AI 画像診断

LOOKREC
提供: エムネス·クラウド PACS・画像共有
- 査読研究 2 件
- 連携の記載 3 件
- 公表導入 5 件
広島の放射線科医が創業した株式会社エムネスが提供する、Google Cloud 基盤のクラウド型 DICOM データプラットフォームです。
CT・MRI などの検査画像をクラウドで保管・共有し、遠隔読影の依頼からレポート受領までを一つの環境で行えます。ビューア部分は疾病診断用プログラムとして医療機器認証を取得しています (管理医療機器・クラス II、認証番号 227AGBZX00096000)。
- 料金 (公式)
- 問い合わせ
- 導入の広がり
- 4 / 5大規模普及
- セキュリティ
- 1 / 5基礎の開示 · 医療機器
- エビデンス
- 3 / 5査読付き観察研究
- 編集部の最終確認
- 2026-10-07
製品の画面 (公式サイトより)
カテゴリ内の位置
同じカテゴリの製品の中での位置を「セキュリティ」×「導入の広がり」で示します。横軸はボタンでエビデンスに切り替えられます。段の根拠と出典を見る →
この製品でできること
7 項目- DICOM 画像のクラウド保管・共有Google Cloud 基盤
- 医療機器認証を取得したブラウザビューア計測・三次元画像処理・マルチフレーム表示
- 遠隔読影依頼〜レポート受領のシステム化常勤読影医約 10 名体制
- 過去画像のワンクリック比較
- 3D ビューワオプション
- オンライン勉強会・カンファレンスでのビューア共有
- モダリティ接続・各社電子カルテ連携仕様による
製品概要
LOOKREC (ルックレック) は、CT・MRI などの検査画像 (DICOM データ) をクラウドに保管し、医療機関や医師の間でリアルタイムに共有するプラットフォームです。従来のオンプレミス型 PACS と違って専用サーバや専用端末を置かず、インターネット環境と Google Chrome ブラウザだけで使えるのが特徴で、現役の放射線科医と IT 専門家が組んで開発したと公式は説明しています。
ビューア部分は「疾病診断用プログラム」(汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム) として管理医療機器 (クラス II) の認証を取得しており (認証番号 227AGBZX00096000)、計測処理・三次元画像処理・マルチフレーム表示などのワークステーション機能を診療に使えます。添付文書上は CT・MRI に加えバーチャルスライド機器 (病理画像) にも対応します。過去画像のワンクリック比較、オプションの 3D ビューワ、クラウド上でビューアを共有するオンライン勉強会・カンファレンスといった使い方も公式が案内しています。
開発元のエムネスはもともと 2000 年創業の遠隔画像診断のパイオニアで、常勤読影医約 10 名体制の遠隔読影サービスを LOOKREC 上でそのまま依頼できます (延べ 291 万件の受注実績はベンダー公表値)。クリニックにとっては、CD-ROM の受け渡しの代わりに URL 共有で他院コンサルや読影依頼ができる点が実務上のポイントです。
基盤は Google Cloud で、ISMS クラウドセキュリティ認証を取得していると公式は説明しています。導入費・更新費 0 円をうたい、クリニックを中心に大学病院・健診センター・自治体などでも使われているとのことです。
確かめられた事実
公式資料・公的資料など一次ソースで確かめられたことだけを載せています。
- 規制 ✓ 一次確認済み
- 国内認証済(クラスII)
- エビデンス ✓ 一次確認済み
- LOOKREC を伝送基盤に用いた査読付きの後ろ向き観察研究が 2 本確認できます (モンゴル・日本間の遠隔病理コンサル 173 例、国内の病院間遠隔画像連携 56 例)。いずれもベンダー所属の著者が共著に入っている点は割り引いて見てくださいね。製品を対象とした前向き研究や RCT は確認できませんでした。
- 連携 ✓ 一次確認済み
- CT・MRI 等のモダリティや院内サーバから DICOM データを受け取り、クラウドに保管する構成です。添付文書上はバーチャルスライド機器 (病理画像) にも対応します。各社電子カルテとの連携実績があると公式は説明していますが、対応可否は仕様によるとのことです。動作対象ブラウザは Google Chrome のみです (添付文書記載)。
- 価格開示 ✓ 一次確認済み
- 導入費・更新費 0 円と公式サイトに記載されています (導入時に訪問対応が必要な場合は別途費用)。月額利用料の公開価格表はなく、保存容量やモダリティ数に応じて見積もる問い合わせ式です。無料トライアルも用意されています。
- 実績 ✓ 一次確認済み
- 導入施設数は 2025 年 7 月時点で 1,500 件を突破し、2025 年 10 月の創業 25 周年時点では 1,600 施設超と公式プレスリリースで公表されています。公式サイトには保管検査画像数 700 万人分突破 (2025 年 10 月時点) という数字も掲げられています。いずれもベンダー公表値です。
- セキュリティ ✓ 一次確認済み
- セキュリティはレベル 1 / 5 (基礎の開示)。提供会社が ISO/IEC 27017 を取得と、公式資料・登録簿で確かめられています。なお、医療機器として承認・認証を受けた製品で、医療機器の基準は段とは別の物差しです。 根拠と出典を見る →
確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。
