IMAGING AI

CXR-AID Ver3.0
提供: 富士フイルム·AI 胸部 X 線
- 査読研究 2 件
- 価格情報公開
富士フイルムメディカル株式会社が提供する胸部単純 X 線画像の病変検出ソフトウェア (薬機法 SaMD) です。撮影した胸部 X 線を自動解析し、病変が疑われる領域を検出・マーキングして、医師の読影での見落とし防止を支援してくれます。Ver3.0 では検出対象が従来の 3 所見から 10 所見へ拡充されました。検査 (画像読影) フェーズに効く診断支援ツールです。

- 規制
- SaMD承認
- エビデンス
- CXR-AID を名指しで評価した査読付き観察研究が複数あります (肺結節検出・気胸検出の後ろ向き単施設研究)。前向き実装研究・RCT・SR は未確認です。
- 連携
- 公式ページにシステム構成図が掲載されていますが、連携先の PACS・モダリティ・読影ワークステーションの具体的な製品名の記載は確認できませんでした。他社システムとの連携は営業担当への相談と案内されています。
- 価格開示
- 公式サイトに公開価格表はありません。他社システムとの連携を含め営業担当への相談と案内されており、施設構成に応じた個別見積もりと見られます。
- 実績
- 2021 年 8 月の販売開始以来、国内で累計 4,000 施設以上に導入されたと公式プレスが公表しています (2025 年 12 月末時点)。
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-06-12。
製品概要
CXR-AID は、撮影した胸部単純 X 線画像を自動解析し、病変が疑われる領域を検出してマーキングするソフトウェアです。検出された領域を医師が再確認することで、読影での見落とし防止を支援する設計になっています。放射線技師に追加の処理負担をかけずに医師が結果を閲覧できる、と公式は説明しています。
Ver3.0 では、検出対象が従来の 3 所見 (結節・腫瘤影、浸潤影、気胸) から 10 所見へ拡充されました。新たに無気肺・石灰化・瘢痕・胸水・気腹 (フリーエア)・心拡大・縦隔拡大の 7 所見が加わっています。また、所見が重なる領域でも所見ごとに独立した輪郭線を表示できるようになり、混在する所見をより見分けやすくなったとのことです。ヒートマップと輪郭表示は 3 パターンから選べます。
薬機法に基づく承認を取得した医療機器プログラム (SaMD) で、販売名は「胸部X線画像病変検出(CAD)プログラム LU-AI689型」、承認番号は 30300BZX00188000 です。Ver3.0 は 2026 年 2 月 6 日に提供が開始されました。
提供企業: 富士フイルムメディカル株式会社
確認できた仕様・提供状況
主要機能
- 胸部単純 X 線画像の自動解析と病変疑い領域の検出・マーキング
- 検出対象 10 所見 (結節・腫瘤影、浸潤影、気胸、無気肺、石灰化、瘢痕、胸水、気腹、心拡大、縦隔拡大)
- 重複所見領域での所見ごとの独立した輪郭線表示 (Ver3.0)
- ヒートマップ・輪郭表示を 3 パターンから選択
- 所見名・スコア (確信度) の個別表示
- 放射線技師の追加処理負担なく医師が結果を閲覧
日本展開
国内提供中の薬機法承認 SaMD です。販売名「胸部X線画像病変検出(CAD)プログラム LU-AI689型」(承認番号 30300BZX00188000) として 2021 年 8 月から販売され、Ver3.0 が 2026 年 2 月 6 日に提供開始されました。
価格
公式サイトに公開価格表はありません。他社システムとの連携を含め営業担当への相談と案内されており、施設構成に応じた個別見積もりと見られます。
エビデンス成熟度「査読付き観察研究」 (CXR-AID を名指しで評価した査読付き観察研究が複数あります (肺結節検出を評価した後ろ向き単施設研究、臥位胸部 X 線での気胸検出を評価した後ろ向き単施設研究)。いずれも後ろ向き単施設のため level 3 とし、前向き実装研究・RCT・SR は未確認なので 4 以上は付けず保守的に判定しています。) × 市場定着度「デファクト級」 (2021 年 8 月の販売開始以来、国内で累計 4,000 施設以上に導入されたと富士フイルムメディカルの公式プレスが公表しています (2025 年 12 月末時点)。数千施設規模の全国普及で、国内の AI 胸部 X 線領域では普及が進んだ製品です。)。
CLINIC AI LAB MAP — IMAGING AI
判定済 30 / 30 製品
- 出典: Takamatsu 他, Jpn J Radiol 2023 — 肺がん疑い 399 例で CXR-AID の肺結節自動検出性能を評価した後ろ向き単施設研究 (感度 0.80) ↗
- 出典: Nakamura 他, Emerg Radiol 2026 — 臥位胸部 X 線で CXR-AID の気胸検出性能を評価した後ろ向き単施設研究 + リーダー試験 ↗
- 出典: 富士フイルムメディカル 公式ニュース (2026-02-06) — CXR-AID Ver3.0 提供開始、国内累計 4,000 施設以上 (2025 年 12 月末時点) ↗
- 出典: 映像情報Medical — CXR-AID 国内 2,000 施設導入 (富士フイルムメディカル発表) ↗
この製品を対象とした研究
Performance of artificial intelligence-based software for the automatic detection of lung lesions on chest radiographs of patients with suspected lung cancer
後ろ向き単施設研究 (CXR-AID 名指し)肺がん疑い 399 例の胸部 X 線で、CXR-AID の肺結節検出感度は 0.80 でした。結節が大きく充実性で重なり構造がない場合に検出されやすく、視認性スコアが高いほど感度が上がっています。CT を参照基準とした評価です。
PMID: 38032419 ↗Performance of an artificial intelligence-based software in detecting pneumothorax on supine chest radiographs: a retrospective study
後ろ向き単施設研究 + リーダー試験 (CXR-AID 名指し)臥位胸部 X 線での気胸検出は全体感度 61.0%・特異度 94.3% で、最大幅 35mm 超の大きな気胸では感度 97.4% でした。リーダー試験では研修医の感度を有意に改善し (46.8%→57.3%)、専門医では特異度を有意に改善しました。下肺野の検出は依然として課題と報告されています。
PMID: 41807842 ↗
業務フロー上の位置
編集部の検証
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、 公開され次第ここに並びます。
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