AI 画像診断

nodoca のロゴ

nodoca

提供: アイリス·AI 感染症診断(咽頭画像・インフルエンザ/新型コロナ)

国内承認済(咽頭カメラ+AI プログラム)・保険収載JP
  • 査読研究 3 件
  • ベンダー実証・調査 1 件
  • 連携: nodoca クラウド (患者登録・問診入力) / Symview (株式会社レイヤード) / メルプ WEB 問診 (株式会社 HERO innovation)
  • 公表導入 3 件

アイリス株式会社の、咽頭 (のど) をカメラで撮影した画像と問診情報を AI が解析し、インフルエンザに特徴的な所見を検出して診断を補助する医療機器です。鼻やのどの奥を拭う検体採取が不要で、判定は数秒〜十数秒、保険診療 (D296-3、305 点) で行えます。2025 年 10 月には、同じ撮影で新型コロナのスクリーニングもできる機能 (nodoca 3) が追加承認されました。公式サイトによると、全国の 2,000 施設以上の医療機関に導入されています (2025 年 11 月時点)。

料金 (公式)
305 点 (3,050 円) / 時間外加算 200 点
エビデンス
4 / 5査読付き前向き・実装研究
導入の広がり
4 / 5大規模普及
最終確認
2026-10-07
AIが印を付けた胸部X線を確認する医師

院内のどこで使う?

院内ツアーで「X 線室」の導入後を歩く →

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製品の画面 (公式サイトより)

アイリスの PR TIMES プレスリリース「日本初のAI新医療機器『nodoca』2022年12月23日(金)より一般販売開始」の見出しと、咽頭カメラ本体・解析画面・診察の様子を載せた製品イメージ
まずは製品の顔から。2022年12月の一般販売開始時のプレスリリースで、手持ちの咽頭カメラと、咽頭の画像を表示する画面が並んでいます。現行は新型コロナ判定にも対応した nodoca 3 です。出典: 公式サイト (2026-10-07 取得) ↗

製品概要

nodoca (ノドカ) は、専用のカメラでのどの奥 (咽頭) を撮影し、その画像と体温・自覚症状などの問診情報を AI が解析して、インフルエンザに特徴的な所見を検出する医療機器です。咽頭の奥の壁にできる「リンパ濾胞」と呼ばれる小さな盛り上がりなどの所見を AI が見ています。ウイルスそのものを調べる検査ではなく、のどの見た目の変化と症状から判断する点が、迅速抗原検査との大きな違いです。

使い方は、カメラにクリアシース (使い捨てのカバー) をつけて咽頭を撮影し、問診情報を入力するだけで、数秒〜十数秒で結果が出ます。綿棒で鼻やのどを拭う検体採取が要らないので、治験では痛みの評価 (NRS) が平均 0.8 と低く、参加者の 90.6% が「今後も nodoca の検査を受けたい」と答えたと公式は説明しています。2025 年 10 月に新型コロナのスクリーニング機能が追加され、インフルエンザ判定と同じ画像から、「検出あり・検出なし・判定保留」を出せるようになりました。

診断補助である点を、必ず押さえておいてください。PMDA の審査では、AI の性能の目標は満たされた一方、イムノクロマト法に対する感度の非劣性は示されず、確定診断を目的としないこと、イムノクロマト法の代替ではないことが注意事項に盛り込まれました。咽頭後壁にリンパ濾胞が出る他の感染症との鑑別も、現時点では十分にできないと記されています。新型コロナ機能は、公式発表で「判定保留」の割合が 72.8% と大きく、独立した研究では新型コロナの陽性者の約 23% がインフルエンザ陽性と判定されたという報告もあります。結果は、診察の所見と合わせて総合的に判断する前提の機器です。

提供企業: アイリス株式会社(東京都中央区) ・ 2017 年設立

確かめられた事実

規制
国内承認済(咽頭カメラ+AI プログラム)・保険収載
エビデンス
国内 11 施設の臨床試験 (PCR 法との比較で感度 76.0%・特異度 88.1%) と、その論文 (JMIR 2022) があります。ただし PMDA の審査では、イムノクロマト法に対する感度の非劣性は示されず、イムノクロマト法の代替ではないとされました。新型コロナ機能は、前向きの多施設データでの評価 (JMIR Form Res 2026) と、独立した施設による実臨床の解析 (PLOS Digit Health 2026) が出ています。
連携
クラウド (nodoca クラウド) 上で患者登録と問診入力を行い、Web 問診システム (Symview、メルプ WEB 問診、ユビー AI 問診、チェックオン) で取得した問診情報を、管理画面からコピー・貼り付けして入力できると公式サイトに書かれています。電子カルテへの直接連携は確認できませんでした。
価格開示
機器本体の価格は公式サイトに公開されておらず、問い合わせ式です。検査の保険点数は D296-3 で 305 点と公式サイトに明記されています (迅速抗原検査の組み合わせ 301 点とほぼ同水準と、公式は説明しています)。
実績
2022 年 12 月の発売後、2023 年 12 月には 47 都道府県のすべてに導入先ができ、2025 年 10 月時点で 2,000 台以上が販売され、10 万人以上の診断に使われたとアイリスは説明しています。公式サイトでは 2025 年 11 月時点で 2,000 施設以上に導入とされ、導入事例のインタビューも掲載されています。

確認できた事実のみを一次ソースに基づき表示し、数値スコアは使いません (検証方法)。 最終確認 2026-10-07。

確認できた仕様・提供状況

主要機能

  • 咽頭画像と問診情報の AI 解析によるインフルエンザ診断の補助 (6 歳以上)
  • 新型コロナのスクリーニング機能 (nodoca 3、インフルエンザ検査のオプション、単独利用は不可)
  • 検体採取不要、判定は数秒〜十数秒
  • 保険診療で実施可能 (D296-3、305 点)
  • Web 問診システム (Symview・メルプ WEB 問診・ユビー AI 問診・チェックオン) との連携 (コピー・貼り付け)
  • クラウド (nodoca クラウド) で患者登録・問診入力・結果管理

連携

  • nodoca クラウド (患者登録・問診入力)
  • Symview (株式会社レイヤード)
  • メルプ WEB 問診 (株式会社 HERO innovation)
  • ユビー AI 問診 (Ubie 株式会社)
  • チェックオン (株式会社エヌオーシー)

日本展開

国内製品です。販売名「nodoca (ノドカ)」、一般的名称は「内視鏡用テレスコープ」「内視鏡用疾患特徴所見検出支援プログラム (新設)」で、医療機器承認番号は 30400BZX00101000 です。日本で初めて承認された AI 搭載の新医療機器として、2022 年 4 月 26 日に製造販売承認を取得したとアイリスは発表しています (審議は 2022 年 3 月 9 日)。2022 年 12 月に発売・保険適用となりました。2025 年 10 月 2 日には、新型コロナの判定機能が一部変更承認され、10 月 26 日に nodoca 3 として提供が始まっています。

編集部の検証記事

この製品を扱う検証記事はまだありません。検証は一次資料 + 医師の確認で行い、公開され次第ここに並びます。

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