製品データ
- 提供企業
- 株式会社エムネス
- 本社
- 広島県広島市南区東雲本町
- 設立
- 2000 年
- 日本での提供
- 国内製品です。疾病診断用プログラムとして管理医療機器 (クラス II) の認証 (227AGBZX00096000) を取得しており、導入施設数は 1,600 施設超 (2025 年 10 月時点、ベンダー公表値) です。
- 連携
- 各社電子カルテ (連携実績あり・仕様による)
- CT・MRI 等モダリティ (DICOM 接続)
- バーチャルスライド機器 (病理画像)
- 公表されている導入先
- 相馬中央病院 (福島県)、ばば脳神経外科・救急科・健診クリニック (大阪府)、医療法人横浜医仁 上田クリニック (脳神経外科) ほか 2 件出典を見る →
編集部の検証記事
この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。
料金
公式に公開されている料金
問い合わせ
公式サイトに公開価格表はありません。導入費・更新費は 0 円 (導入時に訪問対応が必要な場合は別途費用) で、保存容量やモダリティ数に応じた月額プランを個別に見積もる形と公式は説明しています。自己サインアップでの無料トライアルも用意されています。
見積もりでは、ここをそろえて聞くと比べやすくなります
- 医師数・端末数 (ライセンスの数え方)
- 初期費用・導入支援費の有無
- 月額・保守費に含まれる範囲 (サポート・改定対応)
- 電子カルテなどとの連携にかかる追加費用
- 契約期間と解約の条件
編集部のチェックリストです (どの製品にも同じ項目を出しています)。
導入の広がりとエビデンスの段階
導入の広がり「大規模普及」(導入施設数 1,500 件突破 (2025 年 7 月)、1,600 施設超 (2025 年 10 月) が公式プレスリリースで公表されており、全国 100+ 施設級を大きく超える普及が確認できるため level 4 と判定しています。数千施設の業界標準までは確認できません。)。 エビデンス成熟度「査読付き観察研究」(LOOKREC を画像伝送基盤として評価した査読付き後ろ向き観察研究が複数確認できます (モンゴル遠隔病理コンサル 173 例で診断一致率 82.7%、国内病院間の遠隔画像連携 56 例)。製品を対象とした前向き研究・RCT は確認できないため、保守的に level 3 と判定しています。)。
この製品を対象とした研究・実証
The experience of introducing telepathology in Mongolia
後ろ向き観察研究 (遠隔病理コンサル 173 例)モンゴルの病理医と広島大学の専門病理医の間の遠隔病理コンサル 173 例 (2019-2022 年) で、デジタルスライドの伝送に LOOKREC が使われ、診断一致率は 82.7% だったと報告されています。ベンダー所属の著者が共著に入っています。
PMID: 37811336 ↗Teleradiology-Based Referrals for Patients with Gastroenterological Diseases Between Tertiary and Regional Hospitals
後ろ向き観察研究 (病院間紹介 56 例)クラウド型画像共有システム (LOOKREC) を介した地域病院から三次病院への消化器疾患紹介 56 例で、紹介から入院まで中央値 1 日・治療開始まで中央値 2 日と報告されています。ベンダー所属の著者が共著に入っています。
PMID: 39289305 ↗
公表されている導入実績
- 相馬中央病院 (福島県)創業 25 周年プレスリリースで導入先として紹介されています。出典 ↗
- ばば脳神経外科・救急科・健診クリニック (大阪府)創業 25 周年プレスリリースで導入先として紹介されています。出典 ↗
- 医療法人横浜医仁 上田クリニック (脳神経外科)公式導入事例です。クリニック引継ぎ時の MRI 導入に合わせてフルクラウド型 PACS として採用し、3D ビューワを日々活用していると紹介されています。出典 ↗
- おかむらクリニック (在宅療養支援診療所)公式導入事例です。訪問先でも画像を即時確認でき、診療の効率化につながったと紹介されています。出典 ↗
- にしたんARTクリニック 東京丸の内本院 (不妊治療)公式導入事例です。電子カルテ更新に合わせ、容量無制限の DICOM 格納ツールとして採用したと紹介されています。出典 ↗
セキュリティ
安全度の格付けではありません。LOOKRECの提供元が公開している資料で、患者さんの情報を守る仕組みをどこまで確かめられたかを、 国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるものに沿って、編集部が組んだ 5 段階で示します。 「評価保留」や「確認できず」は、対策が無いという意味ではありません — 提供企業に直接聞くのが確実です (判定の基準)。 国のガイドラインは法律ではありません。段が低いことは、法令違反や、国の基準を満たしていないことを意味しません。医療情報を扱わない製品は、ガイドラインの対象にならないこともあります (国が定めた格付けではありません)。
医療機器として承認・認証
