以上に導入されたと公式プレスが公表しています (2025 年 12 月末時点)。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 3 / 5 (認証と開示)。提供会社が ISMS (ISO/IEC 27001) を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 富士フイルムメディカル株式会社
- 日本での提供
- 国内提供中の薬機法承認 SaMD です。販売名「胸部X線画像病変検出(CAD)プログラム LU-AI689型」(承認番号 30300BZX00188000) として 2021 年 8 月から販売され、Ver3.0 が 2026 年 2 月 6 日に提供開始されました。
実導入者の声
すべての声を見る →最初の声を書いてくれる方を探しています
導入を迷う院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。所属先のメールアドレスなどで投稿者を確かめ、内容を確認してから載せます。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表は掲載されていません。連携を含めて営業担当への相談と案内されており、施設のシステム構成に応じた個別見積もりになると見られます。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
カテゴリ内の位置
導入の広がり「業界標準」(2021 年 8 月の販売開始以来、国内で累計 4,000 施設以上に導入されたと富士フイルムメディカルの公式プレスが公表しています (2025 年 12 月末時点)。数千施設規模の全国普及で、国内の AI 胸部 X 線領域では普及が進んだ製品です。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(CXR-AID を名指しで評価した査読付き観察研究が複数あります (肺結節検出を評価した後ろ向き単施設研究、臥位胸部 X 線での気胸検出を評価した後ろ向き単施設研究)。いずれも後ろ向き単施設のため level 3 とし、前向き実装研究・RCT・SR は未確認なので 4 以上は付けず保守的に判定しています。)。 下のマップは、カテゴリ内での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。
- 出典: Takamatsu 他, Jpn J Radiol 2023 — 肺がん疑い 399 例で CXR-AID の肺結節自動検出性能を評価した後ろ向き単施設研究 (感度 0.80) ↗
- 出典: Nakamura 他, Emerg Radiol 2026 — 臥位胸部 X 線で CXR-AID の気胸検出性能を評価した後ろ向き単施設研究 + リーダー試験 ↗
- 出典: 富士フイルムメディカル 公式ニュース (2026-02-06) — CXR-AID Ver3.0 提供開始、国内累計 4,000 施設以上 (2025 年 12 月末時点) ↗
- 出典: 映像情報Medical — CXR-AID 国内 2,000 施設導入 (富士フイルムメディカル発表) ↗
この製品を対象とした研究・実証
Performance of artificial intelligence-based software for the automatic detection of lung lesions on chest radiographs of patients with suspected lung cancer
後ろ向き単施設研究 (CXR-AID 名指し)肺がん疑い 399 例の胸部 X 線で、CXR-AID の肺結節検出感度は 0.80 でした。結節が大きく充実性で重なり構造がない場合に検出されやすく、視認性スコアが高いほど感度が上がっています。CT を参照基準とした評価です。
PMID: 38032419 ↗Performance of an artificial intelligence-based software in detecting pneumothorax on supine chest radiographs: a retrospective study
後ろ向き単施設研究 + リーダー試験 (CXR-AID 名指し)臥位胸部 X 線での気胸検出は全体感度 61.0%・特異度 94.3% で、最大幅 35mm 超の大きな気胸では感度 97.4% でした。リーダー試験では研修医の感度を有意に改善し (46.8%→57.3%)、専門医では特異度を有意に改善しました。下肺野の検出は依然として課題と報告されています。
PMID: 41807842 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。CXR-AID Ver3.0の提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 3 / 5認証と開示
3/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 公開資料では確認できず
- 事故時の連絡窓口
- 記載あり (出典 ↗)
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISMS (ISO/IEC 27001) ↗登録簿で確認・有効期限 2027-06-01 (登録範囲は「ヘルスケアITソリューション…」で個別の製品名の記載なし)
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-13
補足: 富士フイルムの「セキュリティ関連情報」(CXR-AID 用の資料) に、インシデント発生時の対応 (ネットワークからの切り離し・サービス担当者への連絡) とサポート終了後の脆弱性対応の方針が書いてある。データの保存場所・AI 学習への利用・MDS/SDS・ガイドライン名・二要素認証の記載は、製品ページと上記資料には見当たらない。ISMS は富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部の登録 (個別製品名は登録範囲に無い)。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
医療機器プログラム (SaMD)
⚠️ 本製品は薬事承認された医療機器プログラムです。効能・効果・診断性能に関する評価は投稿できません。導入のしやすさ・サポート・費用・現場運用の観点でお願いします。
実導入者の声を募集中
この製品にはまだレビューがありません。実際に導入された医療従事者の声を募集しています。
CXR-AID Ver3.0 を使っていますか?
導入を迷っている院長にとって、使っている人の率直な声は何よりの手がかりです。あなたの 5 分が、次の院長の判断材料になります。
- 5 分ほど。良い点も困った点も、そのままで
- お名前・医療機関名は公開しません
- お名前・医療機関名はベンダーにも伝えません。ベンダーは口コミを書き換え・削除できません
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
同じカテゴリの製品
掲載順は評価順ではありません (国内提供 → 五十音/アルファベット順)。
掲載情報は調査時点の公開情報に基づきます。事実の項目 (会社・料金・連携など) は、公開の前に掲載企業にも誤りがないかを確かめてもらっています。評価と本文は編集部が決めています (編集ポリシー)。製品仕様・規制ステータスの変更は随時更新します。 掲載ロゴは各社の商標であり、各社・各製品を識別する目的で使用しています (出典: 各社公式サイト)。 本ページには資料請求の取次・アフィリエイトなど報酬が発生する導線が含まれる場合がありますが、報酬や提携の有無は評価・掲載順位に一切影響しません (編集ポリシー)。