薬機法の医療機器として承認・認証を受けています。ネットワークにつながる医療機器プログラムなどは、2024 年 4 月から、サイバーセキュリティ対策が医療機器の基準への適合の条件になりました (それ以降の申請では審査で資料が確かめられ、それより前に承認・認証された製品は製造販売業者が自ら適合を確かめます)。この製品の対策を編集部が確かめたものではありません。下の段は IT サービスとしての公開資料の範囲を見たもので、医療機器の基準とは別の物差しです。
セキュリティレベル 1 / 5基礎の開示
1/5- 1. 基礎の開示
- 2. 医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: 医療向けの開示 (MDS/SDS、ガイドライン名の明記、または保存場所と、データの扱いか事故時の窓口)
- 3. 認証と開示公開資料で確認できなかったもの: ISMS・プライバシーマーク、または国が同等とする認証 (SOC 2・ISMAP 等)
- 4. 認証と医療向けの開示公開資料で確認できなかったもの: レベル 2 の条件 (医療向けの開示)・レベル 3 の条件 (認証と開示)
- 5. 確認書類までそろう公開資料で確認できなかったもの: レベル 4 の条件の一部・開示書 (MDS/SDS) か、厚労省チェックリストの事業者確認用への回答を公開・提出できるとの記載 (公開は義務ではありません。提出の可否は提供元にお尋ねください)・二要素認証を提供しているとの記載 (令和 9 年度以降の新規導入・入れ替えのときに医療機関に求められる)
段は、国のガイドラインが IT の提供事業者に求めるもののうち、公開資料で確かめやすいものに合わせています。2 (開示) と 3 (認証) は別の道で、両方そろうと 4 です。
- 医療情報の保存場所
- 公開資料では確認できず
- データの扱い
- 方針はあるが、学習利用には触れていない (出典 ↗)
- 事故時の連絡窓口
- 公開資料では確認できず
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS)
- 公開資料では確認できず
- 安全管理ガイドラインへの対応表明
- 公開資料では確認できず
- 第三者認証・保証
- ISO/IEC 27017 ↗提供元の表明
- 二要素認証
- 公開資料では確認できず
- 事業者確認用 15 項目 (厚労省チェックリスト)
- 公開資料では確認できず
- 確認日
- 2026-10-07
補足: トップに「ISMSクラウドセキュリティ認証を取得」とあるのみ (27017 と番号の明記・対象範囲・登録簿での確認なし)。保存場所・MDS/SDS・ガイドライン名は security-policy / privacy-policy にも記載なし。
提供企業の方へ: 記載に誤りや更新があれば partner@clinicailab.com へ出典 URL をお送りください。公開資料で確かめられた場合に限り、確認日とあわせて更新します (提携の有無で扱いは変わりません)。確認が済むまでは「提供元に確認中」と表示します。
導入前にベンダーへ確かめたい 5 つのこと
- セキュリティ開示書 (MDS/SDS) を出してもらえますか医療情報を扱う製品の安全対策を、業界共通の書式で一覧できる書類です。他社と同じ書式で並べて比べられます。
- 厚労省の安全管理ガイドライン (第7.0版) のどこまでに対応していますか院とベンダーのどちらが何に責任を持つか (責任分界) を、契約の前に書面で決めておくためです。
- ログインの二要素認証に対応していますか電子カルテなどは、更改の時期に合わせて二要素認証が求められていきます。 いつから必要かを整理した記事 →
- データはどこに保管され、バックアップはどう取っていますか国内保管か、バックアップから何時間で戻せるかは、ランサムウェア被害のときの診療再開を左右します。
- 障害やサイバー攻撃のとき、誰がいつ連絡をくれますか連絡窓口と初動の約束 (何時間以内に連絡するか) を、導入前に確かめておくと慌てずに済みます。
医療機関のセキュリティ全般は セキュリティのまとめへ。
本媒体は患者向けの広告ではなく、医療機関向けの業務支援ツールの比較情報です。レビューは、製品を導入・利用している医療機関の方の投稿です。投稿者は所属先のメールアドレス (無料・携帯のメールは不可) か保険医療機関の名簿などで確かめ、内容は機械と AI で確認して、疑いのあるものは編集部が読んでから載せています。導入・利用していることは、投稿者の申告と内容で判断しています。掲載するレビューと提供会社の公式返信は、投稿された文のまま載せます (編集部も提供会社も本文を書き換えません。規約に反するものは、書き換えずに非公開にします)。
レビューの掲載基準・経路表示(PR/ベンダー依頼)・送信防止措置の手続きは編集ポリシー (実導入者レビュー)に従います。★は企業の依頼によらない実導入者の評価の単純平均のみで、アフィリエイト報酬・ベンダー拡充枠・依頼レビューの契約とは連動しません。
同じカテゴリの製品
掲載順は評価順ではありません (国内提供 → 五十音/アルファベット順)。
掲載情報は調査時点の公開情報に基づきます。事実の項目 (会社・料金・連携など) は、公開の前に掲載企業にも誤りがないかを確かめてもらっています。評価と本文は編集部が決めています (編集ポリシー)。製品仕様・規制ステータスの変更は随時更新します。 掲載ロゴは各社の商標であり、各社・各製品を識別する目的で使用しています (出典: 各社公式サイト)。 本ページには資料請求の取次・アフィリエイトなど報酬が発生する導線が含まれる場合がありますが、報酬や提携の有無は評価・掲載順位に一切影響しません (編集ポリシー)。
